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ユナイテッド.テクノロジーズが所有する空調設備会社のキャリヤ.コーポレーションは約48%の仕事をアウトソーシングせず、米国に残すことを公表したため、次期大統領ドナルド.トランプは「取引成立」したとアピールしている。今日バーニー.サンダースは、トランプの行動は公約の「正反対」であると指摘し、その取引の問題点についてワシントン.ポストに寄稿した。また、トランプはワシントンから腐敗したウォール街を一層すると公約したが、ウォール街の金持ちを含む富豪層のビジネス関係者を彼の次期政権の高官に指名しているため、彼の公約と行動は180度異なると批判されている。

インディアナ州にあるキャリヤは1,000の雇用を米国に残すことを30日発表した。次期大統領トランプは、最初2,100の雇用をメキシコに移転する予定であったが、1,000の雇用を米国に残すことに決定したと繰り返し発表した。民主党大統領候補者で若い世代と白人中産階級の労働者に人気があったバーニー.サンダースは「トランプはこれら全ての仕事を救済すると約束したので、幾らかの仕事が残るだけでは十分ではない」と指摘した。また、トランプはキャンペーンで、頻繁に海外にアウトソーシングする企業には「もっと税金を支払ってもらう」と公約していたが、引き続き海外に仕事を移転することを許可した。サンダースはトランプが「数ヶ月前、ユナイテッド.テクノロジーズに税金を支払わせることを約束した」が、「1,000の雇用を米国に残す代償として、企業が求めていた税金および規制上の優遇措置を提供した」と指摘した。トランプは「米国を離れたキャリヤのような企業及び米国で外国製の製品を販売したいと考えている企業には非常に高い関税を要求すると主張していた。気の利いた税金の代わりに、同社には減税措置が与えられます。 うわー! それが企業の欲に立ち向かうということですか?」と矛盾を指摘した。また、「ビジネス.フレンドリーな税制優遇措置及びインセンティブを引き換え」にアウトソーシングを許可しているトランプは、米国の全ての企業に海外雇用は可能であるとのシグナルを送っているため「米国で安全だった労働者の雇用を危険に晒した」と指摘し、詳細を語らず、わずか48%の雇用が米国に留まることだけをアピールする事は偽善的であると批判した。

加えて、サンダースはユナイテッド.テクノロジーズは減税措置を与える必要はないほど利益があることを指摘し「昨年76億ドルの利益を上げ、60億ドル以上の防衛契約を獲得した。また、輸出入銀行から5,000万ドル以上を受理し、非常に寛大な減税を受け取っている。2014年、元CEOのルイ.シェネベァに1.72億ドル以上の退職金を与えた。同社5人の役員の最高報酬は昨年5,000万ドルを超えた。同社は新しい工場や労働者に投資する代わりに、株価を膨らませる為120億ドルを費やした」と説明した。「それが政府の企業福祉に値する会社のように聞こえるでしょうか?」と問いかけ、トランプは「アメリカの富の不平等の問題をさらに悪化させています」と指摘した。サンダースは「彼が労働者階級のメンバーに約束したことについて真剣であれば、私はトランプと共に仕事をすると言いました。しかし、アメリカの企業に厳しく対処すると宣誓したキャンペーンを行った後、トランプは偽善的に正反対のことをすると決めました」と書いている。最後に海外にアウトソーシングする企業は、連邦契約または企業福祉を受けるべきではなく、メキシコのような低賃金国に工場を移転することで見込んだ節約金に同等のアウトソーシング税を支払う必要があると訴えた。サンダースは近日中にアウトソーシング防止法を導入する予定であることを伝え「トランプがアメリカの労働者階級のために立ち上がることがなければ、我々が立ち上がる必要がある」と強い決意を表明した。

Image result for images of Trump mitt Romney on Nov. 29, 2016 at NY Restaurant

加えて、トランプが公約とは「正反対」の行動を取っていることを示唆する多大な矛盾は次期政権の移行チームの選択である。トランプはワシントンから腐敗したウォール街及び政治に影響を与える富豪支配層を一層すると公約したが、彼が指名または考慮しているほぼ全ての官僚候補者の顔ぶれは米国近代史で驚異的な富豪層政権の形成になることを示唆している。先日彼が教育省長官として指名したベッツィ.ディヴォスは富裕層の慈善家でもあり、教育をビジネス化するビジネス思考の女性である。また、商務省長官として指名したウィルバー.ロスは産業投資家として知られる億万長者である。トランプが財務省長官に指名する予定であるスティーブン.ミンチンはゴールドマン.サックスの元銀行家である。現在4人に絞っている国務長官候補者の中で最も可能性が高い人物は、3月トランプを「虚偽、欺瞞です。彼の約束は無益です」と強烈に批判した2012年大統領選の共和党候補者ミット.ロムニーである。ロミニーはトランプが勝利後、態度を完全に変え10日前ニュージャージ州のゴルフ.クラブで実施されたマラソン面接に参加した。また、29日夜、NYのレストランでトランプ、ロムニー、ラインス.プリーバスの三人は個人的にレストランで密談した。ロムニーはベイン.キャピタル社の共同創始者として、スイス及びケーマン.アイランドに多額の財産を保持していることで知られる富豪者の一人である。彼はマサチューセッツ州の元知事として政治的経験は豊かであるが、基本的に事業家である。

インディアナ州はキャリヤに700万ドルの税制優遇措置を与えることに同意したことを同社は明確にした。税制上の優遇措置は10年以上であり、その代償として同社は同州に1,600万ドルを投資することに合意した。次期副大統領のマイク.ペンスが知事としてインディアナ州を運営している為、マイクは昨日知事としての仕事も保持すると公表したが、その期限については明確にしていない。1,000の雇用を米国に残すことを公表したキャリヤの背後にトランプ及びペンスの交渉があったことを印象づけている。昨日トランプはビジネスを子供達に完全譲渡するため、公式発表を15日に行うと報告した。一部のメディアは、この二つのイベントは19日に選挙人の投票が行われるため、象徴的ジェスチャーであると懐疑的に反応している。その理由は選挙前後のトランプの言動が180度異なっている事と、利益相反を防ぐ物理的証拠をまだ提示していないからである。今後もその明白な提示がない場合、大統領の地位を利用した自己利益追求における彼に対する疑惑は益々解消しがたい状況になる。

 

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