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今年の大統領選挙は歴史的に異常であるが、ドナルド. トランプは正常な候補者ではないことを益々示唆する混沌状況が増強している。全ての候補者はシークレット.サービスによって保護されているが、昨日午前中オハイオ州デイトンで開催された集会で初めて、護衛の配備が目立った。トランプは、彼の集会の暴力をバーニー.サンダースに責任転嫁する呆れた発言をしたため、サンダースはトランプが「病的虚言者」であると反撃した。これに対して、トランプはソーシャル.メディアを巧に利用し、更に混沌状況を煽っている。指名決定が近づくにつれ、トランプのキャンペーンは益々混沌たる状況になる可能性がある。共和党のライバルは異口同音にトランプが憎悪の雰囲気を作っていると指摘している。

11日トランプはシカゴに到着していながら、イリノイ大学で集会が始まる直前の午後7 時前、突然集会をキャンセルした。この集会には反トランプの抗議グループも待機していたからである。大勢の支持者が既に待っている集会をキャンセルすることは、彼が抗議活動に冷静に対処できない弱さを示唆するため、反トランプ抗議グループは歓声をあげた。12日、デイトン国際空港での集会でドナルド.トランプがスピーチを行なっている時、黒のTシャツとジーンズ姿の男性はセキュリティ境界を突破した為、連行される混乱があった。トランプはとっさに身を幾分下方に曲げ反応した直後、ステージの近くに待機していたスーツ姿の4人のシークレット.サービス員は急いでトランプに近づき彼を囲んだ。これらのイベントはトランプ支持者が抗議者に対して反感を増強させる要因になっているが、トランプは彼の「支持者をサンダースの集会に送り出す」との脅しを暗示するメッセージを提起した。

選挙が重要な局面を迎えるにつれて、益々トランプのキャンペーンは集会で混沌が激化している。ライバル候補者は最近目に余るトランプ集会での暴動は彼自身に原因があると指摘している。テッド.クルーズは、トランプがシカゴでのキャンペーンをキャンセルした後「キャンペーンの文化は候補者に責任があります」と述べ、有権者に無礼であり、暴力を肯定的に奨励し、記者のメンバーに対して物理的暴力の疑惑に直面しているトランプのキャンペーンは「厄介な不和の種を奨励するだけの環境を作っている」と批判した。マルコ.ルビオはフロリダ州ラルゴで開催された12日午前中の記者会見で、他にも怒っている人達はいるが、好き勝手な事を言っていると社会は崩壊し、混沌と無秩序になることは必然であるため、トランプの集会は「彼が築いた文化」を反映していると語った。ジョン.ケイシックはオハイオ州シンシナティのキャンペーン.イベントでトランプは「毒性の環境」を作り、その毒性的な環境は彼の支持者及び「対立を望む人々の暴力を許容している」と記者団に語った。共和党候補者3人は全員、表現は異なるもののトランプが暴力を奨励している事実を認めている。

ライバルからの批判が集中している時、トランプは彼の集会の暴力はサンダースに責任があると主張した。トランプは12日、トランプの集会の抗議者はサンダースの支持者であると公言し、「バーニーの人達は彼の集会でコンスタントに邪魔をしている。我々はちょっと問題がある。我々は憲法修正第一条の行使を許可されていない」と述べた。トランプは、彼の集会はサンダースの集会より規模が大きい為、サンダースのキャンペーンは今後数週間で終ると述べ 、「ヒラリーは共産主義者にさえ勝利できないようだ」と皮肉を吐露し、最近世論調査でサンダースと接近しているクリントンも攻撃した。サンダースは12 日午前中、シカゴでの記者会見でトランプが「病的虚言者」であることをアメリカの人々に示していると反撃した。サンダースは、トランプのキャンペーンの混乱は彼の支持者に責任があるというトランプの主張には証拠がないとして強く否定した。また、メキシコ人、イスラム教徒、女性、および記者に対して憎悪および分裂を促進している事が抗議者を動機づける要因であると指摘した。

トランプはこれに対して、13日朝「彼の妨害者は私のイベントに参加するよう言われていないと嘘をついている。バーニー、気をつけなさい。私の支持者は貴方の集会にいきますよ」と脅しのメッセージをツイッターに投稿した。同日、CNNのState of the Union の司会者ジェイク.タッパーとのインタビューで、トランプは「サンダースからの妨害者は数千人いるが、ヒラリーからの妨害者はそれより規模が小さい」と述べ、金曜日シカゴでのイベントをキャンセルしたことを語った。タッパーはツイッターでのメッセージはサンダースに対する脅しであるような印象があると指摘したが、トランプはこれを否定した。また、サンダースは同番組のタッパーとのインタビューで、トランプの彼に対する攻撃は何の根拠もないと述べ、トランプは「全ての事に嘘をつくことを止めることができない……私を共産主義者と呼びことは無謀である」と語った。サンダースは、同意しない人々を殴ることを暗示するような候補者は大統領には適さない為、世論調査はそれを反映していると語り、それはトランプが「無謀になっている理由」であると述べた。また、人々は平和的に抗議活動を実施する権利があることを明確にした。

ライバルに批判されたトランプは幾つかの側面で、正常な候補者とは顕著な違いがある。彼が集会で抗議者に直面している要因は、彼の人種差別発言が悔恨の根を植え付け、目に見えない力が彷彿したものであることをトランプは気付いていない。また、他人を平然と侮辱するが、他の人が彼を批判することには過剰反応し、攻撃し続けるため問題を複雑化させる要因になっている。 トランプは、サンダースがトランプの集会での抗議活動を組織化していると主張するなどの誤情報で彼の支持者を触発し彼らの怒りを煽っていると言われている。更に、彼の憲法の誤認識およびそれに気付かない彼の支持者を捩れた方法で誘発していることなども甚だしい。 立ち入り禁止ゾーンが設定されていない場所で抗議者が抗議活動を行なう事は合法的であるが、トランプは彼の憲法修正第一条の権利が妨害されていると誤認識の主張をしている。憲法修正第一条は言論の自由を政府が圧迫する場合に対して言及しているのであり、抗議者が集会で反対のサインを掲げ、反対意見を表明し、時には怒号を放つ事とは無関係である。

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