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ヒラリー.クリントン陣営は幾つかの理由に基づき、ウィスコンシン、ペンシルベニア、ミシガンの接戦3州でのリカウントを実施したグリーン党のジル.スタインの努力に参加することを決定した。選挙中、不正投票があると主張していたドナル.ドトランプは、皮肉にも逆説的な立場からクリントン陣営がスタインに参加した動きに異常な反応を示した。最初から全てが異常であった大統領選は1月の就任式寸前まで異常性が続く事を示唆している。

スタインは先週25日午後5時の締め切り前にリカウント要求申請をウィスコンシン州に提出したことを公表した。彼女が3州で投票用紙及び電子投票機器を調査するため開始した寄付金は今朝の時点で600万ドルを超過した。ペンシルベニアでの申請は月曜日に実施すると述べている。その後、多数のクリントン支持者はクリントン陣営に対して、投票監査を行うことを熱心に説得したと言われている。26日クリントン.キャンペーンの弁護士は、外部の操作があったかどうかを知るため、スタインのリカウント努力に参加すると公表した。ウィスコンシン州は申請受理後リカウントを開始した。ミシンガン大学コンピューター科学の教授アレックス.ハルダーマンは前代未聞のロシアのハッキングがあった事実を力説したにも関わらず、調査努力を停止していると指摘したこともクリントン陣営に影響を与えた可能性があるが、独立した調査は実施しないと言われている。

26日のワシントン.ポストによると、クリントン陣営の弁護士マーク.エリアスは「選挙結果がハッキングされ、国務長官クリントンを不利な立場にするためハッキング及び改竄された可能性があるとの主張に対して何かを行うか、または調査するよう要請する何百ものメッセージ、電子メール、電話を受理した」と述べた。特に、ミシガン州、ウィスコンシン州、ペンシルベニア州でのドナルド.トランプ勝利の合計票差はわずか107,000票であったことに対して調査する必要がある。エリアスは、キャンペーンが「ハッキングまたは投票技術を変えようとする外部からの試みに関する実証可能な証拠を明らかにしていません」と述べた。しかし、彼はクリントンの役員らは「これらの重要な戦接州で内外の干渉の可能性があったかを知るため、過去2週間で静かに数々の措置を取りました」 と語った。彼は、クリントン陣営は現場でのカウントを監視する代表者を送ることで、ウィスコンシン州でスタインが開始したリカウントに参加し、必要に応じて法廷に弁護士を派遣することを語った。また、ペンシルベニア州とミシガン州でもスタインが同様のプロセスを促進する努力をした場合、クリントン陣営も同様の努力を行うと語った。エリアスは「様々な異常の主張を調査するため時間と努力を費やした全ての人に感謝しています」と語り、クリントンに投票した6,400万人以上のアメリカ人に「正確な投票数が報告されることを明確にするため、進行中の手続に参加する義務があると思います」と述べた。

しかし、スタインはクリントン陣営の動きに賛同し歓迎しているわけではない。彼女は26日、敗北宣言のスピーチを披露したヒラリー.クリントンはなぜリカウントを望んでいるのかとのメッセージをツイートした。トランプはキャンペーン中、選挙が実際に行われる前から不正投票があるため特に、民主党支持傾向のアフリカ系アメリカ人が多い都市の投票場をモニターするよう頻繁に支持者に要求し、ペンシルベニアでは莫大な不正があると宣言した。クリントンが勝利した場合、それは不正以外にありえないと「前代未聞」の疑惑を提起し、不正選挙システム下で、本人が当選した時のみ選挙結果を受け入れると述べ、もし彼が落選した場合、その選挙結果に対抗することを暗示していた。現在クリントン陣営がスタインのリカウント努力に参加したことに対して、皮肉にも逆説的な立場に置かれているトランプは27日、再度証拠もなく「数百万人が不法に投票していなければ人気投票には私が勝利した」との異常なメッセージを含めて、連続的にツイートした。

クリントン本人が選挙結果をモニターする行動に積極的であるとは思えないが、ロシア政府は選挙後トランプ陣営の複数の人物と選挙中に連携があったと認めたこと、集中的に民主党のキャペーンがハッキングのターゲットにされた事実、オバマ政権及び外部コンピューター科学者はそのハッキングにロシアが関与したことを認識していることなどの要因により、クリントン支持者は恐怖と疑惑に基づき、これら3州での選挙結果の監査を促す動機があったようである。このような事実が公表されていなかった場合、現在のような異常な現象は起きていないはずである。また、トランプは彼自身の勝利を確信せず、むしろ不正選挙システムのプロパガンダを促進するような異常性のあるキャンペーンを維持したが、ほぼ全ての調査機関の予測に反してトランプが大勝利したことも異例の結果であった。

加えて、12月19日の選挙で、選挙人がクリントンに投票することを求めた請願書の署名は19日までに 430万以上に達した。しかし、選挙人が11月9日の選挙結果を転覆させる可能性は低いと予測されている。その要因は29州で、自州での人気投票結果に基づき投票しなかった選挙人に数百ドルの罰金またはメンバー入れ替えの罰則を規定していることである。しかし、この規定は正しい大統領を選択することを目指す選挙人の役割に矛盾していることも含めて、ほぼ憲法違反であると主張する知識人もいる。また、トランプは日課である情報部の要旨説明をこれまで2回受けただけであり、引き続きこの重要な移行手続きを無視した場合、安全保障の懸念が出てくるため、問題であると指摘されている。更に、彼のビジネス.パートナーは外国政府と緊密な関係があるため、トランプが現状のまま次期大統領に就任した場合、外交政策に多大な影響を与える可能性があると指摘されている。グリーン党がリカウントを実施した時点では無反応であったが、クリントン陣営がスタインの努力に参加したことを知った途端、トランプは異様にナーバスになっている。様々な異常現象は1月20日の就任式直前まで続く気配があることを示唆している。

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