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ジカと呼ばれる致命的なウイルスは新たなグルーバル的公衆衛生の懸念として提起されている。米国疾病対策予防センター(CDC)は特にラテン.アメリカ及びカリブ海を含む多数の国及び領土への旅行を警告している。先週8カ国を指定し、今日更に幾つかの国および領土を追加した。ジカ. ウイルスは小頭奇形など乳児の神経発達障害を引き起こす可能性があり、これらの地域に旅行しないよう特に妊娠中の女性に警告している。専門家はブラジルで開催される2016年夏季オリンピックでジカ. ウイルスがグローバル的に蔓延することを懸念している。

CDCはブラジル、コロンビア、エルサルバドル、仏領ギアナ、グアタマラ、ハイチ、ホンダラス、マルティニーク、メキシコ、パナマ、パラグアイ、スリナム、ベネズエラ、プエルトリコはレベル2のジカ.ウイルス感染が進行中の国であるため、旅行者に警告を促している。特に妊娠中の女性が感染した場合、乳児の小頭奇形およびその他の妊娠健康上に悪い結果を伴うことが懸念されている。この関係を明白にする為、ジカ.ウイルス感染の危険性について更に詳細に研究することを計画している。従って、これらの国に旅行する必要がある妊娠中の女性または妊娠を予定している女性は、事前に医師に相談するようアドバイスしている。なぜなら、ジカ.ウイルス感染が進行中である特定の領域を判断することは困難であり、経時的に変化する可能性がある為、情報が利用可能になり次第、CDCは旅行に関して、最新の推奨事項および 通知を更新すると述べている。

現在、ジカ.ウイルス感染を予防するワクチンおよび治療薬はない。感染した5人中4人は症状がないことも特徴である。ジカ.ウイルス感染の症状は通常マイルドであり、症状は数日から1週間続く。重症の場合入院を必要とするが致死率は低い。ジカ.ウイルスに感染した約5人中1人は発熱、発疹、関節痛、および結膜炎、目の充血を含む症状に発展する。他一般的に報告された症状は、筋肉痛、頭痛、目後部の痛みなどである。ジカ.ウイルスは主にヒトスジシマカ種の蚊に刺された人々に感染する。

CDCは、幾つかの蚊防止を実施することで、旅行者が自分自身を守ることを促している。例えば、 ⑴ 長袖シャツと長いパンツを着用する。⑵ DEETを含EPA登録昆虫忌避剤、ピカリディン、レモン.ユーカリ油、またはIR3535 を使用する。妊娠中及び授乳中の女性、2ヶ月以下の乳幼児は製品の指示に従い、これらの昆虫忌避剤を利用することが奨励されている。⑶レモン.ユーカリのオイルは3歳以下の子供には奨励されていない。⑷ ペルメトリン処理されたブーツ、ズボン、靴下、テントを使用する。⑸  スクリーンまたはエアコン完備の客室に滞在し、眠ることをアドバイスしている。

CDCの科学者は、ブラジルの保健当局が提供した感染による流産した2症例、および出生後まもなく小頭奇形で死亡した乳児の2症例のサンプルをテストした。その2つの乳幼児の症例に関して、テスト結果はジカ.ウイルスが脳に存在した事を示した。遺伝子配列の分析は、4つのケースにおいて、現在ブラジルで流行している同じジカ.ウイルス菌であったことを示した。4人の母親は全員、妊娠中のジカ.ウイルス病の症状と一致する発熱及び発疹を経験したことが報告された。2015年5月、最初にブラジルでジカ.ウイルスが報告された。ブラジルの保健当局によると、2015年10月及び 2016年1月の期間にブラジルで3,500以上の小頭奇形の症例が報告された。影響を受けた幾人かの乳幼児は深刻なタイプの小頭奇形であり、幾人かは死亡した。しかし、妊娠中に感染症に関連する可能性がある結果と胎児へのリスクを潜在的に高める要因についてはまだ完全には理解されていない。ブラジルの保健当局は、パン.アメリカン保健機構、CDC、および他の機関からの支援を受けて、ジカ.ウイルス感染と乳児の小頭奇形の関連性を調査した。しかし、この関係を特徴づけるため更なる研究が必要であるとCDCは述べている。

過去にアフリカ、東南アジア、太平洋諸島で発生したジカ.ウイルス感染には、まだ予防のワクチンおよび治療薬はない為、新たな研究分野であり挑戦課題である。ニューヨーク.タイムスによると、蚊の撲滅キャンペーンで、ブラジルは虫が繁栄する生息地を破壊するため兵士を配備した。ブラジルの保健当局は小頭奇形で生まれた3,500以上の乳児を調査した。コロンビアは病気の拡大能力を制限する細菌で処理された蚊の群れを解放している。メキシコは、地域全体に蔓延する蚊が媒介するウイルスであるデング熱に対する最初のワクチンをテストしている。2016年夏季オリンピックは8月にリオデジャネイロで開催されるため、観光客で経済を復活させることを願い、主催側としての準備を進めているブラジルには最大の懸念がある。特に米国は、妊娠中または妊娠の可能性がある女性にこれらの国への旅行を延期するかまたは警戒することを促していることも一因である。ブラジルの観光大臣は自国がジカ.ウイルスを防止するための措置を採用したと主張した。

ジカ.ウイルスの感染源はウガンダであり、2014年にブラジルに拡大した。ブラジルはジカ.ウイルスだけでなく、蚊を媒介したと考えられている他2つの感染病であるデング熱とチクングニヤ熱の症例が報告されている。昨年、ブラジルはウイルスによるデング熱160万人以上の症例が報告され、発熱や関節痛を伴うデング熱で863人が死亡した。ジカ.ウイルスはラテン.アメリカで健康上の脅威として台頭している。エルサルバドルでは11月末に最初に報告されて以来、ジカ.ウイルスの症例は「エスカレート」している。先週、3,836例が報告され、エルサルバドル政府は、病気が検出された47の自治体で警戒レベルを上げた。これらはCDCが14カ国の旅行を警告している理由であるが、トロント大学の熱帯感染症の専門家で、ジカ.ウイルス拡散の可能性をモデル化している研究者チームの一人あるアイザック. ボゴッチ博士は、複数の研究者が2014年ワールドカップの期間中ブラジルに「到着した」可能性があると信じているジカ.ウイルスは2016年夏季オリンピックで拡大する懸念がある事を表明した。

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