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ヒラリー.クリントンは27日午前中、副大統領選定の噂があるマサチューセッツ州米国上院議員エリザベス.ウォーレンと初めて一緒のキャンペーンを行った。クリントンは主に米国の経済およびグローバル危機の問題を中心にしたスピーチを行った。ドナルド. トランプの反撃を恐れていないウォーレンはトランプの大統領選立候補の動機は彼自身の為であり、米国民の為ではないことを証明していると力説した。彼女はトランプが「欲望と憎悪」に満ちた人物であるとの強力な攻撃を展開し、クリントンは具体的な経済案がない彼が如何に大統領としての資質に欠けるかを鋭く指摘した。両氏はトランプが英国のEU離脱決定を歓迎した理由も含めて、トランプの経済政策には彼の支持者が知らない幾つかの矛盾があることを伝えた。

シンシナティ.ミュージアム.センターで開催された集会の最初にウォーレンは、クリントンが如何に国民の為に奉仕する候補者であるかを力説し「頭が良く、度胸があり、最も重要な事は彼女が良い心を持っていることです」と述べた。彼女はトランプとクリントンを比較し、クリントンはツイッターで政敵を侮辱しないと述べ、「彼女は欲望と憎悪で駆動された肌が薄い(怒りやすい性格 )いじめっ子を倒すために必要な事を知っています」と述べた。 更に、トランプは「小さく不安定でお金を掴む」人物であると批判した。クリントンは「エリザベスは機会がある度に、気質的に米国の大統領として完全に不適当なトランプがどのような人物であるかを暴露します」と述べ、オハイオおよびアメリカ中の有権者がそれを理解することは「非常に重要」であると語った。また、勤勉な数百万人のアメリカ人のために学生の債務を軽減し、ウォール街の金融機関に厳格な規制を施行する仕事に取り組んだとし 「日々戦っている彼女に感謝したい」と述べ、ウォーレンの仕事を称賛した。また、11月の選挙は「 より強力で進歩的な指導者」が「自信と楽観で正しい方向」に国を導く事ができると語った。

また、一握りの金持ちは益々豊になっている一方で中産階級の賃金は停滞したままの状態であることを強調し、近年の経済状況には一般の国民の間に「不安、恐れ、怒り」があると語った。クリントンは彼女の経済政策において、⑴ 最低賃金の上昇も含め、労働者の安定と保護を強化するため企業は職業訓練および組合を強化する必要があると述べた。次に、⑵ 中産階級には課税しないが、富豪層に公正な支払いを求める税制システムを改革し、⑶ ウォール街に対する罰則を強化することで、消費者に対する虐待を防止し、⑷ 消費者を弱体化する如何なる努力にも対抗する為、消費者保護法を設定し、⑸ 金持ちが政治を買うことを可能にした2010年のシティズン.ユナイテッド対 連邦選挙管理委員会の判定を覆し、⑹ 健全で安全なエネルギーを促進するため気候変動に闘うことなどを力強く語った。

加えて、クリントンはトランプが米国多国籍企業による海外へのアウトソーシングを批判し、海外に仕事を戻すと公約していることに触れた。驚く事に、彼の製品はほとんど海外で生産されているため、事実上彼の記録はアメリカ人労働者に受益を与えていないと指摘した。例えば、トランプ.スーツはメキシコで生産され、トランプ家具はトルコで製造され、トランプのバー用器物はスロベニアで作られています」と語り、トランプは実際にはアメリカ人の為に雇用を拡大する方法を理解していないと指摘した。ウォーレンおよびクリントンは EUから離れることを決定した英国の国民投票が開催された23 日、スコットランドにある彼のゴルフ場でトランプが英国の決定を歓迎した理由について語った。ウォーレンは「アメリカを再び偉大にする」とのトランプのスローガンについて触れ 「私は正確に(偉大にするとは)誰のためであるかを問います。ゴルフをする為、スコットランドに飛ばない家族のためですか?」と尋ね、「彼は欲しいものを得るために貴方を泥に叩き付けます」と述べ、全て彼自身の利益の為であると鋭く指摘した。クリントンは、トランプが「アメリカの人々に適合していないことを毎日思い起こさせます」と述べた。

事実、トランプはスコットランドのゴルフ場を訪問した時、23日の英国の投票結果について 「基本的に彼等は彼等の国を取り戻しました」と述べた。ポンドは事実上、ドルに対して安くなる為、彼のゴルフ.コースのビジネスを援助する結果になったことが英国EU離脱を歓迎した理由である。同日ロイターとの電話インタビューで「私は全て現金で支払いました。その時私は、ホテルとゴルフ.コースの改修に莫大なお金を費やしました。信じられないです」と語った。 24日のワシントン.ポストによると、トランプは当地での記者会見で「ポンドが下がると、より多くの人々がターンベリー(彼のリゾート地)に来ますので、率直に言って旅行や他のことで、それは非常に肯定的になり得ると思います」と語った。しかし、トランプは「スコットランドの競合者と比較し、米国のゴルフ.コースを不利にする」ことについては全く考慮していないことを示唆した。

27日鮮やかなブルー系のジャケットを着用して登場したクリントン及びウォーレン両氏は、トランプをホワイトハウスに近づけないことを強く決意している為、トランプが大統領になるべき人物ではないことを強調した。一方、トランプ大学のスキャンダルはメディアを通して既に広く国民に知られた為、トランプの支持率は下落傾向が続けている。また、ジョージW.ブッシュ政権下の複数の元共和党高官は公式にクリントンを支持しているが、米国政治史上稀に見られる現象である。これは民主党に活力を与える一因でもあるが、トランプに対する強力な批判者であるウォーレンは頻繁にトランプがアメリカ国民を代表していないことを指摘している。確信に溢れ、シャープな頭脳と行動力がある点でクリントンの副大統領としてふさわしいが、上院議員としての彼女の立場は重要であるため、複数の政治分析者は現職に留まることを奨励している。幾つかのメディアは、クリントンは彼女を選択しないと予測しているが、トランプに対するウォッチドッグ的な機能を果たすウォーレンがクリントンのキャンペーンを援助するインパクトは多大である。

 

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