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Image result for images of protesters against Trump in Mexico on Aug. 31, 2016

メキシコ大統領エンリケ.ペーニャ.ニエトは先週、米国両党の大統領候補指名者を招待した。ヒラリー.クリントンは訪問する予定があるかどうかを公式に表明していないが、ドナルド.トランプは今日訪問し、今夜アリゾナ州フェニックスで、訪問の結果も含めて彼の移民法に対するもっと明確な立場を語る予定である。メキシコ市民及びリーダーは、トランプの訪問を歓迎していないことに加えて、メキシコ大統領がトランプに会う真意を理解していないため懐疑的であるようだ。トランプのメキシコ大統領との会談は一種のギャンブルである印象を与えている側面があるが、それはなぜだろうか?

メトランプは、メキシコ大統領.ペーニャ.ニエトに招待を受けたため「明日彼に会うことをとても楽しみにしています」と昨日ツイートした。複数の情報筋によると、メキシコ政府はトランプが個人的に会うことに同意したことを伝えるため「 世界におけるメキシコの利益を促進するための会話であり、主にメキシコ人が何処にいようと彼らを保護する為であると私は信じます」とツイートした。しかし、メキシコは総体的にトランプの訪問を歓迎していない。元内務大臣アレハンドロ.Pロメロは「我々を侮辱することに献身している候補者のキャンペーンの一部ですか?なぜですか?トランプは歓迎されません」とツイッターのハッシュタグに投稿した。また、元メキシコ大統領ビセンテ.フォックス.ケサーダは「私はすべてのメキシコ人に謝罪してもらうため招待した。嘘をつくことを止め、敬意を示しなさい」と述べている。

大統領候補指名者が海外を旅行しリーダーに会うことは伝統的になっているため、驚くことではないが、トランプとメキシコ大統領を含むリーダーたちとの間には長い期間亀裂があったため反響は多大である。.ペーニャ.ニエト大統領に招待を受けた為の訪問であったとしても、トランプのメキシコ訪問は危険性があると言われている。その理由の一つは14か月間、ほぼ一貫して全ての不法移民を強制送還し、巨大な壁を建設することを主張してきたからである。.ペーニャ.ニエト大統領はトランプをアドルフ.ヒトラーまたはベニート.ムッソリーニと比較するほど嫌悪していると言われている。その彼がクリントンだけではなくトランプも招待した理由はなぜなのか同国のリーダーさえ理解していないようである。APによると、.ペーニャ.ニエト大統領の8月の人気度は23% に急落しているため、メキシコ国民の信頼を取り戻す努力として、トランプに直接抗議する意図があるかもしれないと憶測された。トランプ.キャンペーンのマネジャー、ケリアーン.コンウェイは彼がメキシコの大統領と合同の記者会見を行うことを期待していると述べているため、双方の目的がお互いに相反する場合、トランプのメキシコ訪問はリスクが伴う。

トランプは14か月間維持している強固な移民政策に対して10日前、幾分柔軟な姿勢に変わったことを示唆する発言があった。その後メディアはトランプの移民政策は「柔軟になった」、または「表現を変えた」と報じたため、トランプの側近たちは基本的に強固な姿勢を変えてはいないと公的に擁護した。論争的で曖昧な彼の移民政策は混乱に満ちているため、彼はもっと詳細な計画を公表する必要があった。トランプは全ての課題についてスピーチで詳細を語ることはないと宣言しているため、文書で発表するまで公式な移民政策を確認することは困難であるが、過去10日間トランプが公式に語っていることは以下の内容である。不法移民の強制送還は現在オバマ政権が実施している ① 犯罪者のみに限定する。② 長年米国で生活している真面目な不法移民であっても市民権を与えることはない。③ 不法移民の雇用禁止プログラムを強化し、④ 出入国管理システムをもっと監視し、国境を安全にするため、壁建設を実現することである。しかし、米国市民の子供を持つ不法移民の両親または家族に対する措置についてもトランプは何を考えているのか不明である。なぜなら、トランプはいつも短い表現で「彼らは出て行かなくてはならない」と言う時もあれば「家族は引き離せない」と言っているからである。

いずれにしても、トランプの移民政策は反不法移民支持者と穏健派の共和党有権者との間で彼自身を板挟みにしている。これは論争的な移民法にトランプが曖昧である理由かもしれないが、大半の米国市民は不法移民に反対していない。8月25日に公表されたピュー.リサーチによると8月9日から16日までに2,010の成人を対象にした調査では76%の国民は「書類のない移民(不法移民)は米国市民と同様に勤労で正直である」と答えている。また67%は彼らが市民より重大な犯罪を犯す可能性はないと思っている。更に、国境に壁を建設する計画については61%の国民は引き続き反対した。この調査結果はトランプ及び彼の側近が14か月前の最初の移民政策を基本的に変えないと主張し続けた場合、トランプの選挙戦略にはマイナス要素である。支持率を増加するための戦略であるとの意見もあるが、すべて今夜のスピーチの内容次第である。31日午後から現地で開催された会談後の合同記者会見は重々しい印象があり、壁建設の話題はあったが、資金に関する論議はなかったと伝えられた。詳細な内容は今夜判明するはずであるが、移民政策で板挟みになっているトランプのメキシコ訪問は一種のギャンブルである。

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