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オバマ大統領は今日、新たに250人の兵士をシリアに派遣する計画を公表したが、オバマ政権は最近イスラム国家(ISIS)に対するサイバー戦争を開始した。この新たなサイバー戦争は、 従来のISIS戦略と併用される新機密サイバー兵器を駆使したキャンペーンである。ハイテクを利用したテロリズム戦略の実態は機密要素が高い為、詳細な内容はほとんど知られていないが、幾つかのメリットを含む基本的情報が提供されている。

サイバー戦争は、ワシントンD.C及びバルチモア州複数の都市間にあるメリーランド州フォート.ミーデの国家安全保障局(NSA)本部を拠点とする米国サイバー指令によるコンピューター軍事作戦である。これはイラクおよびシリアのISISに対する新しいサイバー攻撃によるキャンペーンであり、ソーシャル.メディアおよびインターネットを利用してISIS戦士をリクルートするグループをターゲットにしている。テロリストおよびISISがプロパガンダ、ビデオ、及び兵士募集のメッセージをツイッターやインターネットに掲載することを防ぐ為である。更に、オンラインによる資金の流れまたは現金処理活動を停止する狙いがある。サイバー指令は2009年に構築された比較的新しいシステムであり、最初の起動は2010年10月である。ペンタゴンは2018年までに100以上のサイバー.チームを構築する予定である。最近開始されたサイバー戦争は現地での空爆を含む従来のISIS戦略と平行して実施されるようになったが、その詳細な戦略については機密保持されている。

24日のニューヨーク.タイムスによると、米国の新たなサイバー機密兵器はあらゆる場所でISISと戦うための「オバマ大統領の努力を反映」し、募集や軍事行動を展開するための近代的通信技術の使用及び暗号化の効果は証明されている。電子監視を専門とする NSAは過激派イスラム国家の動きを集中的に盗聴しており、これらの情報に関する報告を受けることはほぼ大統領の日課である。しかし、ロシア、中国、イラン及び北朝鮮は元々米国を最も頻繁にサイバー攻撃しているが、NSAの軍事的対応であるサイバー指令は、事実上世界で最も危険なテロリスト組織の巣となっているこれらの国に焦点を当てた作戦が大幅に何も実行されていない。

このキャンペーンは、新たに作成された特殊作戦部隊をモデルにしたようなサイバー.ユニットである少数の国家特命.チームにより行われている。このキャンペーンが有益である点は、電子転送を中断し、支払いを不能にするため、サイバー攻撃を利用することで完全な現金倉庫を爆撃するための軍事行動を補足することである。また「物理的および実質的にISISを隔離し、彼等の指揮および制御能力を制限し、相互の通信能力を制限し、地域的および戦術的に業務を実施する」ISISの能力を制限する努力をしていると関係者は述べている。国家安全保障の顧問、スーザン.ライスはISISに対する戦いは「多角的最前線の戦争」として考える必要があり、コンピューターは兵器の中でちょうど「別の武器」であったと述べた。また、ISISは戦士を募集するため、暗号化されたアプリケーションを介して通信するため、及びシリアからヨーロッパへの作戦を調整するためサイバー.スペースを独自に利用していたと語った。

週末からヨーロッパを旅行していたオバマ大統領の目的はドイツのハノバーで開催されたG5に出席する為であった。今朝は最新の取り組みであるサイバー.キャンペーンも含めて、ISISと対決するための合同戦略について検討するため、イギリス、フランス、イタリア、ドイツの指導者とドイツで会談した。また25日、 ISISと戦っている地元で民兵の戦士を援助するため、初めて最大規模250人の特殊部隊をシリアに派遣することを発表した。米国先導のISIS戦略はサイバー技術を駆使するISISに対処する為、テロリスト以上に優れたハイテク能力を駆使する事が必然的になっており、伝統的な陸地での戦いおよびドーロン戦略を全て併用した戦略が展開されている。サイバー.キャンペーンは兵士や武器のないデジタル通信時代の葛藤であるが、総体的な評価が判明するまでには当分時間を要することを示唆している。

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