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オバマ大統領は週末、選挙システムがロシアにハックされた件に関する完全な情報を一定の期限までに提供するよう要請した。同日、米国中央情報局(CIA)はドナルド.トランプの勝利を援助することが目的でロシアがハックに関与したと公表した。今年は、米史上最も不可解で喧騒的な選挙年であるが、19日に開催される選挙人投票に向けて、反トランプ.グループはまだトランプの就任を阻止する努力を続けている。なぜ、大統領は今頃これを公的に要請したのか? 選挙人投票の真の目的は何か?

8日、オバマ大統領は超党派の要請を受けて、ロシアがハックに関与したことで2016年大統領選の結果に影響を与えたと公表したCIAに対して、更にその情報を「完全に再吟味」するよう緊急要請した。大統領は、一般に公表するよう求めていないが、政権交代する来年1月20日までに完全な情報を提供するよう要請している。その理由は、上院議会の少数派民主党リーダーであるチャック.シューマーを含む大多数の民主党及びベテラン共和党上院議員のジョン.マケイン(アリゾナ)及びリンジィ.グレイアム(サウス.キャロライナ)を含む複数の共和党議員による超党派の議会メンバーが要請した為である。ホワイトハウスは民主党全国委員(DNC)のメール情報がハックされて以来、長くこの問題を論議してきた。議会超党派のグループは、ロシアが米国の選挙にどこまで影響を与えかどうか可能なかぎり正確に知る必要があるとして、もっと詳細な情報を提供するようホワイトハウスに要請していた。マケインはロシアの大統領「プーチンは刺客、殺人者である」と表現するほど強烈な嫌悪を表明した。

大統領の要請に並行して、同日CIAの秘密査定はロシアが単に米国の選挙システムの確信を弱体化するだけでなく、「トランプの勝利を援助するため」ハッキングに関与したと公表した。情報当局は、盗んだ情報をウキリークスに提供したロシア政府に接続した複数の人物を確定したと述べている。コンピューター侵入により、メール及び他の情報が盗まれた組織及び個人はDNC、ヒラリー.クリントン陣営の議長ジョン.ポデスタ、及び複数州の投票登録機関である。情報当局の秘密査定は、ハッキングした人物は「諜報機関に認識されている」個人であり「トランプを後押し、クリントンのチャンスを傷つける」ことを目的とした「広範なロシア作戦の一部」であると説明している。米国情報当局は上院情報委員会の代表議員に対する要旨説明において「ロシアの目標は、ある候補を他の候補よりも優先させることであり、トランプの勝利を援助するためである」とし、「それは合意の見解です」と語った。

当然ながら、トランプは CIAの見解を否定している。彼は11日フォックス.ニュースでのインタビューで「それは馬鹿げていると思います。それは別の言い訳だと思います。私は信じません」と述べた。トランプの移行チームもツイートで、トランプが勝利したことを強調し、先に進むことが重要であると指摘している。複数の情報筋によると、最近更新された人気投票の集計は、クリントンが約6,550 万票に達し、一方トランプは約6,280万で270万の票差があったことが判明した。これはクリントン支持者がウィスコンシン、ペンシルベニア、ミシンガンの3州で、投票のリカウントを先導したジル.スタインの努力を支持している一因である。キャンペーン中、ロシアが米国の選挙システム、特に民主党をターゲットにするためハックしたとの当局の報告はリカウントの主な動機である。

これに加えて、19日の選挙人投票日トランプに投票しないことを促しているグループがいる。ハミルトン選挙人と呼ばれる組織は選挙人の「良心に従って投票することは自由でなければならないと主張したハミルトンのビジョンを支持することに献身する幾人かの選挙人メンバーによって設立されたグループである」と説明している。また、「建国の父は不適格な男性が大統領になることを選挙人が停止するよう意図している。彼らが制定した憲法は私たちにこのツールを与えている。選挙人の良心は我々がそれを使うことを要求している」と述べている。

ハミルトン選挙人の中心的人物は誰であるか不明であるが、12月19日の選挙人投票日に向けた努力は現在進行中である。ワシントン、カリフォルニア、コロラド州の複数の選挙人は同州で、11月9日に勝利した次期大統領に投票することを強制している法律を覆すため、連邦裁判所に告訴した。他28州に加えて、トランプに懸念しながらも法的に彼に投票する義務があることに抵抗している共和党選挙人が存在する幾つかの州でもそのような法律を弱体化する運動を展開している。19日の投票で人気投票に従って投票する必要がない場合、選挙人は自由に誰にでも投票することが可能である。それは、議会内外の誰かに投票することが可能であるため、トランプ及びクリントンの最終選挙人獲得数は前日まで予測不可能になる。トランプに投票することはできないとして、先月及び今月初旬に公表したテキサス州の二人の選挙人はその役目を辞退したが、大多数のメンバーは自州の法律に忠実であると推測されている。選挙人数270を獲得したいずれかが45代大統領に就任するため、民主党は少なくとも37人の共和党選挙人にトランプを拒否することを請願する運動を展開している。

選挙人システムは独裁的及び偏見的人物が国民のリーダーである大統領になることを阻止するための措置であるが、人々の選択に対して人々を保護するためであることを主張した無意味な システムである。いずれこのシステムを破棄することに取り組むことには大きな問題はないが、37人以上の共和党選挙人が現状を逆転させた場合、一部のトランプ支持者を激怒させる可能性がある。19日の選挙人の投票でクリントンが勝利する結果になった場合、トランプを支持したネオナチ、白人至上主義者、アウト.ライト運動の一部の暴力的なメンバーは報復する可能性があると懸念されている。

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