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フォックス.ビジネスとWSJの主催により10日夜、ミルウォーキーで開催された第四回目の共和党討論会の主な候補者はドナルド、トランプ、ベン.カーソン、ジェブ.ブッシュ、マルコ.ルビオ、テッド.クルーズ、カーリー.フィオリーナ、ランド.ポール、ジョン.ケイシックの 8人である。彼等の好感度を追跡している調査機関によると、トランプとブッシュの好感度およびイメージは低下している。討論会は知名度の拡大を促進し、画面で受けるイメージは好感度に著しい影響を与えている。

10日のギャロップ によると、トランプのイメージは低下している。彼のキャンペーン中のイメージは明らかに変化がある。8月後半及び9月初旬は最も高く33%の好感度を表示したが、現在は、これまで最も低いその半分に減少した。トランプの知名度採点は7月に追跡を開始した時92%であり、現在94%の国民に良く知られている。ヒラリー.クリントンと同じ識別範囲内に含まれている。しかし、トランプは重大な画像の問題があると指摘されている。彼の好感度は共和党候補者の中で実際にはかなり高く、ベン.カーソンに近い。トランプを好んでない人のほとんどは、彼に対して好ましくない意見があることを示唆している。具体的には、トランプに対する好ましくないとの印象を持っている率は39%であり、どの候補者より最も高い。好ましいとする意見55%から好ましくない意見39%を差し引くと、彼に対する純好感度は16%である。16%はカーソンの純好感度の1/3以下であり、昨夜4回目の討論会のステージに立つ候補者の中で最も低い。

カーソンは最も好ましいイメージを持たれているが、単に彼に関する意見が全くない共和党の大半はカーソンを好意的に見ていないという。8月に調査した時の知名度は47%で、好感度は35%あったが、11月8日には知名度は73%である。共和党の間で、彼を好ましいとする意見は65%で、好ましくないとする意見は8%であるため、純好感度は57%まで向上した。討論会が彼の知名度と好感度向上に貢献しているようである。8%の否定的レイトはどの候補者よりも最も低い。カーソンは現在、彼の伝記の信憑性について疑問を提起されている為、彼の純好感度は幾分減少したが、この傾向が続くかどうかを判断するにはまだ早過ぎるとギャロップは述べている。10日に開催された討論会で、「カーソンは彼の伝記を誇張している」とのメディアの疑惑に関する質問を受け、「点検されることに問題はありません。問題があることは嘘をつかれることです。私を知っている全ての人々は私が正直な人間である事を知っています」と答えた。カーソンが抱えている問題が好感度に多大な影響を与えるどうかを判断する数値は今後提供されるはずである。

ジェブ.ブッシュは共和党候補者の中で二番目に知名度が高い。しかし、米国で最も有名な政治族の末裔の一人であるが、彼の知名度82%はトランプより12%ポイント低い。5人に一人の共和党支持者は 「評価するには彼を十分知らない」と答えている。49%の共和党支持者は彼を好ましく思い、33%は好ましくないと思っている。従って、ブッシュの純好感度16%はトランプと同じであり、他6人の候補者より低下している。しかし、ブッシュの純好感度は夏初期のある時点で28%であったが、9月には11%まで下がり、11月に5%ポイント回復した。

フィオリーナの知名度採点は35%から、討論会での強いパフォーマンスに効果があり、一時67%まで上昇したが、最近58%まで減少した。彼女の純好感度も同様のパターンを示し、14%から40%に上がったが、現在28%である。しかし、トランプやブッシュより良好である。ルビオとクルーズの好感度は現在ほぼ同様である。ルビオの現在の純好感度採点は41%であり、追跡を始めた時の42%とさほど変化はないが、7月から現在まで、数週間に上下の変化を繰り返している。クルーズの純好感度採点は7月に34%、10月には28%に減少し、現在 38%である。

昨夜の討論会は経済専門のメディアが主催した為、主に経済問題が中心であり、特に税制問題に真剣な論争が行なわれたが、トランプは今回も精彩が悪くテレビ画像を通して見る印象は良くなかった。真剣に議論する事に関心がないという印象を与え、いつものように自身が多数の事業で成功している事など同じことの繰り返しで、補助的に対話を受けている印象がある。ブッシュは、彼のキャンペーンの経費を削減し、支持率はほぼ極端に落ちているにも関わらず、まだキャンペーンから引き下がる決断ができず、表情にゆとりがない点で葛藤している印象があった。ブッシュは幾つかの機会で、論争に入るタイミングがずれ、不器用な側面があり、討論は得意ではないという印象も与えた。トランプとブッシュは今回の討論会でパフォーマンスの側面から敗北組であると複数のメディアが評価した。トランプに対する共和党有権者の支持率低下傾向は、10月から総体的に好感度及びイメージが低下している現状とほぼ一致している。

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