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28日FBIディレクターであるジェイムス.コミは民主党大統領指名者ヒラリー.クリントンの側近のメール.サーバーから発見されたメールに関連する不完全な情報を報告した。その後、明らかに選挙に影響を及ぼすその行動は法律違反であるとして、コミは激しく非難されている。民主党陣営は、FBI当局が共和党大統領指名者ドナルド.トランプとロシアとの関連について調査している件についは何も報告していないため、ダブル.スターダードであると指摘した。またトランプのロシアとの結びつきについて様々な疑惑を提起し、米国民は知る権利があると主張している。

トランプ組織とロシアとの関連性について、FBIは今年上半期から本格的な調査を開始している。 クリントンのキャンペーンを後援する民主党全国委員会(DNC)およびキャンペーン議長のジョン.ポデスタのメールがハックされたこと、トランプの元キャンペーン.マネジャーであったポール.マナフォートがロシアとビジネス関係があったことが発覚した後に解雇されたことに加えて、トランプ組織とロシアのアルファ銀行がコネクトしたメール.サーバーが発見されたためである。その他、最大の要因はトランプが納税申告書を提出しないため、ロシアとの関連を示唆する情報を隠しているからではないかと憶測されている事である。更にトランプは大統領指名者として近代政治史では稀な親ロシア派であり、マナフォート以外にもロシアとビジネス関係があるカーター.ページ及び引退した陸軍中将マイケル.フリンを含むトランプの複数の顧問は同様に親ロシア派である。また、トランプはロシアがウクライナを侵攻した事実および民主党キャンペーンのメール侵入の裏にロシアが関与しているFBIの公表を否定し、NATOとの同盟関係を脅かす発言をしている。

1日のNBCニュースによると、上院少数派リーダーのハリー.リードはコミの曖昧な公表を批判し「コミは、ドナルド.トランプ、彼のトップ顧問、及びロシア政府間の密接な関係と協調に関する爆発的な情報を所有している」と主張した。これは再度トランプとロシアとの関連性について、これまでの調査を公表してほしいとの議会内外の民主党関係者の要求に繋がっている。NBCは8月、マナフォートはロシアとウクライナの独裁者と数百万ドル規模のビジネス関係があった主な人物であることを報告した。その中の一人は犯罪組織と結びついているプーチンと密接な同盟者である。それについて、外交政策の専門家はトランプが親ロシアに傾注していることについて問題提起されていると述べた。しかし、トランプ陣営はロシアの銀行との関連性を否定している。1日のガーディアンによると、トランプ組織に登録されたサーバーとロシア最大の民間商業銀行アルファに登録されたサーバーとの間に「持続的な関係」がある事を示唆した情報が報告された。数週間前からワシントンで、アルファ銀行とウェッブ.アドレスのインターネット接続はトランプ組織にリンクしているとの噂が流れていた。しかし、FBIはコンピューターの連絡先のマーケティングEメールやスパムなどの可能性があると無難な説明をした。

昨日公表されたニューヨーク.タイムス(NYT)によると、FBI 及び諜報当局はロシアとトランプ組織との明白な関連性を発見していないが、ロシアが民主党組織のメール侵入に関与した動機はトランプを選出させるためではなく、米国の大統領選挙を混乱させることであると伝えている。しかし、クリントン陣営はハックされた被害者はDNCおよびキャンペーン議長ポデスタのメールであるため、ロシアは民主党だけをターゲットにしていることは明らかであると述べている。従って、有権者は未決定の状況であってもトランプのケースについてFBIが発見したことを知る権利があると主張している。ニューヨークの民主党グレゴリー.ミークスは、コミは公的に議会に手紙を送ったが、彼が関与している他の調査については何も聞いていないと指摘し「彼はトランプ財団について調査していますか?彼は我々の全てのメールをハッキングしたロシアを捜索していますか?彼はトランプ組織の他の疑惑に関して何が起こっているかを調査し、その決定をしていますか?」などの疑問を提起した。コミは9月議会での公聴会で、クリントンのメール問題に関する結論を表明した時も、トランプ側近の調査状況について何も語らなかったと指摘された。

8月及び9月に開催された機密会議で、情報当局はロシア人とトランプに接続している人達の間に財務的結びつきがある可能性について議会リーダーに概説した。彼らはトランプ組織とアルファ銀行との間に説明不可能なコンピューターのバック.チャネルがあるように思われるサイバー専門家の証言を特に注目した。アルファはロシア最大の銀行の一つであり、その所有者はプーチンと長年交流がある。FBI当局は、トランプ組織のサーバーとアルファ銀行の「活動の奇妙な流れ」を示すコンピューターのデータを調べるため数週間を費やした。NYTが取得したコンピューターのログは、一つのシステムのコンピューターは、春初旬トランプに接続されたサーバーに話し、アルファ銀行の2つのサーバーは2,700以上の「ルック.アップ」メッセージを送信したことを示している。しかし、FBI当局はこれをスパムであると結論づけた。

米国とロシアとの関係は冷戦後完全に衰えてはいないが、近年プーチンとオバマ政権は疎遠傾向があるため「スパイ対スパイ操作を激化している」ことを反映しているとFBI当局は語っている。ロシアは米国のサイバーの強靭性または弱体性を試した可能性があるかもしれないが、クリントン陣営は、ロシアが大統領選時期に親ロシア派の共和党候補者であるトランプの選挙陣営をターゲットにせず、米国の民主党組織をハッキングした理由を不可解に思っている。また、クリントン陣営及び民主党関係者が指摘している通り、マナフォートが解雇された後、FBIが調査したその後の展開について、なぜトランプはこのような人物と関わりがあったのか、 更にトランプ組織はプーチンに近いロシアの関係者とのコミュニケーションを図るため、特別なサーバーを設置したのかなど、当局は米国民に明白にするべきである。トランプ組織に関する様々な疑問を抱く民主党陣営及びクリントン支持者は、FBIのダブル.スタンダードに多大な不満を表明している。

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