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ドナルド.トランプのキャンペーン.マネージャーのコーリー.レヴァンドフスキーはフロリダ州で女性記者を乱暴に扱ったとして第一級軽犯罪の容疑で29日に逮捕された。彼とトランプは女性記者が嘘をついているとして、事実を否定し続けたが、警察は証拠のビデオを公開した。トランプのマネージャーは事実上、起訴に直面し5月に裁判出頭の命令を受けた。トランプはこの女性記者の件でも虚偽の発言をしていたが、異常な事にレヴァンドフスキー起訴直後も彼を擁護している。この男性は抗議者だけでなく、ブラックリストを作成し記者も攻撃している事実があることが判明したが、前代未聞の奇異なトランプ.キャンペーンの背後にある本質的な原因は何だろうか?

元フォックス.ニュースの記者でヒスパニック系アメリカ人のミッシェル.フィールドはフロリダ州パームビーチにあるトランプ組織が所有するマル.ラゴ.クラブで8日夜記者会見後、混雑したフロアーで、トランプにインタビューしようとしていた時レヴァンドフスキーに腕を痛むほど掴まれたと苦情を述べていた。その後、告訴したことが報告されていたが、コーリーは今日フロリダ州で逮捕された。警察当局は、レヴァンドフスキー逮捕の理由を明白に説明する為、その時の状況を描写したビデオを証拠として公開した。

彼女が腕に痣の痕跡がある写真をソーシャル.メディアに紹介した後、レヴァンドフスキーが逮捕される29日まで、トランプ及び彼のキャンペーンはその事実を否定していたが、警察は彼女の主張が真実であったことを証明した。レヴァンドフスキー42歳は3月11日ツイッターでの投稿で彼女を「妄想」と呼び、フィールドに触れたことはないと主張し、彼女に会った事実を否定していた。トランプは、彼女の告訴が伝えられた時「私の周りには沢山シークレットサービスがいます。何もありませんでした」と語った。また、「イベントでは何も起きなかったと言われたので、その事件は私の意見では作り事でした」と述べた。

29 日のニューヨーク.タイムスによると、トランプの広報担当者ホープ.ヒックスは、レヴァンドフスキーは「逮捕されてはいない」と主張し「裁判の日程を表示した通知が発行された」だけであると述べた。ジュピイター警察署の逮捕状は、フィールドおよび目撃者のワシントン.ポストの記者ベン.テリスからの陳述を取った後、彼は「単なる暴行罪」で起訴されたことを明白にした。乱暴に腕を掴まれた時、フィールドはトランプに裁判官およびアファーマティブ.アクションについて質問をしようとしているところだった。トランプのクラブの監視カメラが捉えた映像はレヴァンドフスキーが彼女を引っ張るように腕を掴んだ時、彼女の服はよじれ、それからトランプ後部近くの彼女に歩み寄っている行動は4秒未満で行なわれた。レヴァンドフスキーはトランプの活動範囲内で「闘争的で分裂的な人物」として知られている。彼は、彼が好ましくないと考える人を「ブラックリスト」に入れ、規則的に記者に対して悲鳴をあげ、罵倒することで知られている。最近、アリゾナ州のトランプの集会で群衆の中をさまよい、抗議者に立ちはだかり、その男性の背後から彼の襟をつかみ、引っ張っている場面も目撃された。

29日のロイターによると、レヴァンドフスキーは、相手の意思に反して意図的に人に触れ、突き当たった場合「単純な暴行罪」を定義しているフロリダ州の法律に基づき起訴された。初犯の場合、最高1年の刑務所での服役または$1,000の罰金を科せられる一級軽罪である。最初の裁判所出挺日は5月4日に設定されている。ジュピイター警察署は、レヴァンドフスキーは警察に自首し、法廷への出頭を命令されているが、その後に釈放されることを要求した通知を発行したと述べた。彼は刑務所に送られる予定はないという。ウェスト.パームビーチのレヴァンドフスキーの弁護士スコット.リチャードソンは、彼のクライアントがキャンペーン.マネージャーとして辞任するかどうかについてはコメントを避けた。レヴァンドフスキーにはマイアミの弁護士ケンドール.コフィもついているとキャンペーンの広報担当者は報告した。

このネガティブなイベントは大統領候補者のライバルに利用される為、益々マイナス要素として機能する。テッド.クルーズは今日、ウィスコンシンでのキャンペーンで「悲しい展開」になったとし、トランプのキャンペーンは「虐待の文化」を構築していると述べた。また「虐待の文化は私たちの民主主義には置き場がありません。トランプのキャンペーンの全てを有権者に明確にする事に役立ちます」と語った。CNNによると、ジョン.ケイシックのキャンペーンは、レヴァンドフスキーには「いじめ」があるとし「キャンペーンは候補者の価値を反映する」と指摘した。トランプは29日レヴァンドフスキーの起訴に関するニュース後、彼は「非常にまともな男性です。ビデオを見なさい。何も起きていません」と彼のマネージャーを擁護するツイートを投稿した。

一連の出来事を良く知るマスコミ関係者は、レヴァンドフスキーの行動を理解できないと言っている。これは何か隠れた事情がありそうだ。クルーズは、トランプが 「自信のないいじめの人物」であると指摘したことがあるが、トランプは以前、質問を恐れてCNNの討論会をスキップした事がある。また、最近ワシントン.ポスト編集委員会はトランプと約100分のインタビューを実施し、彼は「中身がない」と結論を下した。つまり、主要編集者らのレベルから判断した場合、トランプは大統領候補者としては、第三者に自信のなさを気付かれるほど彼自身の内側に問題があることを示唆している。従って、トランプに忠実なレヴァンドフスキーはトランプが質問を恐れていることを知っている為、異常な反応を示したのではないかと思われる。難しい質問をする記者も含めて、「ブラックリスト」を作成し、特に虐待しやすい小柄な女性記者に対して、トランプが恥をかかされる前に阻止した可能性もある。通常、正常な候補者は暴行罪で起訴されるようなマネージャーを解雇するが、解雇を公表するどころか擁護しているため不自然である。この刑事事件でレヴァンドフスキーが罪を認め罰金だけで逃れた場合、その罰金は州に属する。従って、フィールドの弁護士が民事訴訟に訴える可能性があった場合、トランプのキャンペーンは益々泥沼にはまる。いずれにしても、トランプの世界には一般的に理解しにくい暗闇の部分がある印象を与え、米国大統領選の質と世界に対するイメージを記録的に低下させていることだけは確実である。

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