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10日前公開されたパナマ文書は米国多数の企業もタックス.ヘイブンにリンクしていることを示唆した。世界中の貧困および不正を考慮した解決策を模索するため世界94カ国で活動している17団体の国際連合であるオックスファムは、今日25ページの調査報告書を公開した。その報告書によると、アップル、ゼネラル.エレクトリック、マイクロソフトのような米国50の大企業はオフショア(国外)に大金を保持し、多数の不透明な子会社に依存する大規模な組織的乱用があることを指摘した。

14日オックスファムが公表したBroken at the Top のタイトルによる報告書は、タックス.ヘイブンに隠された米国企業の資産は1.4兆ドルであり、米国50の多国籍企業はオフショアに資産を隠している。世界で2番目に大きなハイテク巨人アップルは1,810億ドルを3つの子会社に保持している。ボストンに拠点を置くゼネラル.エレクトリックは、1,190億ドルを18のタックス.ヘイブン子会社に保持している。マイクロソフト社はトップ10の3位にあたる1,080 億ドルをオフショア(国外)に保持している。トップ10位に入るにその他の企業にはIBM、メルク.アンド.カンパニー、ジョンソン&ジョンソン、シスコ.システムズ、最大の石油会社エクソン.モービル、グーグルの親会社アルファベット、及びシティグループが含まれている。

オックスファムは、2008年および2014年の間にトップ50の米国多国籍企業が税金で支払った1兆ドルとオフショアに保持されている1.4兆ドルを対比した。また、これら50の企業は同じ期間に連邦政府の融資、救済や融資保証で組み合わせた11.2兆ドルを受理する一方で26億ドルをロビー活動に支出した。総体的にタックス.ヘイブンの利用は、2008年と2014年の間にこれら米国企業4兆ドルの利益に対する35%から平均26.5%の実税率を軽減する為である。50 社中、完全な35%率の税金を支払った企業は5社のみである。1,600以上の不透明で秘密の子会社に依存し、オフショアに約$1.4兆を隠しているこれらの企業は、報告要件が弱い為、数千の別の子会社を証券取引委員会に公開していない可能性がある。彼らのロビー活動は、投資に「信じられないほどの利益が提供されているように思われる」と述べている。ロビー活動に費やされる全ての$ 1に対して、これら50社は集合的に$130の減税を受け、連邦政府の融資、融資保証および救済に $4,000以上を受理した。

オックスファムはこの報告書に50中36の企業名を一覧表にまとめて公表している。グローバル的な税制の「大規模な組織的乱用」があると述べ、わずか62人の富豪者は現在36億人と同じ富を保持し、この数値は2010年の388人から低下したと報告した。金持ちと貧困者の所得格差は極度に拡大したことを示唆する劇的な数値は、今日我々が住む世界が危険なほど不平等の増大があると指摘した。これらの不平等は 一般の人々を犠牲にし「富裕層に利益をもたらす経済および政治的システム」に促進されており「ここ数十年、既に富裕層である彼等に不釣り合いの経済成長の利益が配分されている為である」とオックスファムは指摘している。また、 収益性の高い企業が米国および途上国で彼等の法人税率を劇的に下げるためオフショアのタックス.ヘイブン、その他の方法を積極的に内密で使用する「租税回避」の行為は最も破滅的な例であると述べている。連邦政府の政策に影響を与えるため、数十億ドル規模のロビー活動家を保持するこれらの会社は、納税者が支援する資金の最大の受益者であることが皮肉な事実であると指摘している。

この報告は、タックス.ヘイブンのオフショアに資産を隠している巨大な多国籍企業は受益があるだけでなく、連邦政府からの税額控除や減税の特別待遇も受けている為、国際税システムの抜け穴を巧みに利用していることを示唆している。米国の企業税や国際税政策に問題があるため、税制システムを本格的に改革する時がきている。議会はこれらの企業が公正な配分を支払う税制を確率する必要がある。そのような改革がない限り、平均的な納税者と一握りの富裕層との所得格差は今後益々拡大することを意味する。今日公開された米国企業は、違反をしていないと弁明するかもしれないが、オフショア口座を組織的に保持することで租税回避の疑いが持たれるため、透明性をアピールする必要がある。

 

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