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気候変動は我々の安全性が他の全ての世界にリンクされている多くの問題の一つである為、「我々はどのようにアメリカを安全に維持し、警察官になることなく世界をリードするのか」との三番目の大きな疑問に一緒に答える必要がある理由であると述べた。米国の景気後退及び敵が強くなり、アメリカは弱くなっているとの悲観論を聞くことはあるが、「米国は地球上で最も強力な国家です…..我々をまたは我々の同盟国を直接攻撃する国は存在しません。何故なら、それは崩壊の道である事を彼等は知っているからです。調査は、世界中の私たちの地位は私がこのオフィスに選出されたときよりも高いことを示唆し、全ての重要な国際問題になると、世界の人々は、北京やモスクワを見ていません。彼らは私たちを呼び出します」と米国が現在も世界をリードしていることを強調した。

また「第二次世界大戦後に構築された国際システムは、新しい現実に適合したペースを維持するため苦労しています」と述べ、そのシステムの再構築に役立つかどうかは我々米国次第である。それは私達が優先順位を設定しなくてはならないことを意味する」と語った。優先順位の第一はアメリカの人々を保護し、テロリストのネットワークを追跡することである。アルカイダと今のISILはいずれも米国の人々に直接的な脅威をもたらす。なぜなら、今日の世界で彼等自身の生命も含めて、人間の生命に何の価値も置かない一握りのテロリストでさえ多大な被害を与えることができる。彼らは米国内の個人の心を毒する為インターネットを利用している。彼らの行動は私たちの同盟国を弱体化し、不安定にする。私たちは彼等を打破する必要があると述べた。

オバマ氏は、一年以上奮闘を続けているISIS戦略について現状を説明し、「米国はISILの資金調達を遮断し、彼らの企てを妨害し、テロ戦士の流れを停止し、彼等の悪質なイデオロギーを根絶するため60カ国以上の連合をリードしてきた。約1万回の空爆で、彼等のリーダーシップ、彼等の石油、彼らの訓練キャンプ、彼らの武器を破壊した。我々は、イラクとシリアの領土を着実に取り戻している勢力を訓練し支援している」と報告した。もし、この議会がこの戦争に勝つ事に本気であり、我々の軍隊と世界にメッセージを送信したいのであれば、ISILに対する軍事力の使用を認可して下さい。投票してください。しかし、アメリカの人々は議会の行動の有無に関わらず、ISILは彼らの前にテロリストとして同じ教訓を学ぶことを知っている必要がある。貴方がアメリカまたは私の公約を疑うなら、その正義が行われているかを確認するため、オサマビン.ラディンに尋ねてください。昨年殺害されたイエメンのアルカイダのリーダー、または刑務所の独房に座っているベンガジ攻撃の加害者に聞いて下さい。アメリカを狙えば、我々は貴方を狙います。そして、それは時間がかかりますが、私たちは長期的な記憶があり、手の届く範囲に限界はありません」と語り、過去のテロリストの戦いに勝利しているこれまでの実績を確信的に語った。

また、世界における米国のリーダーシップの責任を強調し、現在の外交政策は ISILとアルカイダの脅威だけに留まらないとし、「ISILやアルカイダが存在しなくても、中東、アフガニスタン、パキスタンの一部、中央アメリカの一部、アフリカ、アジアなど世界の多くの地域での不安定性は何十年も継続する。これらの幾つこの国では新たなテロ.ネットワークの安全な避難所になる可能性がある。他の国では、難民の次の波で食糧を供給する民族紛争又は飢饉の犠牲になる。世界はこれらの問題を解決するため米国に援助を要求する為、私たちの答えは強固な話または民間人も含む爆弾を要請すること以上のものでなくてはならない。そのようなタフな話はTV音声には響きが良いかもしれないが、世界の舞台では通用しない」と指摘した。また、「それが最善の意図で実施されたとしても、危機に陥った全ての国を再構築しようとすることはできません。それは指導者ではなく、最終的に私たちを弱体化するアメリカの血と財産をこぼすための泥沼の秘法です。それはベトナムの教訓です。それはイラクの教訓です。我々は今頃それを学んでいるはずです」と語った。オバマ氏は「幸運にも賢いアプローチがあります」と述べ、国際社会の協力を結集した「忍耐と鍛錬の戦略」の重要性を強調した。つまり、世界的に懸念のある問題では世界を動員し、地元勢力と提携し、持続的な平和を追求するのに役立つ国際的な取り組みをリードしているシリアのような紛争に対するアプローチであると説明した。

それが「世界的な連合を構築している理由」であり、「制裁と原則」に基づく外交政策でイランの核武装を防ぐためであることを説明し、イランは、核開発プログラムを停止し、ウラン備蓄を減少させたため、世界は別の戦争を避けたとし、同盟国の協力が西アフリカでのエボラの拡大を停止したと語った。また「それは我々が市場を開放し、労働者と環境を保護し、アジアでの米国のリーダーシップを推進するため、環太平洋パートナーシップを案出した方法である」と述べ、 米国での良好な雇用を拡大するTPPは米国製品に18,000の税金を削減する」と述べ、この協定に対する議会の承認を求めた。更に、キューバに対する経済制裁を解消し、外国関係を回復した理由についても「半球における我々のリーダーシップと信頼性を統合したいのであれば、冷戦は終ったことを認識し、 禁輸措置を解除して下さい」と要請した。

「21世紀のアメリカのリーダーシップの要点は、テロリストを殺す場合を除いて、他の世界を無視するかまたは開放されていない社会を占有し再構築することの選択ではない。リーダーシップは軍事力の賢明な応用、世界を結集している背後にある正しい理由があることを意味する。それは、海外援助を国家安全保障と見ることであり、何か別々のものではなく、慈善ではない」と語った。また、200カ国が同意している気候変動の取り組み、民主主義を守るウクライナの援助、感染病に苦しむアフリカの人々を救済することも全て正しい行いであり「それがアメリカの強さであり、アメリカのリーダーシップである」と語り、世界における米国のリーダーシップの意義を強調した。

最後に、「最悪な方法ではなく、我々は政治をどのように最高の方法で反映させるのか」との疑問について語り、最初に「人種および宗教の故に、人々をターゲットにする政治を拒否する必要がある」と指摘した。オバマ氏は、「海外または米国市民であろうとイスラム教徒を侮辱し、モスクを破壊し、名指しで人を批判する事は我々を安全にしない。間違っているだけである」と指摘した。このような政治家は「世界の目で見ると我々を弱体化させます。我々が目標を達成する事を困難にします。それは米国人としての裏切りです」と無念さを表明した。また「 “We the People” の3つの簡単な言葉で始まる私たちの憲法は、幾人かの人々ではなく、全ての人々に言及していることを認識しています。その言葉は我々が一緒に立ち上がり、一緒に下がることを主張しています。それは私達の連合を完璧にする方法です。それは、今夜私が言いたい、多分最も重要な 4番目の問題を提起します」と語った。

また「我々は全てが機会、家族の安全、生活水準の向上、我々の子供のため持続可能な地球の平和を望んでいる。それらは全て手の届くところにある」とし、それは共に行動し、合理的で建設的な議論を展開し、政治を修正する場合にのみ可能であると述べた。しかし、「良好な政治」は全てに同意する必要があるという意味ではないと述べ、米国は大国であるため、異なる地域、異なる態度、異なる利害があるとし「それは私たちの強みの一つです」と述べた。更に、「建国の父は州と分派した政府間での権力を配布し、政府のサイズや形成の問題、商業と外交関係の問題、自由と安全性の要請で彼らが論議したように、我々が議論することを期待した。しかし、民主主義は国民間に信頼関係の基本的な結合を要求している」と述べ、 「同意しない人は、すべての悪意に動機づけられていると思う場合は機能しない。私たちの政敵は非国民であるかアメリカを弱体化しようとしていると思う場合機能しない」と指摘した。また、妥協精神が無い場合、同意する人々のみに耳を傾ける場合、最も極端な声のみが注目を受ける場合、「一般の生活は衰える」と語り、最も重要な事は、平均的人々が彼等の声は問題にされないと感じた時、民主主義は破壊し、金持ちまたは特別な関心のある人々のみの都合のよいシステムが装備されることになると述べ「現在、あまりにも多くのアメリカ人はそのように感じている」と警告した。

オバマ氏は悪化するだけで向上しない党間の「怨恨と不信」および分裂と機能不全が就任期間中の後悔の一つであると語った。しかし、機能不全を改善する仕事は、彼を含む大統領が一人で出来る任務ではないことを伝え、彼の仲間のアメリカ人、議会の多数のメンバーは、協力およびワシントンでの議論を高めることを希望しており、怨恨と不信に行き詰まりを感じている状況があることを伝えた。しかし、米国民が「良好な政治」を望むのであれば「議員、上院議員、大統領を変えるだけでは十分ではない」と述べ、システムを変える必要があると指摘した。オバマ氏はその一つの方法として、現状とは逆に、有権者が政治家を選ぶことができるよう「選挙区を区割りする慣行を終えることだと思います」と述べ、ゲリーマンダリングの廃止を提案した。

二つ目は「一握りの家族または隠れた利害関係を持つ個人が選挙資金を供給できないよう政治に与えるお金の影響を減少する必要がある」と語った。更に、有権者が無理なく投票に参加できるようにしなくてはならないと述べ、今年は国内を旅行し、その改革を推進するつもりであると語った。しかし、政治プロセスの変化は「誰かが選出される事だけではなく、どのように選出されるかであり、米国民がそれらの変化を要求した時に可能になる。「それは貴方次第です。それは人民による人民のための政府による事を意味します」と述べ、政治は変わらない、希望はないと諦め「冷笑的になることは遥かに簡単です」と語り、どのような党および政策を支持していようと、全ての米国民が選挙の時だけではなく、声を上げ行動してほしと述べ、「投票しなさい」と呼びかけた。また、大統領職を離れる約1年後には、「公平性とビジョン、気概、ユーモアと優しさの声に触発された市民として、私はあなたとそこにいると約束できる」と語った。最後に「私は貴方をアメリカの人々を信じていますので変化を信じています。それは、私たちの連合は強い事を以前にも増して確信し、ここに立っている理由です」と就任最後の一般教書演説を終えた。

オバマ大統領の最後の一般教書演説は、原稿から外れ、自分の言葉で語る場面が頻繁にあった。総体的に、就任中の過去のどのスピーチよりも精錬され、優れていたと党派を超えた評価があった。また、最も成熟した演説であったと評価する声もあった。約1時間のスピーチで、議会には不信と怨念の雰囲気があることを吐露し、若干悲観的な一瞬もあったが、この7年間、共和党は益々右寄りになったため、民主党がかなり妥協し中央寄りになったことも事実である。また、最近人種及び宗教差別的な極端な発言も目立ち、それが米国の不安定要因になることを懸念し叱責する一面もあった。議会に対して、米国は世界で最も強力な国であることの認識を促し、その世界の舞台に立つリーダーシップのあり方を力説した。最後の政治的改善については、議会と国民のワシントン内外に向けた責任の共有を求めた語りであった。

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