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2日に公表されたワシントン.ポスト/ABCニュースの全国世論調査によると、ヒラリー.クリントンはまだ、他の大統領共和党候補者および潜在的候補者の全員をリードしている。しかし、幾つかの疑惑により、クリントンの支持率は総体的に 2ヶ月前に比較すると低下している。民主党の最有力候補者は相変わらずクリントン、共和党最有力者はジェブ.ブッシュであるが、国民は圧倒的に両氏が彼等の前任者の政策に従うことより新たな政策を掲げることを望んでいる。

以下の表は9人の候補者(ヒラリー.クリントン、ジェブ.ブッシュ、マルコ.ルビオ、スコット.ウォーカー、テッド.クルーズ、ランド.ポール、クリス.クリスティ、マイク.ハッカビー、リック.サントラム)について、それぞれ好ましいか、好ましくないかを聞いた結果の支持率である。

候補者名 好ましい 非常に好ましい 好ましくない 非常に好ましくない
クリントン 45% 24% 49% 39%
ブッシュ 32% 8% 51% 34%
ルビオ 31% 9% 31% 17%
ウォーカー 21% 9% 31% 20%
クルーズ 25% 7% 38% 25%
ポール 31% 8% 40% 21%
クリスティ 22% 5% 48% 29%
ハッカビー 28% 9% 41% 24%
サントラム 21% 6% 40% 26%

候補者を決定する上で何が最も重要ですか、という質問に対して(1)課題に対する候補者の立場を重視すると答えた率は44%で、(2)自分のような人達の問題を候補者がどれだけ理解しているかを重視すると答えた率は42%、(3)いずれも同様に重要であると答えた率は10%であった。

次に、共和党および共和党支持傾向の無党派に対して「今日、大統領選の予備選が行なわれたら誰を選びますか」との質問に(1)ポールと答えた率は11%、ウォーカーは11%、ブッシュ10%、ルビオも同じく10%、ハッカビー9%、カーソン8%、クルーズ8%、クリスティ6%、サントラム4%であった。

同じ質問を共和党及び共和党傾向の成人に聞いたところ、それぞれの支持率は、ブッシュ13%、ポールおよびウォーカーは11%、ルビオおよびハッカビーは9%、カーソンおよびクルーズ7%、クリスティが5%、サントラムは3%であった。

民主党及び民主党寄りの投票登録者に、「今日大統領選の予備選が行なわれたら誰を選びますか」との質問に、クリントンと答えた率は62%、ジョー.バイデンに14%、バーニー. サンダースは10%、マーティン. オマリーは3%であった。

民主党及び民主党寄りの無党派の成人に、「今日大統領選の予備選が行なわれたら誰を選びますか」との質問に、クリントンと答えた率は63%、バイデンに14%、サンダースは9 %、オマリーは2%であった。

最も興味深い質問として「本日、大統領選が行なわれ、最終的な民主党大統領候補者はヒラリークリントン、共和党候補者はジェブ.ブッシュであった場合、どちらに投票しますか」との質問にクリントンと答えた率は49%、ブッシュは41%であった。

次に、「貴方が誰を支持しているかに関係なく、クリントンとブッシュが大統領候補者として指名された場合、どちらが勝利すると期待しますか」との質問にクリントンと答えた率は55%、ブッシュは39%であった。

また、クリントンが大統領に就任した場合、彼女はバラク.オバマの政策に従うと思うかとの質問に対し、同じ政策に従うと答えた率は34%であった。同じ政策が良いと思う率は10%であり、悪いと思っている人は23%であった。また、新しい政策を確率すると答えた率は58%であり、新しい政策が良いと答えた率は44%、悪いと思っている人は14%であった。

ブッシュが勝利した場合、兄と同じ政策に従うと思うかとの質問に、従うと思うと答えた率は40%、従うことが良いと答えた率は7%で、33%は悪いと答えた。新しい政策を確率すると答えた人は51%で、45%が新しい政策が良いと答え、悪いと答えた率はわずか5%であった。

今回の世論調査についてW.Pのベテラン.ジャーナリスト及びホワイトハウスの特派員であるダン.ハルツは、財団への寄付金集めの慣行、および国務長官時代に個人のEメール.アカウントを利用していたことで、ヒラリーの人気は腐食していて、支持率は2008年4月以来最低であると述べている。また、ブッシュは31日CBSのFace the Nationに出演し、「私は立候補する事を望んでいます」と述べたが、資金集め、全国的な選挙キャンペーン、キャンペーン.スタッフの雇用を既に実施している状況で、まだ正式な発表を決定していない彼の意欲に疑問があると指摘している。ブッシュはどちらかというと共和党の穏健派に支持されている。また、ブッシュ、ルビオは男女両方に支持されているが、ウォーカーは女性より男性に多く支持されている。共和党の中でも「非常に保守派である」と自称する人達に人気がある2人の候補者はクルーズとカーソンである。ウォーカーとルビオはイデオロギー的にはもっと広範にアピールしているが、彼等の支持者は中道よりむしろ右に傾いている。

クリントンは引き続き両党の最有力候補者であることは数値が示す通りであるが、ハルツ氏によると、彼女の人気度は2ヶ月前の同機関の調査結果より低下している。前回、好ましいと答えた率は49%であり、好ましくないと答えた率は46%であったが、今回逆転し、それぞれ45%および49%になっている。非常に好ましいと答えた2ヶ月前の率より6%ポイント低下し、非常に好ましくないと答えた率は2ヶ月前より4%ポイント上昇した。また、CNN/ORCが5月29日から31 日までに実施した世論調査ではヒラリーを好ましいと答えた率は46%、好ましくないと答えた率は50%であった。同機関が 3 月13日から 15日までに実施した調査では、好ましいと答えた率は53%、好ましくないと答えた率は44%であった。これらの結果は、総体的にクリントンの人気が4%から7%ポイント落ちていることを明白にした。

その主な理由は、クリントンはどうして国務長官時代に個人のE.メール.アカウントを利用したのかという疑問、およびクリントン財団に寄付した外国政府に特別な計らいがあったかどうかの疑惑が完全に解消していない為である。大統領候補者に対する国民の信頼性は勝利の重要な要素であるが、クリントンに対するイメージが改善するか又は悪化するかどうかは、これら二つの疑惑に対する解明次第であり、将来の世論調査結果に反映すると思われる。ブッシュを含む多数の共和党候補者は最終的に立候補する意図がありながら、まだ公式に発表していない。なぜなら、非公式な立場を維持する事の方が、早く公式に発表するより選挙資金集めに関して、有利な規則があるからである。

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