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8年前ヒラリー.クリントンとバラク.オバマは政敵同士であった。2008年の大統領選で敗北したクリントンは、当時最も強力な民主党の対抗者であったイリノイ州米国上院議員オバマ氏を援助することを選択した。そのお返しは8年後、オバマ大統領がクリントンのキャンペーンに初めて参加した昨日表面化した。約7年半で果たした大統領の業績は、クリントンを支援するオバマ氏の動機及び圧倒的多数の国民が支持する政策に関連性がある。

2008年の大統領選でバラク.オバマのライバルであったクリントンは2009年1月就任したオバマ大統領の政権下で国務長官として就任し、オサマ.ビンラディン2011年の発見にも関与した。2013 年 2月に辞職するまでオバマ大統領を支えたクリントンは、現在その大統領に依存する格好になっている。最も激戦地は無所属または独立派が大多数を占める州であるが、大統領の支持率は全米で52%まで上昇している現在、クリントンより人気のあるオバマ氏の援助は効力があると見られている。接戦地の一つであるノース.キャロライナ州シャーロットでクリントンと共に合同キャンペーンを実施したオバマ大統領は5日、「どの男性または女性よりクリントンほど次期大統領としてふさわしい人物は存在しません。クリントンはそのような競争に戦えることを私は知っています。彼女はテストされたと言えます。私はクリントンにバトンを手渡す準備ができています」と語った。

最後の任期中、現役大統領が彼の後継者になる可能性が高い候補者のキャンペーンに合同参加する事は稀ではない。オバマ氏は任期終了後、混血大統領として8年間で築いた業績の遺産を残したい個人的な動機もあると思われるが、そればかりではない。オバマ氏の業績は最近多数のメディアが評価し、国民も認識するようになっている為、現役大統領の支持率が上昇している。労働者および中産階級の経済と機会の向上を目指すそれらのレガシーを残すことは大半の国民にも有益な側面が多々ある。特に米国初の医療改正法であるアフォーダブル.ケア.アクト又はACAは、病歴のある患者を疎外しない為、医療保険未加入者は著しく減少した。また、失業率の驚異的な減少、時給の上昇、ソーラー.エネルギー利用の顕著な上昇などが挙げられる。

従って、オバマ大統領は8年間で何を向上させたか?この質問は、国民が次期大統領に誰を選ぶべきかを決定する上で重要な基本である。例えばACAが制定された為、医療保険の未加入者は減少した。医療保険に関する国勢調査のデーターによると、幾つかの支払い金額によりグループ別の相違はあるが、2008年から2014年の期間に医療保険の未加入者は総体的に 5%減少した。ギャロップ の調査では2009年には16.1%であったが、2014年第4四半期の米国成人の保険未加入率は平均12.9%まで減少した。米国保健福祉省の2016年3月の報告によると、推定2,000万人がACA下での医療保険に加入した。また、失業率の減少はオバマ氏が就任した2009年1月には7.8%であったが、2016年5月には4.7%まで減少した。更に、連邦準備経済データーによると、時給も同時期に18.40ドルから21.49ドルに上昇した。オバマ政権は過去のどの政権より、風力および太陽エネルギーの消費量を上昇させている。エネルギー情報管理局によると、2009年から2015年の間に風力および実用規模の太陽光発電や分散型太陽光発電(PV)の両方を含む太陽光発電の容量は近年急速な成長があり、それぞれ100%以上および900%以上の増加があった。

これらの業績は顕著な一部であるが、経済、文化、消費者および企業、貧困、公民権と平等性、退役軍人、労働者、LGBTの向上に関する業績には大統領令を含めて他にもほとんど知られていない350以上の功績がある。エネルギー政策にも関連のある一例を挙げれば、オバマ大統領は歴代のどの大統領より公有地を増加した。これは、石油や石炭の掘削で搾取される危険性を減少させるメリットがある。大多数の専門家は、今後世界はクリーン.エネルギーが主流になることを認識している為、オバマ氏の決定と行動は様々な側面から国民の健康と安全の理念に根ざしている。

来年1月政権交代するオバマ大統領が自身の業績を残すためには、ヒラリー.クリントンに「バトンを渡す」以外に方法はない。オバマ氏は5日、シャーロットでの合同キャンペーンで「着実な判断力」があるとしてヒラリーを称賛し、「何か想像的な過去を選ぶかまたは将来にたどり着く」かどうかの重要な選択であると述べた。クリントンはまさに国民の平和と安定した将来を見据えた政策をアピールしているが、それはオバマ氏の多数の業績を保護または拡大することに繋がる。その顕著な例は、強い家族、若い世代の教育、及び勤勉なアメリカ人を保護する事をアピールした彼女の政策であり、特に崩壊した米国の移民法を修正し、包括的移民改正法を押し進めることである。また、エネルギー政策にしても 21世紀のクリーン.エネルギーのスーパー.パワーを目指すスローガンを掲げ、次の10年間で温室効果ガス排出量を30%削減するなど既に具体的な目標を掲げているクリントンは、圧倒的に多数派の科学者が懸念している気候変動と戦う強い決意を秘めている。

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