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ニューヨーク(NY)の司法長官は、先週ワシントン.ポスト(WP)が報告し、ウォッチドッグからの要請もあったトランプ財団の調査について、 賄賂の容疑で調査を開始したことを昨日公表した。オバマ大統領は13 日ヒラリー.クリントンに代わって、フィラデルフィアでキャンペーンを実施し、クリントン財団とトランプ財団を絶妙な線で比較した。WPの驚異的な調査報告はトランプ財団が法務執行の調査対象になっても不思議ではないことを示唆している。

NYの司法長官エリック.シュナイダーマンは非営利団体として、トランプ財団が法律を遵守しているかを明白にする為の調査を開始した。シュナイダーマンは2013年、トランプを詐欺の疑いで多数の学生が告訴したトランプ大学についても損害を被った学生のお金の返還を求めている。昨日CNNのインタビューに応じた彼は、トランプ財団がNY州の慈善団体法に従って運営されているかどうかが主な調査の焦点であるとし「査定下に置かれた」と語った。ちょうど一週間前、責任と倫理の市民と呼ばれる政府のウォッチドッグは、フロリダ州の司法長官パム.ボンダイ(写真右)に対するトランプの不法慈善寄付に関する調査を米国内国歳入庁(IRS)に要請した。フロリダ州で再選を求めていた女性共和党司法長官はトランプ財団から$25,000を受理した後トランプ大学の調査を切断したと報告された為、賄賂容疑のスキャンダルに発展した。

オバマ大統領は昨日肺炎のため休養中のヒラリー.クリントンに代わって、ペンシルベニア州のフィラデルフィアで野外集会を実施した。この日の早朝国勢調査局が報告した米国人の所得が増加したことに触れ、2009年の就任以来、アメリカは益々強く繁栄していることを強調した。また、70年間の人生で労働者に対する関心は全く無いトランプは労働者の味方ではないとし、 「彼のゴルフ.コースに貴方を入れません」と語った。また「貴方は財団や慈善団体を議論したいですか」と問いかけ、「一人の候補者の家族財団は世界中の無数の命を救ってきました。別の候補者の財団は、他の人が彼の慈善団体に寄付したお金を取り、彼自身(を描いた)の6フィート (6ft=183cm)の絵画を購入しました」と語った。

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この絵画購入の話は、トランプ財団の調査記事を公開しているワシントン.ポストの記者デビッド. ファレントールドの報告にも紹介されている。トランプ財団は小さな家族慈善事業として1987年に設立された。2001年から他の人々から寄付金を集め始め、トランプは2007年から主な寄付者ではなく、2008年以降彼自身が寄付することを止めた。2010年、トランプ財団から寄付を受けたパーム.ビーチの警察財団はトランプが「無私の支援」をしているとして、トランプの慈善活動を表彰した。しかし、その寄付金には彼個人のお金は含まれていなかった。トランプは他人のお金を寄付し、彼自身が寄付している印象を与える方法を発見した。トランプは当時、故人の名前に由来するニュージャージー州のチャールズ.エバンス財団のビジネスマンに会い、パーム.ビーチ警察財団のために寄付を集めていると語り寄付を要請した。エバンス財団は2009年と2010年にドナルドJ.トランプ財団に合計$150,000を寄付した。これによりトランプは利益を得た。パーム.ビーチの警察財団は、トランプの慈善活動にパームツリー賞を授与した夜、トランプが所有するマーア.ラゴ.クラブで「お祭り騒ぎ」の祝賀会が開催され、部屋を借りるために多額の支払いをした。2010年当時の正確な出費は不明であるが、2014年の警察財団の税申告には部屋代に$276,463を出費したことが報告された。

WPのトランプ財団に対する調査は17年間の税申告及び寄付者または受益者としてリストされている200人以上の個人またはグループとのインタビューなどが含まれており、ファレントールドは「ドナルドJ.トランプ財団は非常に珍しい方法で寄付を集め、お金を費やしている」と述べ、他の慈善団体とは異なっているとの感想を記述した。最も重要な点は「ほぼ全てのお金はトランプ以外の人から来ている」ことであり、納税記録ではトランプの最後の寄付は2008年である。それ以来、全て寄付金は他人のお金であり、専門家はほとんど聞いたことがない家族財団名であると述べている。トランプは他人から受けた寄付金を彼自身のギフトを購入するため、または他の慈善家にトランプ財団のお金を寄付することで彼自身のお金であるとの印象を与えていた。これには2つの例がある。慈善寄付が個人利用されたその一例は、彼自身の6ftの高さの絵画をオクションで購入するため$20,000を使用した。このオクションには彼の妻のメラニアも関与し、彼女は最初の$10,000の入札から$20,000に増加した。WPによると、IRSは自己用に物を買うため非営利団体のお金を使用する「自己取引」の行為を禁止している。

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二つ目の例は、2013年フロリダ州司法長官パム.ボンダイにトランプ財団から$25,000を支払った件で、今年内国歳入庁(IRS)に罰金を支払ったことである。また5例では、トランプ財団は慈善団体に贈り物を与えていたことをIRSに報告したが、関係者たちはそのような贈り物を受け取ったことがなかったとWPに語った。また、他の2例で、トランプ財団への寄付者としてリストされている幾つかの会社は「そのリストは正しくない」とWPに語った。他の4例では、それぞれ小さな金額であるが、トランプ財団は2008年に$ 10,000、2010年に$5,000、2012年に$10,000を慈善団体に寄付したが、該当者は「そのような寄付を受けたことがない」と伝えた。それらの慈善組織はトランプがなぜ彼らに寄付したと言っているのかその理由を理解していない。WPは250の慈善団体にインタビューし、トランプ財団は通常の慈善活動とは質が異なっていることを明白にした。インディアナ大学で慈善活動を研究している教授レスリー.レンカウスキーは「一般的に理解されている慈善財団は、他の誰かを助けるために当財団の設立者が寄付をすることであり、他の第三者のためにお金を使う為、別の相手から資金を調達することではない」と述べている。

2007年以前、トランプは彼自身のお金を寄付していたようであるが、資金が底をついた時から慈善活動の方法を変えた。フロリダのケースは明らかに違反であると専門家が述べている件も含め、報告されている多数の不可解な点が法的調査の対象になるようである。The Making of Donald Trumpの著者デビッド.ケイ.ジョンストンは、トランプが若い頃から父と共に暴徒、詐欺、犯罪歴のあるアーティスト、密売人などと直接または間接的に交流があり、法律違反又は法の網にすれすれのもつれたビジネスに関与し、頻繁に事態の紛糾に直面した彼の人生を密着取材に基づき詳細に描写している。ミット.ロムニー 、マイケル.ブルンバーク及び他多数の著名人が公的にトランプを批判している事と一貫性がある。

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