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近年健康維持に役立つ食品に関する情報はブームであるが、多数の研究者は癌と戦う特性を有する食品に注目している。特に優れた食品はフルーツ、お茶、全粒穀物類であるが、アメリカ癌協会の医師コリーン·ドイル氏は癌のリスクを確実に減少する食べ物を特定することは難しいものの、ある一定の食品に含まれているビタミン、ミネラル、植物化学物質、抗酸化剤のような多くの栄養素との相乗効果が健康保護と維持に役立つ可能性があると述べている。幾つかの健康食品は癌と戦う要素があることが科学的に証明されている。多数の栄養医学関連情報に紹介されている代表的な10の食品は下記の通りである。

(1)ベリー類:ベリーは癌の関連損傷から細胞を保護する抗酸化の化合物を含んでいる。また、ニューヨーク大学で栄養学の非常勤教授で著者のリサ·ヤング博士は、ベリー類は免疫システムを高めることができると述べている。また、ドイル医師は、ベリーはエラグ酸およびアントシアニンを含むポリフェノールを含有し、細胞への損傷に対抗し、削減し、修復する抗酸化物質を含んでいると説明している。

(2)ブドウ:特に紫と赤ブドウの皮にはレスベラトロールと呼ばれる植物化学物質が含まれ、これは抗酸化および抗炎症の作用がある。アメリカ癌研究協会によると、ブドウは癌細胞の成長を妨げ、腫瘍を抑制する可能性があることが表示されている。

(3)トマト: リコピンと呼ばれる酸化防止剤から鮮やかな赤色を得るトマトは損傷から細胞を保護し、適切に成長していない細胞を殺すことができるとドイル医師は述べてい る。また抗酸化物質の研究者であるドイツのデュッセルドルフ大学のヴィルヘルム.スタール博士は、UV光を吸収することで発生する癌から皮膚を保護するこ とが可能であると述べている。

(4)アブラナ科野菜(例:ブロッコリー、キャベツ、ケール):アメリカ癌研究協会によると、アブラナ科野菜はグルコシノレート、クランビン、及びインドール3カルビノールなど潜在的に癌と戦う成分を含んでいる。ニューヨーク州バッファローのロズウェル.パーク癌研究所の研究によると、アブラナ科野菜に含まれているスルフォラファンは体内の発がん性物質を取り除き、癌細胞の増殖を阻害する働きがある。他に胃癌、乳癌、皮膚癌、口内癌、咽頭癌、喉頭癌及び食道癌と戦うかもしれない 。

(5)ニンニク:アメリカ癌研究協会の栄養顧問カレン·コリンズ氏は、ニンニクには「癌プロセスのいくつかの段階に介入するように見えるアリル.スルフィドと呼ばれる独特の抗酸化の植物化学物質が含まれている」と述べている。栄養ジャーナル2007年の研究は、これらの化合物が結腸腫瘍形成および細胞増殖を阻害することを示唆している。更に、胃癌、食道癌、乳癌、肺癌および結腸癌などと戦う可能性もある。

(6)ティー(禄茶、紅茶):お茶に含まれるカテキンと呼ばれる抗酸化物質は、結腸、肝臓、乳房、前立腺、肺、皮膚、膀胱、胃や膵臓に発生する癌細胞の増殖を抑え、癌性腫瘍のサイズを減少させることが長年の研究により判明している。紅茶も利点はあるが、アメリカ癌研究協会によると、緑茶は3倍以上のカテキンを含んでいる。専門家はコーヒーの代わりに熱いまたは冷たい緑茶を飲むことを勧めている。

(7)豆類(エンドウ豆、レンズ豆):アメリカ癌研究協会の栄養顧問コリンズ氏は、豆類には野菜や全粒穀物のものとは異なる天然の植物化学物質が含まれていると述べている。研究によると、豆類には癌細胞の再生を防止することが明らかにされているサポニン、プロテアーゼ阻害剤およびフィチン酸などの物質が含まれている。2011年、ブリティッシュ.メディカル.ジャーナル(BMJ)に発表された研究の分析によると、豆類に含まれる繊維も大腸癌および胃癌のリスクを減らすことが可能である。

(8)全粒穀物:ミネソタ大学の公衆衛生学部の研究によると、全粒穀物を食べる人は殆ど食べない人に比較して 21%から43%癌のリスクが低い。精製穀物とは異なり、全粒穀物は酸化防止剤および他の栄養素がある糠および胚芽層を含んでいる。また、コリンズ氏は大腸で発酵する時に癌の誘導因子から細胞を保護する物質を生成する事ができる繊維を含んでいると述べている。全粒穀物は乳癌、大腸癌、胃癌と戦う可能性がある食品である。

(9)クルミ:ウェスト.バージニア州ハンティントンにあるマーシャル医学大学の准教授エレイン.ハードマン博士によると、フィトステロール(植物に発見されているコレステロールの様な分子)は、乳癌細胞のエストロゲン受容体を遮断することが判明しており、おそらく癌細胞の成長を遅らせていると述べている。

 

(10)魚:特に野生の鮭に含まれているオメガ3脂肪酸は癌のリスクを減少する。更にピンクの色素には抗がん剤の役目を果たす機能がある。免疫系を保護し、癌の予防に連結された抗炎症特性があることで知られている。更に、鮭に豊富に含まれているビタミンDは骨の形成、成長と強化を助けるカルシウムの吸収に役立つため必要不可欠な栄養素である。

上記の食品は多数の栄養医学専門家が頻繁に勧めている共通の代表食品であり、最も癌予防の食品として奨励されている。これに加えて、癌のリスクを減少させる努力は運動である。アメリカ癌協会による新しい癌予防指針は癌のリスクを事実上減少させる為には日常生活の通常の活動を超えて成人の場合、少なくとも毎日30分または週に5日(150分 )の中度または強程度の運動を行なう必要があると述べている。これには単なる短い歩行は含まれていないという。つまり、癌のリスクを減少させる為には特に食品の選択を意識し、毎日30分何らかの集中的な運動が必要である。

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