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大会の前半部では指名候補に関して団結どころか分裂が目立ったが、終幕が近づくにつれ、バーニー .サンダース支持者の様子は落ち着きを見せるようになった。複数の著名なスピーカーはドナルド.トランプとヒラリー.クリントンの政策との対比を強調した。特に、21日最終日にトランプが悲惨なアメリカの現状を描写したことに反して、「米国は世界で最も偉大な国である」と鋭く対比したミッシェル.オバマのスピーチは鮮やかであった。25日大会初日の東部時間午後10時50分頃、最後のステージに登場したサンダースが「ヒラリー.クリントンは傑出した大統領になります」と述べたとき、もはや異論を唱える声はなかった。民主党団結のため、涙ぐましい努力をした人は他ならぬサンダースである。前半部で指名を巡って激しい抵抗を続けたサンダースの支持者は大会初日の後半部で団結の意思を表示する感動的な大会に移行した。

大会が始まった時から中頃まで、一部サンダースの支持者は謀反的であり、ビルの外側で行進し、会場内では涙を流しながら「サンダース」の名前を繰り返し唱えるなど混沌たる状況であった。彼らの一部は「クリントンはサンダースの選挙を奪った。トランプを打破できるのはサンダースである」と怒号した。反クリントン.グループの幾人かは夕方ウェルズ.ファーゴー.センターの上壁を登り逮捕された。初日の主なスピーカーはエリザベス.ウォーレン、ミッシェル.オバマ、バーニー.サンダースであった。ミッシェルは名前を挙げず、抽象的にトランプを攻撃する場面もあったが、主に子供の将来に焦点を当てたスピーチを展開し、会場を感動させた。サンダースは、クリントンが次期大統領になるべきであることを力説した。緊張がピークに達した午後9時過ぎ、サンダースの支持者である喜劇女優のサラ.シルバーマンは屈託のない様子で登場し「あなた達は馬鹿げています」と注意した。この頃まで会場のサンダース支持者は悲痛な面持ちであったが、分裂ムードから団結への方向に導いたスピーカーはおそらくミッシェルだったかもしれない。

ミッシェルはスピーチの冒頭で、大統領として就任したバラクと共に8年間普通ではないホワイトハウスでの生活で、二人の娘たちに父の市民権の攻撃をどのように無視し、憎悪的言葉はこの国の本当の精神を反映しないことをどのように教え、なぜ、ある人は残酷ないじめの行動を取るのかを説明することで、指導し保護しながら娘たちの成長を見守ってきたことを語り、「我々は、私たちが口にするすべての言葉、我々が取るすべての行動を通して、子供たちは私たちを見ていることを知っています」と述べ、両親は最も重要な子供達の模範であるべきことを強調した。また、「バラクと私は、大統領とファーストレディとして私たちの仕事に同じアプローチを取ります。なぜなら、私たちの言葉と行動は、私たちの女子だけでなく、全国の子供たちに大事であることを知っているからです」と述べた。

更に、「11月 投票に行くとき、民主党または共和党、左または右ではなく、それは我々が決定していることです」とし、「この選挙、および全ての選挙は、誰が次の4年または8年間で私達の子供たちの人生を形作る力を持っているかです」と語った。また、プレッシャー に負けない、簡単な方法をとらない、彼女の人生で決して挫折しないクリントンを尊敬していると述べ、自分の女子やこの国の子供たちに望ましい大統領はそのような類いの人であり、何事にも「屈せずやり通す」人ですと語った。また、「大統領が直面する問題を理解している人は黒人及び白人ではなく、140文字で減少することはできません。なぜなら、あなたの指先に核コードがあり、あなたの指揮下に軍事がある場合、あなたは即時的な意思決定を行うことはできません。また、怒りやすく、暴言を吐く傾向があってはなりません。あなたは安定し且つ慎重で十分な情報を得ている必要があります」と述べた。ミッシェルは将来の子供たちに理想的な大統領はどのような人であるべきかを次々に語り、一言も名前を持ち出すことなく、ツイートばかりに夢中になっているトランプを対比した。最後に、「この国は現在地球上で最も偉大な国ではないので『再び偉大にする』必要があるため、この国は偉大ではないと誰にも絶対に言わせてはなりません」 と述べた。彼女のスピーチは 一部参加者の涙を誘い、もっとも多くツイートされ、最も多く検索されたと今日報告された。

民主党全国委員会(DNC)のメール情報漏れ騒動により、荒れ模様の天候で始まった大会は終幕に近づくにつれ、空に太陽がのぞき始めたように会場の雰囲気が変わった。初日の最後のステージとなったサンダースが登場した時、「サンダース」のプラカードを掲げたグループからの歓声が上がり、しばらくスピーチを開始することができないほど会場は熱狂的であった。 クリントンとの団結を訴えた頃には彼の支持者が反対を表明する様子はなかった。サンダースは、「私は多数の課題で同意しないことは秘密ではありません。しかしトランプとは「程遠い」と述べ、クリントンを支持するため、すべての政策において政敵との違いを対比しながら、彼女を擁護した。例えば気候変動について語った時、政敵は気候変動を「作り話」だと主張しているため、その政策を語る必要はないと言っているが、クリントンは科学を理解し、対策を持っていると述べた。「ヒラリー.クリントンは卓越した大統領になります。私は今夜ここに彼女と立つことを誇りに思います」と述べた時、多くの彼の支持者は、特に若い女性は涙ぐみながらクリントンのキャンペーンで利用されている「私は貴方と共にいます」のサインを上空に持ち上げた。

昨日のスピーチで、点呼投票を要求すると約束したサンダースは支持者の説得に全魂の努力を傾注した印象を受けた。彼は彼を支持する会場内の代議員に如何なる類の抗議活動もしないようテキスト.メッセージを通して事前に要請したことが伝えられた。26日2日目の大会では4時過ぎから点呼投票を含む指名プロセスが開始された。彼は公式にキャンペーンを辞退していないため、予備選で得た代議員はまだサンダースに投票する義務があり、特に地元州で80%以上の支持を獲得したバーモント州の代議員は彼に投票することが予期されている。しかし、指名プロセスの最中も米国政治史上初の主要党の女性候補者が誕生すると報道された。サンダースのキャンペーン.マネジャーは、クリントンのキャンペーン.チームとクリントン指名におけるサンダースの役割を話していると語った。クリントンの夫である元大統領ビル.クリントンは2日目の大会の最後のスピーチで中心的な役割を果たすことも歴史的である。

 

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