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Image result for Images of Hillary Clinton on Sep. 15, 2016

先週末から米国大統領選の指名候補者の健康状態が注目されるようになった為、医療記録を国民に公表することの重要性が強調されている。ヒラリー.クリントンは肺炎で3日間休養していたが、詳細な医療記録を昨日公表し、今日からキャンペーンに戻った。ドナルド.トランプは昨日放映されたテレビ番組ドクター.オズ.ショーに出演し、健康状態を要約した彼の医師の手紙を提供したが、一部を除き詳細な情報は不明である。クリントンの健康状況が懸念された先週末前後から、一部の接戦州でわずかながらトランプがリードする結果になっている。

クリントンの担当医は、クリントンが大統領の職務に従事するには十分健康であることを明白にしたが、彼女はもっと医療記録を公開すると公約している。NBCニュースによると、クリントンの医師リサ.バーダックからの手紙は、クリントンが穏やかな非伝染性の細菌性肺炎であると診断されたと報告し「彼女は抗生物質と休養で順調に回復しています。彼女は引き続き健康であり、米国の大統領としての役割を果たすことに適合しています」と書いている。バーダック医師は、9月2日にクリントンは発熱、 鼻詰まり、疲労の診断をしたことを明らかにした。次の数日間、彼女は旅行したため、鼻詰まりが悪化し、咳が出るようになった。さらなる試験のため、旅行から帰宅後、再度診断を受けることをアドバイスし、フォローアップの期間に非造影胸部CTスキャンの検査は肺炎であることを明らかにしたと書いている。元気な様子でキャンペーンに戻ったクリントンは、ノース.キャロライナ州グリーンズボロでの集会で、数日間の休養はエネルギーの充電にとても効果があるとし「 通常の状況下であっても自宅でのんびりすることは得意ではありません」と語った。また、選挙日までわずか2ヶ月しかないため、自宅は彼女が過ごす最後の場所であると述べた。

一方、トランプは昨日放映されたドクター.オズ.ショーで彼の担当医ハロルド.ボーンスティン が最近検査した結果を要約した手紙を公開した。メフメット.オズ医師は怪しげな美容化粧品、痩身薬などの広告宣伝に頻繁に登場している医師である。彼が広告に関与した減量製品が詐欺である疑惑があったことに関して調査を開始した上院消費者保護の公聴会で、彼は消費者に害を与えるような医学的なアドバイスをしたかどうか、彼の製品の役割について2014年6月に尋問を受けたことがある。オズ医師はトランプの医師の手紙を見ながら、その内容を公開することはなかったため、一般的な国民はほとんどトランプの健康状態を明白に理解していない。オズ医師はトランプとの番組後、NBCニュースの記者の対面インタビューで、医療情報を提供されたことは「驚きであった」とし「私はそれらを見て、かなり迅速にそれを処理しようとしましたが、もし彼が私の患者だった場合、医師として彼の年齢の男性にしては、良好ですと言わなくてはなりません」と語った。

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しかし、トランプは完璧に健康であるというわけでなく、コレステロールを抑制する薬の服用が彼を肥満にしている要因であると指摘されている。ニューヨーク.タイムスによると、トランプは、太りすぎでありコレステロールを下げるタイプの薬であるスタチンを服用していることを明らかにした。トランプの側近は、常に肥満に焦点を当てるオズ医師はトランプの236パウンド(約107 kg)は「やや太りすぎ」であると宣言したと報告した。しかし、早期の報告は267パウンドであったが、昨年トランプの健康に関して、わずか5分で異様な手紙を書いたことで注目を浴びたボーンスティン医師は最近の手紙に「非の打ちどころのない健康」であると説明し、過去12か月間でトランプが15パウンド(6.8 kg)痩せたと述べている。コレステロールを制御するため服用しているスタチンは彼の血圧を低く保っている。彼の報告書は、以前心臓発作があった証拠はなく、心臓超音波検査も正常であることを示した。

トランプはこの番組で、オズ医師が試験結果を全て発表し、分析してくれるだろうと期待していたようである。トランプ.キャンペーンは、オズ.ショーは会話が主であり、試験結果を分析するための番組ではないため、医療記録は近日中に公表するとツイートした。トランプは過去15か月間、健康問題の質問に答えることはなかったが、クリントンの健康状態に懐疑的なコメントを公表し、11日にクリントンが肺炎を患っていたことが判明した為、大統領候補者の健康が重要であることを強調した。最近の世論調査は、クリントンの健康状態は有権者にも影響を与えたことを示唆し、幾つかの接戦州で両候補者は接戦に直面する可能性が高くなっている。一方、リバタリアン党のゲリー.ジョンソンの支持は前回の5〜6%の範囲から8〜10%に増加したようである。ニューヨーク.タイムス(NYT)によると、9月8日から13日までに実施された5機関の全国世論調査及び12州の接戦状況はトランプが幾分好転し、両候補の当選確率、及び選挙人数は先月より大きな変化があった。今日クリントンは、接戦は最初から予測していたと語ったが、今後選挙人数がもっと接近した場合、民主党には多大な懸念材料になる。

調査機関 クリントン トランプ
イプソス/ロイター 40% 39%
クイニピアック 48% 43%
NYT/CBS 46% 44%
YouGov/エコノミスト 42% 40%
ラスムセン 40% 42%
接戦州 ニューハンプシュー +7.4 アリゾナ +0.5
ミシンガン +6.4 オハイオ +1.5
ペンシルベニア +6.4 アイオワ +1.8
バージニア +6.1 ジョージア +2.2
ウィスコンシン +4.0 ミズリー+8.1
ノース.キャロライナ +1.7
フロリダ +0.2
当選確率 60.6% 39.4%
選挙人数 289.3 248.3
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