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次期大統領ドナルド.トランプは彼の政権の官僚メンバーを選択することに比較的時間をかけ、慎重であるという印象を受ける。しかし自業自得の表現通り、上院議会民主党は今年春、最高裁スカリアの空席を埋めるため、オバマ大統領が指名した中道派のメリック.ガーランドの任命プロセスさえ実施しないと決定した多数派リーダーのミッチ.マコーネルとその同盟に報復する可能性がある。上院民主党は幾つかの理由により、トランプがこれまで指名した官僚候補者の中で、少なくとも三人の候補者の任命を阻止すると決意している。その中の一人は、トランプのポプラリスト政策を信じ、彼に投票したが抵当流れで家を失う結果となったその直接的要因である人物をトランプが指名した為、彼女は最近彼に投票したことを後悔していると公式に表明している 。

上院議会民主党は、次期大統領トランプが指名した政権官僚の中で特定の候補者の任命を阻止すると決定した。その理由は、未経験であるか又はほとんど経験と知識がないこと、または論争的な記録がある為である。加えて、3月 16日バマ大統領によるガーランド指名以来、約9か月間上院議会多数派リーダーであるマコーネルは民主的なプロセスさえ無視したことである。この報復はまさにWhat goes around comes aroundの表現で知られる自業自得の結果になることを示唆している。もちろん、大統領指名者を上院議会が承認するためのプロセスとして、投票に60票を必要とするプロセジュアル規定を変更すれば、52議席ある共和党は単純投票で必要な51票を簡単に取得する可能性はある為、完全にその任命をブロックできるかどうか不明である。マコーネルはそのような武器を保持しているが、その武器を使用した場合、民主党が提案した法律は通過しやすくなる危険性がある。いずれにしても、民主党はトランプが指名した最も論争的な三人の承認をブロックする予定である。その中の一人は司法長官に指名されたジェフ.セッション(写真:上部)、保健福祉省の長官に指名されたトム.プライス、最後に財務長官に指名されたスティーブン.マヌーチンである。

セッションは2月からトランプを後援し、キャンペーン中、主な政策提案者として貢献したため、トランプ最初の副大統領候補者であった。彼は人種差別者のレッテルを貼られているが、それは主にリベラル派から来ている。しかし民主党は、彼が司法長官になった場合、移民法に否定的な記録があるため憲法に基づき、移民の地位に関係なく移民を保護するサンクチュアリー.シティは壊滅的な打撃を受けると懸念している。なぜなら、セッションは過去20年間、上院議会が通過した全ての移民法に反対していることで知られている。不法移民に対してだけではなく、ブッシュ政権下でのゲスト農業労働者、コンピューター及び科学など高度専門技術のある外国人採用のビザ.プログラムを含む全ての合法的移民にさえ反対した記録があるため非常に論争的な人物である。保守派は、民主党がセッションに反対する真の理由は彼がオバマケア、気候変動、中絶に反対し、不法移民に厳しいからであり、彼を「人種差別者である」と呼ぶことは間違っていると主張している。また、2015年から下院予算委員会の議長であるジョージア州米国下院議員のトム.プライスに反対する上院民主党の主な理由は、彼がオバマケアの撤廃、メディケアの民営化、中絶を含む女性の健康問題に取り組むプランズ.ペーレンフッズへの融資停止などを推進しているからである。

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最近のトランプの選択で最も論争的な人物は元ゴールドマン.サックスの銀行家スティーブン.マヌーチン(写真中央)である。トランプが誰を指名し、上院議会が誰を任命するかはトランプに投票した支持者にも大いに関係がある。彼はキャンンペーン中、ワシントンから富裕エリート層を一掃すると公約し、労働者中産階級の彼の支持者に「私が関心を持っているのは貴方達だけです」と語り、ポプュラリストとして、全ての世論調査機関の予測に反して大統領選に勝利した。マヌーチンはさほど知名度はないが、投資家、ヘッジファンド.マネージャー、及びゴールドマン.サックスで17年間過ごしたハリウッド出資者として成功している。2007年の金融危機後、マヌーチンは「ブランド変更」した投資家グループ所有のワンウェスト銀行によって、ロスアンゼルス地域の家を差し押さえた。南カルフォルニアに80以上の支店を持つワンウェスト銀行はローンの支払いに葛藤している住宅所有者に対して早急な差し押さえを慣行した為、鋭く非難された。

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59歳のティナ.コールブルックは、その差し押さにより住宅を失った一人であり、彼女を含む数千人はワンウェスト銀行の「不公平な対処」を受けた。彼女は3世帯のアパートが繋がっている一戸建て住宅を購入し、その2世帯のアパートを他人に貸し、彼女は3番目のアパートに住んでいた。不動産を改築する為住宅ローンを組み替え、賃貸収入を得る為別の住宅を購入した。しかし、彼女はこのトリプル構造住宅を失った。彼女はトランプに投票したことを後悔している心境をAPに語り「投票しなければよかった。私はもう政府を全く信用していません。トランプに会って裏切られた思いを説明したいですが、彼は真実を知ることを望んでいません。彼は彼の仲間(支持者)を擁護していません」と述べた。

トランプはこの官僚指名の選択において、時間をかけ慎重である側面もある。特に、最も重要な職務である国務長官の選択において、多数の候補者と会っているがまだ決定していない。彼の広報官であるケリアーン.コンウェイはトランプを熾烈に批判したミット.ロムニー指名を公的に反対しているため、彼のアドバイザー及び側近メンバーの意見に振り回されている可能性もある。しかし、人種の多様性、強固な保守派、穏健派共和党など多数の潜在的候補者に会うことで官僚選びには苦労している印象を受ける。しかし、官僚選択の顕著な失敗は、トランプがポプュラリストとして売り込んだ選挙キャンペーンのイメージを破壊していることである。更に、上院議会民主党及び一部複数の共和党は、彼が慎重に選んだ官僚候補者に対して、彼らの基準テストに合格しない次期トランプ政権の官僚を強固に否定する可能性が高い。

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