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4月、クラゲのような生物が西海岸のビーチで多量発見された。数日前カリフォルニア州のビーチに座礁した小さな蟹はまるで赤いカーペットのようである。異常な光景に地元の住人は驚愕しているが、多数の録画記録はその量も莫大であることを証明し、専門家はその一因について解明している。多くの科学者は極端な異常気象で被害を受けているのは人間だけでなく、海面気温の上昇で海洋生態系に変化が起きていると指摘している。

4月20日のナショナル.ジオグラフィックによると、ここ数週間で約十億のクラゲの一種であるカツオノカンムリが米国の西海岸のビーチで発見されている。中央カリフォルニア州のモントレー半島大学の海洋生物学者によると、それらの生物は4〜6週間前にオレゴン及びワシントン州のビーチに流され、その後カリフォルニアに現れ始めた。通常、その動物は食べ物を探すため風や水流に乗って海洋表面に浮くが、風向きが変わると海岸に押し流され、ほぼ確実に全滅すると述べている。海洋生物学者は、大量座礁は珍しいものではなく、3 年から6年に一度発生すると述べている。また、死亡したカツオノカンムリは西海岸に積み上げられていると推測し、それらが奇麗であっても一般の人がそれを収集するべきではない。適切な許可を得ず海洋生物を収集することはカリフォルニア州の法律に違反すると指摘している。

16日のワシントン.ポストによると、14日にオレンジ.カウンティのビーチで発見された巨大な数の蟹は海岸線を覆った。カリフォルニア大学サンディエゴのスクリップス海洋学研究所の収集マネージャーであるリンジィ.サラは、1〜3インチのザリガニのようなカニは「赤蟹」と呼ばれるもので、通常バハ.カリフォルニア沖の北西地域に集中していると述べた。彼女は「赤蟹は水柱を通って海底から移行する能力があります。蟹は海流、内波、及び潮流に影響を受けるので異なる水塊で押し流されます。一般的に、温水の侵入がある時期に、多量のマグロカニが流れるのを見ます」と述べたという。つまり水が非常に暖かい為に起きる現象であると説明している。昨年、南カリフォルニアの海で小さな赤カニを漁師が発見し、今年初めにカタリナ島や他の場所で散発的に押し流された蟹の発見が報告された。サンディエゴのビーチに数千の蟹が座礁し始めたのは今年5月中旬からである。

地元の住民は、拾い上げた蟹がまだ生きている場合もあることを発見している。一旦海岸に打ち上げられた蟹は海中に戻ることができるほど強くはないと話している。暖水は「大規模な海洋性気候の現象であるエルニーニョを含む様々な組み合わせによる原因の一つである」とサラは述べたという。研究者は、天候パターンの影響で海からの通常の熱量を吸収できない為、 アラスカ湾とカリフォルニアの海岸で局部的な温水面が形成されていると説明している。温水の影響を受けている生物は蟹だけではなく、 他の海洋生物および海洋食物連鎖に大きな変化があると報告されている。

専門家は、カリフォルニア州の海岸で多量の赤蟹が発見された一因は海洋の温度が上がっているためであると述べている。海洋動物保存に貢献し、この分野での著者であるキーラン.マルヴェイニーは「海洋の温水は、気候変動が実際起きている徴候の一つである」と述べている。また、「気候の注目は必然的に地球の表面に焦点をあてるが、それは我々が住んでいる部分だからである。地球温暖化の90%は加熱するが、大地や大気ではなく海である」と述べている。温暖化は海の表面に影響を与えているだけでなく、海洋温暖化の30%は700メートル以上深い海域で起きていて、最も深い深海域で発生しているという。

地球温暖化は実際、海水温度の上昇により、海洋生態系にも大きな影響を与えていると思われる様々な現象が起きている。クラゲのような生物や赤いカーペットを敷いたように多量の蟹が海岸で発見されることは単なる自然現象ではなさそうだ。ほとんどの科学者は、熱帯性暴風雨、高い降雨量、台風、ハリケーンなどの壊滅的な災害、極端な温度上昇または低下など、我々は予測不可能で極端な天候に直面しているかって経験しなかった時代に生きていると指摘している。極端な天候の被害を受けているのは人間だけではない為もっと深刻である。様々な異常現象が報告されている最近、ローマ教皇フランシスコ(英語:フランシス)は気候変動の影響を深く懸念している為、バチカンは明日法王の回勅を公表する。宗教を重視する米国一部の政治家の気候変動政策は、フランシスの考え方に影響を受けると見られている。

 

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