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研究者は野菜と果物を摂取することの精神的な満足感についても研究を進めているが、2016年8月American Journal of Public Health(AJPH)に公表される研究結果は、野菜と果物を日々長期的に食べている人は精神的にも満足感があり、総体的に幸福につながっていることを発見した。その研究結果はそれらの摂取量が増えれば増えるほど、人生の満足感も上がることを示した。それは栄養健康学的な効果の証拠を発見することより、個人が満足感を実感することの方がもっと速いことを示唆した。

AJPHによると、無作為に選択された12,385人のオーストラリアの成人のうち食事とその後の人生の満足感との潜在的な関連性を追跡するため12,000の個人を調査した。2007年、2009年、及び2013年に食生活における彼らの心理的及び感情的な健康について調査した結果、2年間内でほとんど野菜や果物を食べていない食生活から、一定量の野菜や果物を追加した人はもっと幸福感と満足感があることを報告した。野菜や果物は健康上に重要な役割を果たすことで知られているにも関わらず、「西洋社会の典型的な市民は不健康な食事をしている。より多くの果物や野菜を消費することを人々に説得することの困難さは深刻な問題である」と研究者は述べている。この研究では、その問題の新たなアプローチを探求し、一部は科学的及び一部は公衆衛生のための研究として考案された。従来の食事の栄養と健康に関する研究では無視されがちである特定の食品、特に果物や野菜の長期的消費と主観的な幸福には一致したつながりがある証拠を発見した。

 

By AJPH

上記グラフは野菜及び果物の摂取量が増えるほど、満足度が向上していることを示している。チャートが示す通り、1日に摂取する野菜と果物の消費が増えるほど人生の満足度の変化が上昇した。例えば、1ポーション(Portion)をりんご1個として計算し、バナナ1本を追加した場合は2ポーションになり、更に野菜、例えばカップ1の刻んだ生ほうれん草、またはカップ1の料理したほうれん草を加えると3ポーションになる。その満足度は1ポーションより、著しく増加し、8ポーションになると満足度は最高レベルの基準に達した。高いレベルの満足感と野菜及び果物の摂取量の関連性は、個人の経済的及びその他の状況によっても変化することを考慮した後も一貫していた。

AJPHに8月公表されるこの研究結果は、過去にほとんど野菜や果物を食べなかった個人が8ポーションを摂取する経験は、失業した個人が仕事を見つけた時の喜びと同等の満足感が増加することを示唆した。この研究の複数の著者は、食生活を変えた研究参加者は2年以内にそのような幸福を感じたことを報告したと述べている。また、それは実際に健康が向上したことを実感する速度より早いという。従って、野菜や果物を日常的に食べる人は糖尿病、がん、心臓疾患など様々な健康問題の予防に役立つことに加えて、精神的な満足度が向上することにより、更に肉体的健康を促進する可能性があることを示唆した。

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