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昨夜の最後の討論会は最高裁の指名に関する質問で始まり、最初の段階でドナルド.トランプ及びヒラリー.クリントンは論争に集中したが、まもなく個人攻撃が錯雑する論争を展開した。ほぼ最後の段階で、トランプはモデレーターのクリス.ウォレスの「選挙結果を受け入れますか」との質問に対して、受け入れる事を明確に表明しなかった為、トランプの対応は前代未聞の出来事として、討論会終了後ほぼ全ての主要メディアのヘッドライン.ニュースとして掲載された。 90分間の討論中、画面に釘付けになる瞬間または息を飲むような場面が幾つかあった。

ウォレスの最初の質問では、最高裁を選択する上でどのような角度から見るか、また「憲法がどのように解釈されるべきであるか」について、両氏の違いは顕著であった。クリントンは「我々がどのような国にしたいのか、我々の市民にどのような機会を提供したいのか、どのような権利をアメリカ人が保持できるのか」米国の将来について米国人が考える必要があるとし、「最高裁は強力な企業及び裕福な側に立つのではなく、アメリカの人々の側に立つ必要があると強く感じます」と述べた。また、どのような人々を守るべきか多数のリベラル政策を大胆にアピールした。トランプはクリントンが勝利した場合、憲法修正第2条は「非常に小さい写しになる」と述べ、クリントンは憲法修正第2条を重視していないと示唆した。彼はリスト上の20人は非常に「偉大な学者であり尊敬されている」と述べ、プロライフで、堅実な保守派であり、憲法修正第2条を保護する判事を指名すると語り「建国の父が望んだとおりに憲法を解釈する最高裁を指名する」と語った。ウォレスは銃問題を提起したため、クリントンは「私は、憲法修正第2条を支持しています」と述べ「年間に33,000人が銃で死亡しています。我々は包括的なバックグラウンド.チェックが必要です」と語った。その後10分間、スカリア判事が関与した憲法修正第2条に関する判例の議論が展開された後、プロライフであるトランプに対して、憲法で保護されているロー対ウェイドの最高裁の歴史的決定を覆す判事を指名するのかとの質問に至った。トランプはこの質問に直接答えず「プロライフの判事を指名する」と述べ、数回ウォレスは同じ質問を繰り返す場面があった。

ある時点で国境の安全性について論議した時、トランプは全ての不法移民を強制送還すると述べていた最初のニュアンスを若干変えた。最初に麻薬密輸及び犯罪者を国外追放するとし「多くの問題はヒラリー.クリントンとバラク.オバマが原因であり、最大の問題は南部国境からヘロインが注入されている」と批判し「強い国境を保持するべきである」と主張した。また、この国から「麻薬を締め出す必要がある」と語り、トランプは巨大な壁を建設すると強調した。クリントンはトランプがメキシコを訪問し、メキシコの大統領にあった時、大統領は「我々はその壁の支払いをしません」と言ったため、トランプはツイッター攻撃したことを指摘した。更に、クリントンはトランプが1,100万の不法移民を追放することは大規模な法執行を駆動し「文書化されていない人々」を学校、家、企業から探し出し、この国から彼らを追放するため、彼らをバス及び列車に乗せることを意味するとし「それは国家として、人と調和していない考えであり、この国を引き裂く考えだと思います 」と迫力のある反論をした。また、不法移民を日陰から引き出し、公式に経済的機会を与えることは雇用主が不法移民を搾取し、賃金を低下することもできなくなると述べ、「ドナルドはこの事を良く知っています。彼はトランプ.タワーの建設に不法移民を低賃金で雇用」し、不満を言う労働者に「国外追放する」と攻撃したと語った。トランプはこれに反論せず、オバマ政権が大量送還を実施したことに触れ、この事実を誰も提起しなかったと述べた。しかし、多数のメディアはオバマ大統領の最初の任期中、毎年40万の強制送還が実施されたことを報告している。

その後、話題がプーチンに移行した時、トランプはプーチンに褒められたことがあるが「彼を知らない」と述べた。また「米国がロシアとうまく付き合っていれば、ISISを追跡するのに良いでしょう」と述べ「我々は、驚異的な数の核弾頭による非常に深刻な問題を抱えています」が、クリントンは何もしていないと批判した。これに対し、彼女は「彼が選出された場合、彼はロシアの大統領ウラジミール.プーチンの操り人形になります」と揶揄した。トランプは「プーチンはクリントンを尊敬していません」と攻撃し、クリントンは「それは彼が米国の大統領として操り人形を望んでいるからです」と反論した。 トランプは、いきなり「操り人形ではない」と二回繰り返し「貴方が操り人形だ」と反撃した。

クリントンは安全保障の問題で、ロシアは米国に対してサイバー攻撃を展開し「貴方は我々の人々に対してロシアにスパイ行為を奨励した」と迫った。クリントンは、共和党大統領候補者が米国の選挙に影響を与えているロシアを米国のリーダーより好意的に見ることは「前代未聞の状況です」と語り、電子メールをハッキングしている「サイバー攻撃はクレムリンの最高レベルが関与していることを17の諜報機関、民間および軍事関係者が結論づけました」と語った。トランプは「それがロシアなのか中国なのか、貴方は何も知らない」と反論した。クリントンは「私は自分の言葉を引用していない」と反発したが、トランプは、執拗に「我々の国は何もわかっていない」を繰り返した。この時、ウォレスはトランプに対して「この国の最高クラスの国家安全保障当局者は、これらのハッキングの背後にロシアがあると信じています。あなたは彼ら(ロシア)であると確実に知らない場合でも、アメリカの選挙に対するロシアの干渉を非難しますか?」と尋ねた。トランプは質問に答えず、再度聞かれた後「勿論、非難します。私はプーチンを知りません。何もわかりません」と答えた。ウォレスは「そのことを聞いてはいません」と述べると、トランプは「彼は私のベスト.フレンドではない」と述べ、「プーチンはクリントンよりもっと知恵があり、優れている」とクリントンを攻撃した。トランプはその後2分間で、中東及び核兵器を含む多数の課題を一行のセンテンスで繋ぎ合わせたような一貫性のない支離滅裂な話を展開した。トランプは安全保障の問題では引き続き、理解及び論争力において壊滅的であると共和党の政策評論家は指摘した。

この後、経済政策の課題では政府の支出、福祉、税制、規制などが提示され、ウォレスはどのような点で両氏の政策がもっと雇用を拡大し、国の経済を向上させるのか説明を求めた。税制政策から雇用に話題が以降した時、クリントンは「このステージで実際にメキシコに仕事を出荷している人が一人います。それはドナルドです。彼はメキシコを含む12カ国に雇用を出荷していますが、中国について言及しました。我々が抱えている中国の最大の問題の一つは、中国が私たちの市場に鋼鉄とアルミを不法投棄していることです」と述べた。上院議員としてこの問題と戦い、国務長官として立ち上がったと語り「ドナルドは、中国の鉄鋼やアルミを購入しています。ここラスベガスのトランプ.ホテルは、中国の鉄鋼で建築されました」と述べた。更に「彼は偽の涙でそれが如何にひどいか表現しましたが、彼はアメリカの鉄鋼労働者ではなく中国の鉄鋼労働者に仕事を与えています」と批判した。これに対し、トランプは「それは機能する類のアプローチです」と述べ、「私は国を統一します。我々は強化する貿易協定があります。私は歴史上初の貿易検察官を保持します。私たちは、これらの協定を施行し、米国製品を購入することで私たちを助ける企業を探します」と述べた。

この後、トランプはクリントンが30年間の公職者であるが「過去15年から20年の期間にどうしてそれをしなかったのか」と彼女に詰問し、クリントンは多くのことを語っているが何も実績はないと批判した。クリントンはこれに対して「簡単にお話しましょう」と前置きし、1970年代には子供の防衛基金のために働き、学校でのアフリカ系アメリカ人の子供たちに対する差別に取り組んでいたが、当時トランプはアパートの建物入居に関する人種差別により司法省に告訴されたと指摘した。また、クリントンは1980年代、アーカンソー州の学校の改革に取り組んでいたが、一方トランプは彼のビジネスを開始するため彼の父から 1,400万ドルを借用したと語った。また1990年代、彼女が北京で女性の人権問題に戦っている時、彼は元ミス.ユニバースのアリシア.マシャードを「食べる機械」であると侮辱したと批判し、過去のトランプと自身との行動を対比した。

ほぼ最後の質問で、ウォレスはトランプに対して、彼が敗北者になるという意味ではないが、ライバルのクリントンが勝利した場合「選挙の結果を受け入れますか」と尋ねた。トランプは「その時にそれを考慮します。保留にしておきます」と答えた。クリントンはこれに反応し「恐るべき事です。我々の民主主義を汚す事を語っています」と反論した。討論後、ほぼ全ての主要メディアは、この質問に対するトランプの応答をヘッドライン.ニュースとして掲載した。トランプは民主主義のプロセスを疑い、根拠のない莫大な「不正投票」があると本気で信じている事をさらに明白にした。今日トランプはオハイオ州のデラウェアでの集会で「もちろん、私が当選したら選挙結果を受け入れますが、私は疑わしい結果がある場合には争うか、または法的な異議を申し立てる権利があります」と語った。選挙の「不正投票」システムを主張している彼は、本人が当選するなら受け入れ、クリントンが勝利した場合、法的に挑戦すると暗示している発言に、今日両党の多数の議員は政治体制を脅していると批判したため、その後トランプは「全ての規則と伝統を遵守します」と語った。

討論会後、インスタント調査を実施したCNNの報告によると、討論に勝利したのは52%のクリントンであり、トランプの39%を超過した。クリントンは3回連続勝利したことになるが、両氏はこれまでの討論会の中で昨夜ベストなパーフォーマンスを展開した。トランプは過去2回の討論会より政策課題の質問に集中したが、態度の側面で進歩はなかった。マイクをいじり、 感情をコントロールできず、ライバルの話中に「違う」を繰り返すか、またはクロス.トークで頻繁に妨害し、ある時点でクリントンを「嫌な女だ」と罵った。また、クリントンはほぼ全ての論争で一貫性があったが、トランプは特に安全保障の課題では情けないほど支離滅裂であった。複数の政治評論家は、昨夜の討論会がトランプの低迷した競争状況を向上させる結果にはならないとコメントしている。

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