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Image result for images of Clinton and Jennifer Lopez on Oct. 29, 2016

先週金曜日FBIディレクターはクリントンに関係のある新たなEメールを発見したと報告したことで多大な動揺があった。その後、選挙に多大な影響を与えることが懸念されたが、複数の共和党戦略家は、それでもトランプは敗北すると予測した。幾つかの理由により接戦になる可能性はあるが、複数の重要な接戦州で昨日までの早期投票は民主党の投票率が共和党を超過している事実を含め、クリントン勝利の予測は逆転しないことを示唆する証拠がある。

クリントン.キャンペーン及び民主党上院議会上層部の複数の議員らはジェイムス.コミに対して一刻も早い詳細な情報を提供するよう求めているため、遅かれ早かれ提供する可能性はあるが、基本的な有権者の姿勢は変わらない。接戦になる可能性はあるものの、複数の戦略家はクリントンが勝利する可能性が高い理由を提起し、新たなメールはトランプ勝利の要因にはならないと見ている。31日のニューヨーク.タイムス(NYT)よると、既に2,200万人以上が早期投票を終えた。これらの大部分はコミが28日にアンソニー.ウィナーの捜査による別件からメールを発見したとの曖昧な報告以前に投票され、早期投票は総体的にヒスパニック及び若い世代が2012年のレベルより増加した。

クリントン陣営は民主党有権者に投票登録及び早期投票を促進しているが、その有利性はトランプ陣営が追いつかない状況であるNYTによると、特にノース.キャロライナ(NC)を含む人口動態的主要な都市及び地域では民主党の投票登録率は共和党を超過している。また、民主党の選挙組織は大規模であることも有利性がある。しかし、接戦になる可能性を懸念する幾つかの兆候もある。NCではアフリカ系アメリカ人の有権者は、2012年10月29日時点での投票参加率に比較すると、同じ時期の今年は17%減少しているため、クリントンにとっては大きな懸念である。しかし、NCでの早期投票率は共和党の31%に比較して、民主党は43%で大きくリードし、コロラド州とネバダ州でも共和党を打破している。コロラド州では民主党が共和党投票登録者の35%より多い39%が早期投票した。ネバダ州では30日の早期投票で、民主党は共和党の投票率を7%ポイント超過した。

コロラド州、フロリダ州、及びNC州での早期投票場で、クリントンの支持者及び批評家を含む35人以上の有権者とインタビューしたNYTの記者の報告は、電子メールの動向には馴染みがあるが、最新のニュースは投票箱での彼らの意思決定には無関係であることを示唆した。また、民主党の組織力とキャンペーンの規模は、キャンペーンに誰も参加援助していないトランプには克服不可能である。クリントンとその同盟は独占的に早期投票州でキャンペーンを行い、土曜日にはマイアミのコンサートでジェニファー.ロペがクリントンを支援した。オバマ大統領は金曜日NC州シャーロットでクリントンを援助するキャンペーンを行い、元大統領ビル.クリントンは昨日NC州で集会を行った。クリントンは週末同州を含む複数の接戦州各地でのキャンペーンで政治的妨害に気を散らされてはならないと訴えている。

有権者はメールの問題をほとんど気にしていないことを示唆する報告、及び接戦州で民主党の投票率は現在有利であることに加えて、共和党の戦略専門家はトランプが勝利しない幾つかの理由を提供している。31日のワシントン.ポストによると、トランプの勝利を可能にするような「競争の基礎をかなり劇的に変えることはない」と見ている。性的暴行を自慢したテープが公表された後、トランプから離れた支持者が再度戻る可能性はあるが、FBIディレクターのEメール発見に影響があると考えているグループは、最初からクリントンを支持していない共和党及び共和党寄りの有権者だけであることを指摘している。共和党戦略家のブルース.ヘインズは最初から反クリントンである有権者をトランプが統合するチャンスはあるが、クリントンの支持数を下げるため「人々がクリントンの判断について十分な疑問を提起するような方法でこのニュースを解釈するかどうかについては疑問がある」と述べた。彼はクリントンの支持数が下がらない限り、トランプの支持数を上げるには十分ではないと述べ、クリントンの支持者は弱体化されていないことを示唆した。

また、ワシントンのGOP(共和党)世論調査員の一人は、両候補者はいずれも不人気であり、トランプの場合は50%以上であるが、クリントンは50%以下であり、まだトランプより「クリントンに人気がある」ため、「競争の基本に変化があるとは思わない」と指摘した。また彼は、同盟的支持者の質、寄付金、全国各地の活動の全てにクリントンが有利であると語った。更に、2008年ジョン.マケインのキャンペーンを先導した共和党戦略家で頻繁にテレビ.ニュース番組に出演しているスティーブ.シュミットは、クリントンの選挙人数はトランプに比較して非常に高いことを指摘し、必要な270を遥かに超過した330から350の範囲の選挙人を獲得すると述べた。また、未決定の有権者がメール問題を再度重視する可能性はほとんどなく、必要な課題において誰に投票するべきであるかを彼らは大分以前決定していると語った。

選挙11日前にメールの取得について公表したジェイムス.コミに対して、上院少数派リーダーのハリー.リードはジェイムス.コミがハッチ法に違反している指摘し、他多数の民主党議員らは、明らかに選挙に影響を与えるための行動であると批判した。新たに発見されたメールはほとんど既に調査済み文書と重複している可能性があると言われている。しかし、トランプはこの問題を武器として利用し自由奔放に歪曲し、引き続き「投票プロセスの整合性」を疑い続けている。30日コロラド州グリーリーの集会では「これらの投票は適切に算定されると思いますか」と有権者に不信を伝えている。先週、アイオワ州で二回投票したトランプの女性支持者が逮捕された。その理由について彼女は「最初の投票が算定されなかった場合のために二回投票しました」と語った。トランプが語っていることは直接多少なりとも彼の支持者に影響を与えている兆候があることを示唆している。不正投票があるため監視することを奨励しているトランプの支持者が不正投票で発見されたことは皮肉である。更に彼はトランプ財団に関し、莫大な寄付をしたとの主張に反して、1980年代以来、わずか800万ドル以下であったことが先週報告され、彼が契約した世論調査会社に支払うべき76万ドル以上の未払いがあることが今日判明した。

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