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熱帯及び亜熱帯地域で発生している厳しい旱魃および壊滅的な洪水は著しい気候変動の影響であると言われている。8月には、ゴジラ.エルニーヨと呼ばれる大規模のエルニーヨ現象が懸念された。専門家は1997年からの異常な高温が米国で潜在的に平均以上の降雨量をもたらし、年末までにはその傾向が強くなると予測している。今年の春、既に幾つかの州で洪水が発生し、コロラド州は昨日から多数の航空便がキャンセルされている。専門家は今年から3月までに、間違いなく各地でエルニーヨの影響があると予測している。

16日 20インチ(約50cm)の降雪が予測されたため、デンバー国際空港は200便以上をキャンセルした。また、17日朝、風速50メートルの吹雪で通勤は危険であると予測された。ゴジラ.エルニーヨ現象が懸念されている一因は、太平洋で1997年から異常な高温が記録されている為である。17日のロスアンゼルス.タイムによると、スタンフォード大学の気候科学者ダニエル.スウェインは、温度の記録は著しいとし、ペルーの太平洋西部地域で25年間の記録保持の平均を越える最も高温の週間記録が報告されたと述べている。スウェインは「これは、非常に印象的な数値です。付加的な温暖化はまだ続く可能性があるようです」と語り、まだ初めの段階であることを示唆した。スウェインは 「我々は間違いなく、エルニーニョ現象の最上層にいます」と語り、気温が高くなるにつれてエルニーニョ現象の可能性が高くなることを示唆した。太平洋の主な地域の温度は11月初旬の1週間に平均温度が華氏5.4度以上上昇した。これは、1997年の感謝祭の週に平均華氏5度上がった時より、もっと強力なエルニーニョ現象であることを示唆しているという。

国立測候所の気候予測センターは、カリフォルニア州と米国南部のほぼ全域で降雨量が高い冬になる可能性があることを予測している。しかしセンターは、記録破りの毎週の温度データに注目しすぎていると警告した。これまで、カリフォルニアの冬の気候予測に重要な大気変化を伴う以外の他の観点でエルニーニョ現象は予測より低速傾向であると述べている。その一例として、熱帯降雨は1997年のこの時期にそうであったように、南アメリカに近づいている国際日付変更線及び東方から拡張されていないと伝えている。

高温をもたらしているエルニーニョは、既にインドネシアで干ばつと山火事の被害が発生している。国連は東部と南部アフリカおよび干ばつの被害がある中央アメリカで何百万人もの人々が飢餓の危険に晒されていると警告している。エルニーニョは今年の春、コロラド、テキサス、オクラホマ州で洪水をもたらし、最後には干ばつで終った嵐を引き起こしたと考えられている。また、大西洋でハリケーンの頻度が低く、東太平洋ではハリケーンの頻度がもっと高かったことも要因である。異常に活発なハリケーン.シーズンは、既にカリフォルニア州に影響を与えている。夏のハリケーンの残余は、インターステート10の橋が崩壊したリバーサイドで降雨をもたらす原因になった。観光地で有名なタホ湖の近くではインターステート80で除雪機を利用するほどの降雪に見舞われた。先月、東太平洋で発生したハリケーン.パトリシアは、メキシコに激突する前、西半球で記録された最強の暴風が発生した。

科学者は「エルニーニョは間違いなく到来する」と予測しているが、平均以上高い海水温はカリフォルニア州最大の貯水池に重要な水源である同州北部の山々に降雪をもたらすことがなく、降雨にならないかとの大きな懸念がある。山間部での多量の雨は好ましくないが、雪は春と夏にゆっくりと溶ける為、徐々に緩やかなペースで貯水池を補充することが可能である。従って、山間部の降雪は雨よりもっと良好であるが、過度な降雨量はダムから貯水池に溢れる水をダム管理者が海に流す労働を強いられる結果になる。科学者たちは、エルニーニョがもたらす降雨は1月、2月、3月に集中すると予期している。12月中のある時点ではるかに活発な嵐のパターンがあり、年末、1月、2月及び3月までには確実に平均降水量を十分超える雨をもたらす可能性があり、「この冬のエルニーニョは支配的要因なるだろう」とスウェインは述べた。また、エルニーニョは北アメリカの西海岸全体に20年ぶりの高波を発生することが予測され、ブリティッシュ.コロンビアからコスタリカに至るまで高波による何らかの影響が予期されている。

 

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