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労働省の最新の報告によると、米国は8月173,000の雇用を拡大し、失業率は5.1%に減少した。雇用は医療、レジャーおよび歓待産業で引き続き拡大しているが、三ヶ月前に比較すると総体的に控えめな増大である。製造業は減少し、幾分ミックスした印象のある経済状況は、連邦準備制度が今月末に金利を引き上げる決定をするかどうか、確信的な手がかりを与えていないようである。

今年最大の雇用を拡大した5月の280,000 に比較すると、8月は173,000で控えめな雇用増加が報告された。医療産業は引き続き41,000の雇用を拡大したが5月(47,000)に比較すると劇的な増加ではない。また、レジャーおよび歓待産業は5月に57,000の雇用を増加したが、8月には26,000の増加があっただけである。製造業は先月12,000の追加があったものの、8月には17,000の減少があった。

表1: 5月及び8月の失業率の変化

性別および人種別 5月(%) 8月(%)
成人男性 5.0 4.7
成人女性 5.0 4.7
十代 17.9 16.9
アジア系 4.1 3.5
白人 4.7 4.4
ヒスパニック 6.7 6.6
黒人 10.2 9.5
総体的な失業率 5.5 5.1

表2:3ヶ月間の週平均労働時間および時給の変化 。

5月 8月
製造部門週平均労働時間 40.7 40.8
工場の残業時間 3.3   3.3
生産及び非管理部門 33.7 33.7
非農業民間部門の平均時給 $ 24.96 $ 25.09
非管理部門の平均時給 $ 20.97 $ 21.07

参考:労働統計局

8 月の 173,000の雇用増加は3月以来、最も少ない成長率である。一方、失業率は5月まで5.5%を維持し、7月の5.3%から5.1%に減少した。また、非農業民間及び非管理部門の平均時給も幾分上昇したが、雇用拡大は過去2008年4月以来の低水準である。8月のマイナスおよびプラス要素が混同した雇用情勢の分析結果を労働省が報告した4日、株式市場は反応した。

ロイターによると、先週金曜日の株式市場は専門家の予測より投資関連の雇用拡大が低かった為、ダウ工業株平均及びナスダックは下がった状況で開始された。フロリダ州ピーターズバーグのレイモンド.ジェームス.ファイナンシャルの経済学者スコット.ブラウンは「賃金が加速している時、失業率は低下している状況は9月に利息をあげるため、強硬派により多くの弾薬を与えることになる」と述べている。株式市場の最近の混乱は、連邦準備制度が金利引き上げを年末まで待つかもしれないと予測する専門家もいる。一方、FRBの副会長スタンレー.フィッシャーは、8月に過去3年間で最大の降下があったS&P500に変動があれば、9月の利上げ決定は実現不可能であると決定することは早すぎると述べている。

いずれにしても、8月の雇用報告は、今後金利を引き上げる上で、労働市場の強さおよび景気回復の持続性の確信を専門家に与えていない印象も一部あり、幾分曖昧なムードのある経済状況である。

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