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Syed Farook and his wife <b>Tashfeen</b> <b>Malik</b> destroyed all of their digital ...

カリフォルニア州サンバナディノ市で2日午前11時頃発生した大量殺戮事件から3日を迎えた今日、法務執行当局は、犯人の自宅捜査に加えて、容疑者に関する国内外の痕跡を捜査している。二人の個人的背景はある程度まで判明しているが、FBIおよび捜査当局は容疑者の一人である女性がISISを支持していたことを示唆する証拠を発見した為、テロリズムの可能性が高いと判断している。しかし、容疑者はいずれも過激派リストに明記されていない事に加えて、テロリストのグループに関与した形跡もなく、前例のテロ攻撃に見られる共通点がない為、謎が提起されている。

致命的な大量殺戮事件の容疑者サェド.ファルーク及びタッシュフィーン.マリクはオンラインで出会い、国際結婚し、6ヶ月の娘がいる幸せそうな静かなカップルであったと言われている。事件当日ソーシャル.サービス.センターでパーティが開かれていた会議室には約80人が参加していた。容疑者のカップルは会議室で65回射撃した為、14名が死亡し、21人が負傷した。21人中18人は郡の公務員であった。銃乱射は実際、複数の場所で発生した。最初に14人が殺害されたインランド.リージョナル.センター、次に容疑者が在住するレッドランズ、最後に、襲撃戦後自宅から逃走した容疑者を追跡した警察は、センターから数マイル離れたサンバナディノの通りで容疑者との襲撃戦を展開し、二人はその場で死亡した。

3日のロスアンゼルス.タイムスによると、夫のファルークはイリノイ州シカゴ生まれの米国人であるが、サンバナディノ市にあるイスラム寺院に属している信者であった。2013年にメッカへの巡礼中サウジアラビアに旅行し、2014年にはパキスタン生まれの妻のマリクを婚約者ビザで米国に連れて来るため再度サウジアラビアを訪問し9日間滞在した。マリクは2014年9月30日永住権を申請し、FBIおよび国土安全保障省から2015年7月にグリーン.カードを受理した。ファルークはパキスタンに旅行した記録はない。ワシントンのサウジ大使館はマリクがサウジアラビアの国民であることを表示する記録を発見しなかった。他のグループ及び個人がこの事件に関与した証拠も発見されていない。夫婦は事前にテロ攻撃を計画していたことを示唆する莫大な量の武器が彼等の自宅で発見された。それらは ⑴ 10以上のパイプ爆弾 、⑵ 9mm拳銃用2,000の弾薬、⑶ 0.223口径アサルト.ライフル用2,500の弾薬、⑷ 追加の爆発装置を作ることが可能な数百の用具である。更に彼らの車内から ⑸ アサルト.ライフル用1,400の弾薬、⑹ 拳銃用200の弾薬が発見された。銃撃戦で夫婦は76弾薬を発射し、警察側は380弾薬を発射した。このような武器弾薬を保持していたことは口論による単なる怒り以上の動機があり、計画的であったことを示唆した。

Tashfeen Malik, 27, was married to Syed Rizwan Farook, 28, her ...

4日のワシントン.ポストによると、法務執行当局はタッシュフィーン.マリクがイスラム国家(ISIS、ISIL)の指導者に忠誠を誓っていたため、ロスアンゼルスFBI当局は明確にテロ行為であると見ている。連邦FBI長官ジェームス.コミは、これまで殺人者が過激化した兆候および外国テロ組織に潜在的に触発されたかどうかの調査は進展している事を暗示した。また、当局は殺人者が大きなテロリスト.グループに属している証拠を発見していないが、マリクがフェイスブックに声明を発表したと述べた。シリアとイラクにカリフ制を確立すると述べたテロリストグループ、自称イスラム国家の首長アブー.バクル.アル.バグダーディーに忠誠を誓う文書を投稿した。フェイスブックの関係者は、フェイスブックに投稿されたそのような内容を認識していて、ISISの指導者を賞賛する全ての内容は地域社会の基準に違反するため、この記事を攻撃の翌日に削除したと報告した。しかし、削除後ある一定の期間は利用可能であるとし、同社は法執行機関に協力的であることを表明した。

テロリスト.オンライン通信インテリジェンス.グループのエグゼクティブ.ディレクターによると、米国人である夫のファルークは襲撃前、本人が維持していたフェイスブックのページを削除したという。彼らの自宅内で大規模な爆発物、武器、弾薬が発見されている一方で、別の印象も描写されている。MSNBCの映像放送は、赤ちゃんのベビーベッド、個人的な写真、子供のおもちゃ、細断された紙などを描写した。また、捜査当局は、砕かれ、焼かれ、又は破損した形態電話、コンピューター、フラッシュ.ドライバーなどの電子機器を発見した。破壊することで、全ての形跡を隠匿した意図があったことを示唆した。バージニア州クアンティコにあるFBIの運用技術部門はデータを回収し、コンピューター解析チームは、破壊した電子装置から通話記録、写真、GPS位置データ、アドレス帳の情報及びその他のデータを取得することが可能である。また、法医学的分析チームは映像と音声のデータを復元し、強化する努力を行なうことで、もっと具体的な情報が判明する可能性がある。

一方、FBIは海外にも捜査の協力を要請しているようである。サウジアラビアの情報当局はマリクがそこに住んでいたときの状況を調査しているが、サウジ政府はいつ彼女がサウジに住んでいたのか、又ファルークが2014年初夏に9日間訪問したとき、彼女が彼と一緒に去ったのかどうかを理解していない。サウジ当局は、彼女の名前はウォッチ.リストに記載されておらず、彼女がそこに住んでいた期間、過激なグループまたは個人と接触した証拠は発見されていないと述べた。マリクは数年間、数回父と住んでいたこともあり、パキスタンとサウジアラビア間を未定数に旅行したことがある。

容疑者のカップルは幾つかの点で疑問を残した。一般的に、テロ攻撃者はソーシャル.メディアを通してテロリストと接触し、訓練を求めてイラクやシリアに旅行する事で逮捕されるケースが多い。幾つかのケースで、ISISの支持者はそのグループのプロパガンダを共有している。現時点で、容疑者のカップルが実際イスラム過激派に属していたのか、別のテロリスト.グループに属していたのか、ISISの指示を受けた犯行であったのかどうか、そのような証拠はまだ発見されていない。複数の場所で銃射撃が行なわれたこの事件は住民を恐怖の底に陥れたことは言うまでもない。最初に現場に駆けつけた警察官は「その大虐殺は言葉には表現できないほど超現実的でした」と語った。もし、この事件がテロ攻撃でなかった場合、なぜ職場の同僚およびその家族関係者を殺戮する必要かあったのか? もし、この大量殺戮が職場関係の問題から生じた恨みであるなら、なぜ、もっと複数の場所で攻撃可能な莫大な量の武器や弾薬を保持していたのか不可解である。

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