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ドナルド.トランプはほぼ毎日、一線を越えると言われている異様な発言を繰り返し、キャンペーンからの脱線と第三者に対する侮辱を止めない。トランプに愛想を尽かした7 0人の共和党グループは彼を見捨てるため、署名付き誓願書を共和党全国委員会(RNC)の委員長に送った。多数の激戦地でもクリントンが大幅にリードしているため、おそらく本人も予期していると思われるがトランプは事実上、勝利不可能な候補者である事がほぼ明らかになった。トランプが勝利するためにはペンシルベニア州を含む大多数の接戦州でクリントンを超える支持率を獲得する必要があるが、クリントンの人気投票率はほぼすべての激戦州でも圧倒的な勝利を獲得する可能性があることを示唆している。トランプは昨日、ペンシルベニア州の集会でクリントンが同州で勝利した場合、それは不正によるものであると攻撃した。

11日70人の共和党公職者は資金をトランプのキャンペーンに提供することを停止し、敗北の危機にある上院及び下院共和党議員の支援に集中することを要請した署名入りの書簡をRNCの委員長ラインス.プリーバスに送った。世論調査で壊滅的に支持率が下がっているトランプは勝利する見込みがないため、議会多数派を維持することに努力するべきであると主張し「これは難しい決定ではないはずである。ドナルド.トランプが大統領に選出されるチャンスは日々消失している」と述べている。これは、勝利する見込みのない共和党の指名候補者に資金を提供することより、議会の多数派を擁護することを強く要請したものである。

70人の共和党関係者によるこの請願は、主要な共和党グループまたは個人が次々にトランプ放棄を表明している一連の現象とほぼ同じ理由に基づいているが、もっと政治的な動機があるようだ。バーニー.サンダースの影響で一部かなり進歩的政策をアピールしているクリントンは基本的には中道派の政治家である。従って、彼女を一期のみの民主党大統領として妥協的に受け入れる姿勢があることを示唆している。一方、すべての候補者を救える保証はないが、再選で敗北する可能性のある議員に資金を提供し、彼らの議席を維持する努力を提唱することはもっと合理的な戦略である。世論調査で引き続きトランプの数値が下落していることが最も決定的な要因である。

3機関による7/30日から8/7日までの全国世論調査の支持率はクリントンが平均10%ポイントもリードしている。

全国調査 クリントン トランプ クリントン
NBC/WSJ/Marist 48% 37% +11
クウイニピアク 52% 42% +10
サスケハナ 47% 37% +10

さらに、トランプは主な接戦州でさえクリントンに開きがありすぎる。7月初旬、アイオワ、ウィスコンシン、オハイオコロラドネバダ、ノース.キャロライナ、ジニアフロリダ、ペンシルベニア、ミシガン、ニュ.パンプシャの11州中は接戦が予測されているが、最近報告されたNBC/WSJ/Maristの世論調査で、特に下線の激戦州でもヒラリーが大幅にリードしている。

激戦州の支持率 クリントン トランプ
ペンシルベニア 49.2% 40%
コロラド 46% 32%
バージニア 46% 33%
フロリダ 44% 39%
ノース.キャロライナ 48% 39%
オハイオ 43% 38%
ニューハンプシャー 51% 34%

このような数値が示しているにもかかわらず、ショック状態のトランプは意識的又は気が動転しているかのどちらかの理由で「クリントンが不正しない限り、ペンシルベニアでの彼女の勝利はありえない」と攻撃した。12日、同州のアルトゥーナで「我々はペンシルベニアを監視します。その区域に行って調査し、他の人間が5回投票しないかどうか確認しなさい」と支持者に促した。同時に彼は本人のキャンペーン.サイトに選挙を観察するボランティア活動家を募集する広告を掲載した。トランプは一人の人間が数回投票するような不正があると主張しているため、選挙観察ボランティアの募集は、特に上記の激戦州で彼の敗北を防ぐため、民主党の投票違反を監視するよう彼の支持者に要請しているとして、脅威的且つ被害妄想的な言動に民主党選挙関係者は憤慨している。投票状況の監視は候補者及びその支持者の仕事ではなく、選挙委員会の領域であるため、法的裁量を超える可能性もあると言われている。ワシントン.ポストによると、包括的な調査により10億の投票に対して不正投票はわずか31件で驚異的に低いことが判明している。

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