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大量銃弾用の銃を誰が必要とするのかという疑問は常に提起されていたが、カリフォルニア州は一般の国民が所持する必要のない危険な銃を州民投票で規制する方針を発表した。バージニア州は銃が犯罪者の手に渡らない措置を講じる厳しい銃規制の知事令を公表した。13日の民主党の討論会で米国は全米ライフル協会(NRA)に対して立ち上がる時が来たと述べたヒラリー.クリントン宣言の波動は既に顕われている事を示唆している。ヒラリーは16日、CNNのインタビューで NRAの銃推進活動は行き過ぎであると指摘した。

15日のロイターによると、カリフォルニア州の副知事ギャビン.ニューサムは大容量のマガジンの所持を禁止し、弾薬の購入にはバックグラウンド.チェックを要求することで州の銃規制法の強化を目的とした州民投票を実施することを公表した。ニューサムは2016年11月の大統領選の投票で有権者の同意を得ることを求めている。1993年、サンフランシスコのダウンタウンで8人が殺害された同州の銃乱射事件の現場で、ニューサムは、過去に通過出来なかった幾つかの基準を同州の「有権者は強く支持するでしょう」との希望を表明した。ニューサムは、この銃規制の公式発表で「私はこれをNRAに言います。我々が見ているように、貴方は政治家を威嚇することはできます。実に貴方は影響を与えています。しかし、貴方は国民を威嚇することはできません。国民に直接これを提起しているのはそのためです」と述べた。

州民投票の新たな銃規制には(1)銃の所有者は紛失や盗難銃を法執行機関に報告し、州および連邦政府の犯罪歴チェックのデータベースによる情報共有を改善する。(2)銃所持を既に禁止された重犯罪有罪判決者の銃を廃棄するプロセスを設定する。ニューサムおよび彼の支持者はこの法案を2016年の選挙投票台に置くため投票登録者366,000の署名を集める必要がある。また、このプロセスには200万ドル以上の費用がかかる事に加えて、銃規制に反対する人達の圧力にも直面するため、さほど簡単な事ではない。しかし、ニューサムはロイターとのインタビューで、幾人かの富裕者がこのキャンペーンに寄付する事を約束し、草の根運動でも寄付を集めることが可能であると語った。 最近オレゴン州の短大で9人が殺害されたことが彼の主な動機になっている。

バージニア州の知事テリー.マコーリフは15日、危険な人物が銃を入手することを防ぐための処置として銃規制の知事令に署名した。この知事令の要点は(1)銃犯罪を起訴する合同作業部隊を設立する。これは銃器の免許所持者のみが銃器販売の業務に従事し、銃器所有を禁止されている人はそれらを取得することが防止される。(2)銃器法違反者に対する調整および犯罪ケースを提起することを司法長官に承認する。(3)違法銃の活動のための内報ラインを確立する。(4)犯罪に使用される銃を追跡する。(5)重罪およびその他のケースで銃没収を求めることを裁判官と検察官に奨励する。(6)州政府建物内の銃器保持を禁止する。マコーリフ知事は「この行政命令での行動は人々を害するために銃を使用する人々から銃を引き離すため考案されたバージニア州の法律を更に良好に施行するのに役立ちます。私が召集する作業部隊は銃犯罪の訴追をもっと成功させるため確実なステップを踏まえ、その他のステップは銃の暴力から家族の安全を維持するための努力を支援することを概説しています。私たちは、常識的な銃の安全法規に対する政治的抵抗を克服する活動を続けながら、無意味な殺人を防ぐため私の職務において全ての力を駆使することに献身します」との声明を発表した。

ヒラリー.クリントンは13日の民主党の討論会で攻撃的な銃のロビー組織である「NRAに対して立ち上がる時が来た」と述べたが、一部州の民主党指導者は明らかにヒラリーの強い発言に鼓舞されたと思われる。NRAに厳然と対抗を表明した人物はヒラリーの次にカリフォルニア州の副知事である。マコーリフは2013年の知事選で個人的にも政治的にも親しいクリントン夫妻の応援を得て、ティーパーティの対抗者に勝利した。ヒラリーがNRAに対抗する時であると宣言した為、マコーリフが銃規制に関して何らかの行動を起こすことは必然的である。

クリントンは16日、CNNのジェイク.タッパーとのインタビューで憲法修正第二条は尊厳するが、NRAに「あまりにも威嚇されすぎていると思う」と述べた。また、銃所持者を含む大半のアメリカ人はユニバーサル.バックグラウンド.チェックを支持していると繰り返し言っていると語り、「最も極端な彼らのメンバーを代表し、絶対的な立場を取っているNRAがメーカーやディーラーに水を運んでいるのは間違っています」と指摘し、製造業者や販売業者の利益の為に奉仕していることは過剰であると暗示した。銃拡大を目指すNRAのロビー活動は米国の安全性を保護することより、利益追求が優先されていることを感じている大半の米国民が常識的なバックグラウンド.チェックを支持しているにも関わらず、共和党が支配する議会は長い間国民の良心を無視している。クリントンのように恐れず声を出す人が存在しなければ、銃の暴力が頻繁に発生している米国の現状を変えることは不可能である。

 

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