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今年は、エルニーニュの影響で米国多数の地域は高温に恵まれ、特に東部および北東部地域は例年になく暖かいクリスマス.イブを迎えている。ニューヨークでは、多数の人々がアウト.ドアの活動を満喫している一方で、南部地域の一部では壊滅的な竜巻が発生し、少なくとも10人が死亡したと報告された。幾つかの点で今年は例年より異なる気象状況である為、人々の反応は複雑である。

24日のAPによると、南部ではクリスマス前に季節外れの暖かい気候と珍しい竜巻が発生し、ミシシッピー、テネシー、およびアーカンソーで少なくとも10人が死亡した。また、これらの地域で家および建物、車が破壊された。ミシシッピーからミシンガンに至るまで数千所帯が停電している。23日竜巻は東方面に移動した後、アトランタ、サウス.キャロライナおよびノース.キャロライナに豪雨と雷雨をもたらした。壊滅的な被害があったこれらの州の一部地域では行方不明者の捜索が続いている。ミシシッピー州のホリー.スプリングで竜巻に持ち上げられ、地面に叩きつけられた車中の7歳の少年を含め、少なくとも6人が死亡した。6人中4人はベントン郡で死亡し、行方不明になった人達もいる。テネシー州では3人、アーカンソー州では1人が死亡した。ミシシッピー州緊急事態管理局のスポークスマンは、同州で何人かの重症を含め、少なくとも40人が負傷したと報告した。南東ミシシッピー州は昨年も全く同じ時期に竜巻が発生し5人が死亡し、多数が負傷した。全国暴風予測センターの気象学者はクリスマス前の厳しい気象脅威は珍しいが、前代未聞ではないと述べている。

また、北東部、南大西洋地域、東海岸地域ではクリスマス.イブの今日も異常に気温が高く、ニューヨークの気温は70F度(21C)代であるが、ミシシッピーからミシガンに至るまで停電の状態である。ボストンでは68F(20C)度前後、ワシントンD.Cでは75F(24C)度前後、バージニア州のリッチモンドでは80F(27C)度前後であると報告されている。ニューヨークのセントラル.パークでは例年寒いため、外出しない傾向の人々は春から夏用の服装でジョギングしている。CNNのインタビューに応じた幾人かは、例年は降雪に見舞われる為、外に出ることは不可能であるが、今年は非常に暖かい為、公園内を走るのに最適な温度であると語った。何人かの人達は、春のような陽気にクリスマスの休日気分を失っていると述べている。ほとんどの人達は快適な気温下で運動を楽しんでいるようであるが、温暖化または気候変動を意識している人達もいるようである。

クリスマス前のエルニーニョは米国の各地で強風、高温、竜巻などを巻き起こしている。CNNによると、幾つかの南部地方、特にテネシー州、隣接する南ケンタッキー、北アラバマ、北東ミシシッピーなどで強力な雷雨で発生する竜巻の警告はまだ終っていない。また、幾つかの盆地では豪雨があり、洪水をもたらしたことも報告された。バージニアからニューヨークに至るまで異常に暖かい為、ホワイト.クリスマスを迎えることは期待できないようである。一部の地域では冬型の厳しい天候は異常ではないが、今年は降雪と吹雪に見舞われていないことが異常である。北東ではクリスマス.イブに春のような高温である事が今年の顕著な違いである。南東ミシシッピー州で2年連続して竜巻が発生した例外を除き、幾つかの南部州で竜巻の発生が予測されていることは通常と異なっていると報告されている。各地での停電を含め、数千人がこの異常気象の影響を受けると予測されている。

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