アメリカの最新課題 Contemporary American Issues © 2016 Yuko’s Blog. All Rights Reserved.  

Image result for Images of Jared Kushner

次期大統領ドナルドト.ランプの影には顕著な影響力のある人物が存在するが、政権移行の準備、特に内閣メンバーの選択において問題に直面している。大統領選のキャンペーンから辞退後、トランプの後援者としてトランプの側近的役目を務めたニュージャージー州の知事クリス.クリスティはその影響力のある人物と皮肉な因果関係がある。これは彼が重要な役目を担う立場から数回除外された主な理由と無関係ではない。また、ニューヨーク市の元市長を国務長官に指名したトランプの選択は問題があると指摘されている。更に、トランプの移行チームは法的手続きが遅れているため、オバマ政権は機密情報の移転を凍結した。

トランプの長女であるイバンカ.トランプの夫ジャレッド.クシュナー(35歳)はアメリカの不動産開発者チャールス. クシュナーの息子である。また、ビジネスマン及び投資家であり、週刊誌ニューヨーク.オブザーバー、不動産および開発会社クシュナー保有の所有者である。2007年、彼は当時26歳で 非常に高価な単一物件を購入した。2007年から2016年までニューヨークの不動産に少なくとも70億ドルを費やした。 彼は大統領選のキャンペーン中、上級顧問の一員として、トランプのデジタル.メディア.キャンペーンで戦略、資金集め、意思決定、およびスピーチ草稿の全てを行った。現在もトランプの移行チームで重要な役割を果たしている。クシュナーは2003年ハーバード大学で社会学の学士号を取得し、2007年ニューヨーク大学で法学位と修士号を取得した。クシュナーはトランプの大統領選の最初から、プロジェクト.アラモと名づけたシリコン.バレーの才能ある100人のソーシャルメディア.チームを募集し、トランプのデジタル、オンライン、ソーシャルメディア.キャンペーンを企画した。また、副大統領としてマイク.ペンスの選択にも深く関与し、彼は事実上の影のキャンペーン.マネジャーであった。義理の父トランプの勝利後、ホワイトハウス移行チームの計画を立てることにも参加している。クシュナーはトランプ側近の顧問として、イバンカを含むトランプの3人の子供たちと共にほぼ全てのキャンペーン及び移行準備に参加している。大統領と不動産ビジネスマンを兼務することは法的に不可能であるため、トランプは彼の仕事を子供たちに引き継いだと述べている。一方、トランプはクシュナーをトップ.レベルの側近として、日常の大統領の要旨説明に同席するセキュリティ.クリアランス(S.C)の役目を与えたと報告したが、これは法的に問題である。

S.Cは徹底的なバックグラウンド.チェックを通過した個人が制限された場所で州または連邦政府の機密情報にアクセスすることを許可される政治的地位である。その権利を得るためには許可された人物が特定の情報を知る理由があると判断する必要があり、機密情報に自動的にアクセスすることは認められていない。反ネポティズム法規倫理法であるが、連邦法5 U.S.C. §3110において、連邦議会の議員を含む連邦政府の公務員が権限または支配権を行使しているすべての機関または部門に父親、母親、息子、娘、兄弟、姉妹、叔父、叔母、従兄弟、甥、姪、夫、妻、義理の嫁、義理の兄弟、義理の父、義理の息子、義理の娘、義理の兄弟、義理の姉妹を任命、昇進、または推薦することを禁止している。一般的に、大統領は彼または彼女の親族を政府職員に指名することはできないと規定している。しかし、トランプは今日クシュナーにS.Cの役目を与えるとの前代未聞の決定をした。

クリスティは最初に推薦された役目から数回落とされている。ワシントン橋スキャンダル以来、彼の評判は地に落ちた。意図的に一部道路を閉鎖した事件関係者の中でクリスティ二人の上層部は先月有罪を宣告された。クリスティは、道路閉鎖の事実を知らなかったと主張し続けたがその証拠はなく、政治史上最も信頼を失った知事である。彼は、最初政権移行チームの主任として推薦されたが、数日後に除外された。また、彼と親密な関係があった複数のメンバーも同様に移行チームから除外された。昨日突如、国土安全保障省の上級顧問として抜擢されたマイク.ロジャースもその一人であることが判明。2005年、ニュージャージーの米国弁護士であったクリスティはクシュナーの父であるチャールス. クシュナーを違法キャンペーン寄付およびその他の罪状で起訴した。6月末、トランプはクリスティを副大統領として考慮していたが、それもキャンセルされた。トランプのキャンペーンに深く関与し、現在も次期大統領である義理の父を援助することに熱心なクシュナーには個人的な動機があることを示唆している。

ルディ.ジュリアニは最初司法省の検事総長として指名されたが、この地位を拒否したため、国務長官に指名されたと報告された。ニューヨーク.タイムスの編集委員会は、ジュリアニは国務長官になるべきではないとし「潜在的に悲惨な選択」であると指摘した。彼の国際的経験の範囲は、主にスピーチやコンサルティングに限られており、如何なる実質的な外交経験も欠如し、彼の判断力の悪さはキャリアが示しているため、彼は莫大な外交政策の挑戦に直面する可能性があると分析している。トランプ政権は新しいシリア政策を創出し、中東におけるロシアの意向と能力を巧妙に理解し、イスラム国家(ISIS またはISIL)と戦う同盟国の複雑な連合を慎重に管理する能力が要求される。トランプがホワイトハウスに移動した早期に、核兵器を保持する北朝鮮の好戦的なリーダーに試される可能性が最も高い。全欧州の首脳陣は「トランプ政権が西側の軍事及び外交同盟を崩壊させようとしているのかどうかを見ている。それはロシアに恩恵をもたらす」結果になると述べている。

ニューヨーク.タイムスの編集グループは次期トランプ政権の動きを神経質な面持ちで見ているようである。16日の同紙によると、トランプの大統領選勝利後1週間以上経過した現在、トランプの移行チームは法的手続きが遅れているため、政権からの重要な情報の伝統的移転は全て凍結された。つまり、ホワイトハウスはまだトランプ.チームが文書上の手続きを完了していないため彼等が機密情報にアクセスすることを禁止している。ホワイトハウスの補佐官は、トランプの移行チームは重要な文書をまだ完了していないため、オバマ政権全機関の当局者は法律上のガイダンスと要旨説明を彼らに提供する事を法的に禁止したと伝えた。次期副大統領マイク.ペンスはロビイストを官僚として採用するべきではないと警告しているが、次期政権の重要な役職に就く人物の選択さえ、指名した後に取り消す作業を繰り返しているようである。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。