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Hillary Clinton, Donald Trump, Bernie Sanders will be guests on late ...

ドナルド.トランプによる反イスラム教徒発言後、初めてテッド.クルーズはわずかな差でトランプを追い越した為、トランプは転換期を迎えた可能性があるものの、彼の地位はまだ揺るぎない。注目すべきことは、民主党大統領候補者三人の中で二番目の支持率を維持しているバーニー.サンダースは、実は共和党候補者の中でほぼトップ.ランナーであるトランプより常に支持率が高い。特に若い世代は圧倒的にサンダースを支持している傾向がある。総体的な支持率の平均値から判断すると、民主党の投票率は共和党より遥かに高いと推定されている。様々な選挙現状は、なぜ共和党主流派がクリントンの勝利を恐れているのかその理由を明確にしている。

アイオワやニューハンプシャーを含む複数の州で来年2月に大統領指名選挙が実施される。13日に公表されたフォックス.ニュースの世論調査によると、アイオワ州の支持率でテッド.クルーズが28%を獲得し、トランプの26%を初めて超過した。マルコ.ルビオは13%、ベン.カーソンは10%、ジェブ.ブッシュとランド.ポールはいずれもわずか5%である。一方、民主党のヒラリー.クリントンは50%、バーニー.サンダースは36%、マーティン.オマリーは5%である。12日に公開されたNBC/WSJの調査によると、来年初期の選挙で、党の候補者を指名するアイオワ州の共和党候補者の支持率はトランプが27%、クルーズ22%、ルビオ15%、カーソン11%、ブッシュ7%である。

若い世代は圧倒的に共和党より民主党を支持する傾向が強く、サンダースの人気は高い。10日ハーバード大学が公表した世論調査によると新世紀世代(18〜29歳)と呼ばれる若い世代は、大統領の初期指名選挙で共和党支持者の22%がトランプを、20%はカーソンが第一の選択であると答えた。一方、若い民主党支持者の41%はサンダースを、35%はクリントンを優先する候補者であると答えた。総体的に、新世紀世代の56%は、民主党が2016年の大統領選に勝利することを希望している。これは今年春に実施された時より5%上昇した。しかし、2016年の大統領選で、共和党大統領がホワイトハウスを獲得することを好む率は36%であった。また、新世紀世代の民主党有権者66%は圧倒的に民主的社会主義者と自称しているサンダースに関して、民主党との党派的違いはないと述べている。また、この世代の51%は最も重大な大統領の資質は誠実、高潔、律儀、善徳などのインテグリティ(Integrity)であると答え、政治的経験が重要であると答えた18%及びビジネス経験を重視した11%を遥かに超過した。

最初の大統領指名選挙での支持率傾向を党派別に観察すると、現在、トランプのイスラム教徒入国禁止発言後、テッド.クルーズが浮上している。民主党の場合、ほぼ総体的に大統領指名選挙で最前線に立っている候補者はクリントンである。しかし、サンダースはトランプより支持率が高い傾向がある事実を無視するべきではない。10月13日のワシントン.ポストによると、サンダース現象は半年以上続いている。2016年大統領選の投票参加者は推定1.37億人である。 9月のギャロップの資料をまとめた同紙の調査によると、自称民主党または共和党支持者の率はいずれも同じ27%である。又、民主党寄りは17%、共和党寄りは18%である。完全な無所属の有権者は11%である。単純にこれらの数値を基本にすると、党派別の投票参加者数は両党いずれも3,700万人であり、共和党寄りの投票数は2,500万、民主党寄りは2,300万である。

これらの数値を基準に、両党の各候補者の平均支持率から単純計算すると、クリントンの投票率は他の候補者を大幅に引き離し、次にサンダースは25.1%、トランプは23.7%である。共和党でほぼトップを維持しているトランプは、民主党で二番目を維持しているサンダースより支持率は低い計算になると説明している。保守派の世論調査機関、Real Clear Politics (RCP)によると、11月23日から12月9日までに6つの調査機関による共和党候補者の平均支持率はトランプが29.8%、クルーズ16.7%、ルビオ13.8%、カーソン13.2%、ブッシュ4.2%である。一方、同じくRCPの統計によると、4つの調査機関が11月16日から12 月10日まで実施した民主党候補者の平均支持率はクリントン52.5%、サンダース36.8%、オマリー4.8%である。従って、トランプはクリントンとの対抗では足下に及ばないばかりか、総体的に判断すると、米国民はトランプよりサンダースを支持しているとワシントン.ポストは分析している。

また、投票分析者のネイト.シルバーは、一定の候補者を他の議員及び政治関係者が推薦する率も選挙結果を予測する上で良好な指標であると指摘している。彼のサイト538によると、これまでそのような支持を得た共和党候補者のトップはジェブ.ブッシュで46ポイント、マルコ.ルビオ33、クリス.クリスティ26、マイク.ハッカービ25、ジョン.ケイシックとランド.ポールはいずれも15、テッドク.ルーズは12ポイントである。一方、 クリントンは453ポイント、サンダースは2、オマリーは1ポイントで、驚くことに政治家の推薦率が圧倒的に高い候補者はクリントンである。共和党候補者の支持率でトップを維持しているトランプは政治家やその他政治関係の大物に全く推薦されていない。

要するに(1)民主党で二番目のサンダースは、ほぼ共和党支持率のトップを維持しているトランプより支持率が高い。(2)これまでの支持率の平均数から計算すると、民主党トップ2名の支持率の平均は、共和党トップ2名の平均よりほぼ二倍高いことから、大統領選挙での人気投票率の予測もある程度大雑把に推定することが可能であり、民主党が有利であることを示唆している。(3)他の政治家がトランプを推薦する率はゼロであるが、クリントンは共和党の主流派に最も支持されているブッシュより、圧倒的に多数の政治家および政治関係者が後援している。従って、共和党主流派はブッシュを支持しているため、これらの選挙状況は主流派である大半の共和党議員が民主党の確実な勝利を恐れている要因である。

 

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