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11月18日、次期大統領ドナルド.トランプは国土安全保障大統領補佐官として57歳のマイケルT.フリンを指名した。驚くことに、彼と彼の息子マイケルG.フリンは、大統領選のキャンペーン中、ヒラリー.クリントン陣営が児童売春密売をレストランの地下で運営しているとの陰謀説をツィートで流布していた。4日その陰謀説を調査するため、ライフルを持った男性はそのレストランに入り、一回銃を発射した後、包囲した警察官に逮捕された。今日、主要メディアはマイケルT.フリンの指名をキャンセルするべきであると主張している。なぜ、次期政権の複数の移行チームには悪質な虚偽情報を平然と促進する前代未聞の風潮があるのか?

マイケルT.フリンは民主党に登録した中将として、オバマ政権下でディフェンス.インテリジェンス.エージェンシー(DIA)の元ディレクターであった。彼は2014年4月退職を希望したが、奇妙なスタイルでDIAを運営し、陰謀説を唱える傾向があり、軍事政策においてオバマ政権下で意見の違いがあったことなどが理由で同年8月に解雇された。5日のニューヨーク.タイムスによると、2014年に軍隊から解雇された後、民間情報及びコンサルティング事業のフリン.インテル.グループを設立した。33歳のマイケルG.フリンは、父親のコンサルティング会社の主任を務めているが、トランプ移行チームの一人として起用された。フリン親子はソーシャル.メディアを通して、証拠もなくクリントンが未成年の売春密売及び他の深刻な犯罪に関与しているとの虚偽のニュースを広めた。

彼の息子G.フリンは、クリントン陣営がワシントンDCにあるコメット.ピンポンと呼ばれるピザ.レストランの地下で、児童売春及び他の犯罪活動に従事していたとの虚偽の情報をツイートしていた。彼の父マイケルT.フリンは彼の息子の驚異的な虚偽情報をツイートで促進する役目を果たした。両氏は多数の人々が注目するような事に惹かれ「ツイート癖」があるという。4日、28歳のエドガー.ウェルチは、ノース.キャロライナのソールズベリーからAR-15ライフルを持参し「性的人身売買の悪ふざけを自己調査する」ため、ワシントンDC北西部にあるレストランに旅行したことを警察に語った。警察に逮捕される前に一回銃発したが、幸い被害者はいなかった。銃撃が発生したピザ.レストランには地下室など存在しないと報告された。

元DIAディレクターのフリンは「トランプのキャンペーンに参加する大分前から、イスラム法が米国に普及すること、及びリビアのベンガジで発生した米国外交官建物の攻撃について根拠のない主張を押し進めた」が、解雇されたことを「怒っている」彼は今年「ワシントンを一掃」するトランプのキャンペーンを援助するため参加した。フリンは「ヒラリー.クリントンに関する野生の物語を彼の根拠のない物語の薀蓄に追加し、選挙6日前、ニューヨークの警察と検察官がクリントンと上級キャンペーンの多くの職員を児童性愛、資金洗浄、偽証、他の重罪につながる証拠を発見したという偽のニュースをツイッターに掲載した」事が判明した。フリンは多くの人が「一線を超えたと見ているイスラム嫌悪のメッセージ」も含めて、虚偽のニュースを広める意欲は旺盛であり、ソーシャル.メディアに描写されたフリンの見解は「既にトランプの国土安全保障補佐官であることへの疑問」を提起した。

33歳のマイケルG.フリンは、ウェルチによる銃撃の暴力的行為があった数時間後も「偽証が発見されるまでその話は残っている」とツイートした。彼は次期国土安全保障補佐官として指名されたマイケルT.フリンの息子として、父親の会社の主任を務めているが、トランプ移行チームの一人として起用された。クリントンに対する虚偽の悪質な情報を広めることには父よりもっと攻撃的である。彼はツイッターを利用し、「クリントン及びオバマ大統領はシリアでの紛争の中心にあり、そこから利益を得ている」との虚偽情報を広め「トランプが選出された場合、反逆罪で両氏は告訴される」とのメッセージを投稿したが、NY.タイムスによると、CNNはそのメッセージが削除されたことを発見した。

次期副大統領のマイク.ペンスは6日、マイケルG.フリンを移行チームから除去したと報告した。彼の父マイケルT.フリンも国土安全保障補佐官の指名から除去されるべきであると指摘されている。その理由は、危機に際しての判断、大統領が読むべき文書の決定など国土安全保障大統領補佐官の職務は非常に責務が重いからである。ワシントン.ポストの論説記者であるリチャード.コーヘンは、証拠のない陰謀説を広めるような人物は国土安全保障補佐官の職務には「明確に不適格」であると述べている。トランプは全く外交政策に関する知識と経験がないため、フリンのアドバイスが「荒唐無稽」であった場合、非常に「危険である」と懸念している。国土安全保障大統領補佐官の指名には上院の承認を必要としないため、コーヘンは共和党リーダー及びキッシンジャーからコンドリサ.ライスに至るまで四人の元国土安全保障補佐官がトランプに要求するか、または上院議会による確認の必要性を検討するべきであると提案している。

大統領選の強力な政敵であったクリントンに対する悪質で途方もない虚偽情報は単純な誤情報とは質が異なるため陰謀説と呼ばれている。次期政権の複数の移行チームにより、驚異的な陰謀説が平然と促進されていることは前代未聞の風潮であるが、トランプも陰謀説論者として知られているため、同じ土壌があると言える。NYタイムス、ワシントン.ポスト、ポリティコ、NBCニュース、CBS、NPR、タイム誌などほぼ全ての主要メディアはトランプには「陰謀説の長い歴史がある」として、それらの証拠を記録している。右翼ウォッチドッグは2011年から最近まで、オバマ大統領、暗殺、イスラム教徒及びテロリズム、シリア難民、キリスト教の迫害、銃と犯罪、移民、科学、メディアなどの課題でトランプが語った58の陰謀説をリストしている。 彼が最も長期的に主張し続けた最悪の陰謀説はオバマ大統領が米国生まれではないということであったが、トランプは謝罪しなかったものの、ほぼキャンペーンの最後にそれは間違いであったことを認めた。4日ピザ.レストランの銃撃では幸い被害者は出なかったものの、悪質な陰謀説のインパクトは潜在的に危険な要素があることを示唆している。

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