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数年前から多数の科学者は気候変動に対処しない場合、グローバル的危機に直面すると警告している。昨日複数の科学者は2100年までには米国の東海岸および他の国の一部の都市は海面に浸る状況になると再度懸念を表明した。気候変動の影響による嵐はもっと激しい勢いで発生し、特定の領域では地盤沈下は急速に進んでいる。ニューヨークのように海面からさほど高くない位置にある地域の都市は壊滅的な被害を受けると警告している。日本は2つの大都市が被害コストの側面から最も危険な10都市に入っている。新たな研究は気候変動による壊滅的影響が予測より早く見られることを示唆した。

3月30日に公表された国際科学誌ネイチャーによると、カーボンの排出量を削減せず現状を維持した場合、2100年までに南極大陸の海面上昇は1メートル以上、2500年までに15 メートル上昇すると予測している。 大気中の温暖化はすぐ氷床溶解の原動力になるが、長期的な海の温暖化は何千年間も回復を遅らせると警告している。急速な氷床溶融は2倍になり、海水レベルは一年毎にミリメートル単位からセンチメートルに増加する。新しい研究は、南極大陸の雪解けの可能性を警告した最近の研究に従い、海水レベルは大きく上昇することを示唆している。この新しい研究は、何百年も先の事ではなく、現在の子供達および彼らの子供達の人生に主要な海水上昇の危険性がある事を警告している。

2013年8月19日に公表された世界銀行の推定によると、グローバル的洪水の被害総額は2050年までに年間で1兆ドルにおよぶ。被害コストの側面から最も危険性が高い都市は1)広州、2)マイアミ、3)ニューヨーク、4)ニューオーリンズ、5)ムンバイ、6)名古屋、7)フロリダ州タンパ、8)マサチューセッツ州ボストン、9)中国深セン 、10)大阪である。トップ4都市だけで世界全体の損失の43%を占めている。GDPの割合として測定した研究で、最も災害に脆弱な都市は1)中国広州市、 2)ニューオーリンズ、 3)エクアドルのグアヤキル、 4)ホーチミン市、 5)アビジャン、 6)中国の湛江市 、 7)ムンバイ、 8)バングラデシュのクルナ、 9)インドネシアのパレンバン、 10)深セン市である。

アメリカの科学誌サイエンティフィック.アメリカンに2013年6 月 1日発表された研究によると、ニューヨークの海水レベルは2100年までに5フィート(約152cm)上昇する。前例のない大規模の集中的対策を取らない限り、米国の大都市および東海岸の全域は頻繁な破壊に直面すると予測している。ボストンからマイアミに至る人口の密集している東海岸は2年毎に壊滅的な洪水が発生する。徹底した保護措置が導入されない場合、再び人々は死に直面する。海水レベルの上昇は、以前の保守的な推定で2100年までに2フィート(約61cm)であったが、この推定にはグリーンランドおよび南極大陸の氷床溶融が含まれていない。南極大陸の気温は保守的なモデルを使用した率より3倍早く上昇している。コロンビア大学のラモント.ドハティ地球観測所の研究者クラウス.ヤコブはニューヨークの海水レベルは2100年までに5フィート前後上昇すると予測している。

2012年、米国地質調査所(USGS)の専門家アズベリー.サレンジャーは、60年前から発見の時点まで大西洋岸沿いの米国部分(例:メイン州からフロリダ州まで)の海面レベルは世界平均の3〜4倍の速度で増加したと報告した。彼は2100年を展望し、その領域は12〜24 センチメートル(4.7から9.4インチ)のレベルで 、地球平均の増加を超えた海面上昇を経験することを提示した。しかし、その土地も沈没している。北米の氷河は2万年前に後退を開始して以来、ニューヨーク市からノース.キャロライナまでの地殻は沈没している。USGS及びハワイ大学の沿岸海洋地質学者ジェフレス.ウィリアムズは、その土地は一年で1〜1.5 ミリメートル(0.04から0.06インチ)沈没し続けると述べている。ニュージャージー州アトランティック.シティのような特定の自治体は地下水を抽出している為、地盤沈下はもっと急速に進んでいる。バージニア州ノーフォーク及びバージニア.ビーチのようなチェサピーク湾周辺の都市は3,500年前に形成されたクレーターによる衝撃で急速に地盤沈下が進んでいる。

科学者は、気候変動の対策として排気ガスを削減しない場合、2100年までにニューヨークの海面レベルは150センチメートル以上も上昇すると警告している。また、地球温暖化によって氷床溶融および気温上昇した水が増加することで海面レベルが上がると述べている。専門家は1990年代の初期から既に衛星観察によって海面の変化を追跡している為、気候変動の「懐疑論者はその数値を疑うが、科学は堅実である」と述べている。残念ながら、共和党大統領候補者のドナルド.トランプおよびテッド.クルーズはまさに人工的気候変動の懐疑者である。彼らのいずれかが大統領に就任した場合、その就任期間4年または8年間、オバマ政権で取り込んできたカーボン排出削減の努力は著しく後退する結果になる。

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