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反トランプの代議員グループ

大会の前日まで一連の銃殺事件が続いているが、初日の共和党全国大会のテーマはアメリカを再び安全にするである。今日18日夜から開催される共和党全国大会の安全性に関し、連邦及び州レベルの法務執行当局は、特にオープン.キャリーが許可されている現状を懸念していた。クリーブランドの警察当局は、反トランプ活動家とトランプ支持者との間にバリケードを張るなど様々な角度から安全警備体制を整えたようである。しかし、大会が始まる数時間前から反トランプの代議員グループは既に大勢が待機している会場内でトランプの指名規定に対する最後のあがきを表明した為、大会が始まる前から混沌が見られた。

今日から始まる共和党全国大会には異例の大規模な警察官が全米から動員されている。また、何らかの小競り合いがあるか又は最悪の事態が発生した場合に備えて、地元の病院は空きベッドを準備したという。この大会に武装または武器保持で参加する団体は、トランプ支持者の民兵、トランプ支持有権者、1960年代後半から1970年初期に台頭したプラック.パンサーの現代版の黒人民兵グループなどであると予測されている。この大会での所持品に関する規定は驚きである。全ての参加者はオープン.キャリー法下で銃の携帯が許可されるが、会場の建物から約4平方キロの区域で、ナイフ、野球及びテニス.ボール、先端が鋼製の傘、木製の柱棒などの持ち込みを禁止されている。しかし、代議員及び一般の参加者は会場の内部に銃器を持ち込むことはできない。

初日の共和党全国大会のテーマは「再びアメリカを安全にする」である。約2週間前には2都市で警察官による黒人の射殺、及びダラスで5人の警察官が黒人に狙撃され死亡した。昨日バトン.ルージュで持ち伏せの襲撃により3人の警察官が殺害された。また、7月14日フランスのニースではトラックの運転者がフランス革命記念日のパリ祭を祝っていた群衆に突っ込み84人が死亡するという脅威的事件が発生した。大会前、連続的に発生した悲惨な事件を受け、大会初日のドナルド.トランプのアピールは、強い大統領を描写することである。また、幾人かのスピーカーは政敵であるヒラリー.クリントンを攻撃するため、2012年にリビアのベンガジにある米国大使館で発生した襲撃で、4人のアメリカ人が死亡した事件の責任を再度蒸し返すことが予測されている。

大会での安全性については拳銃及びアサルト銃を含む武器の持ち運びが許可されているため、安全性が最も重視されている。オハイオ州クリーブランドの警察組合は大会期間中の銃器携帯法を保留するよう州に要請したが、同州の共和党知事でありながら大会には出席しない予定になっている元トランプのライバルであったジョン.ケイシックは、緊急な安全上の問題がない限り、オープン.キャリー法を一時的に保留する権利はないとして拒否した。夜開催される大会に早くから到着したグループは数百人のトランプ支持者であり、このグループで銃を保持している人達は数人であったと報告された。会場及び市内は大勢の警察官が昼間から配備されているが、バイクでパトロールしている複数の警察官は会場から比較的離れた場所でも監視を開始した。地元の警察当局は、反トランプの抗議活動家及びトランプ支持者を分離した。彼らの衝突により最悪な状況になることを防ぐため、会場の近辺または幾つかの場所にバリケードを張り、抗議活動の場所をそれぞれ指定した。大会寸前、いずれのグループも平和的であり逮捕の様子はまだ報告されていない。

しかし、反トランプの代議員は会場のフロアーで最後の戦いに挑戦した。彼らは14日指名規定の変更を主張したが失敗に終わった。今日大会が開催される数時間前、指名規定に対して点呼投票を要求し、反トランプの代議員は会場内で指名規定に反対し、「点呼投票」を大声で繰り返し唱える緊迫感があった。点呼投票は頻繁に上院議会で利用されている。法案に投票する場合、名前を呼ばれた議員はそれぞれ「アイ(賛成)」または「ネイ(反対)」の意思を表明するだけである。これにより誰が法案を支持し、反対したかどうか透明性があるシステムになっている。今日、反トランプ派の代議員らは指名規定に対して、点呼投票を求めたが、共和党全国委員会(RNC)はこれを否定したため、反トランプ代議員のグループは州ごとに点呼投票の誓願署名は十分あったと主張し、RNCには「ごまかしがあった」と批判するなど、会場は緊張気味であった。会場の内外で取材している記者らは今年の共和党全国大会は前代未聞の混沌状況があると述べている。

 

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