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2016年大統領選において、ロシアによる民主党に対する一連のサイバー攻撃はロシア大統領ウラジミール.プーチンが直接関与していたと週末報じられた。オバマ大統領は選挙に影響を与えたことは疑いないことを表明した。また、圧倒的に両党の議会メンバーはロシアに対する制裁を拡大する意向を示している。しかし、先日トランプは国務長官としてエクソン.モービルのCEOであるレックス.ティラーソンを指名した。両氏はいずれも親ロシア派であるが、これらの動きは何を意味しているだろうか?

オバマ大統領は15日NPRとのインタビューで、ロシアのハッキングに対して行動を取る必要があると述べた。大統領は「外国政府が選挙の健全性に影響を与えようとした場合、我々は行動を起こす必要があることには疑いの余地はないと思います。また、我々が選択する時間と場所で行動します。公表されているものもあれば、そうでないものもあります」と語った。また、悪意のあるサイバー攻撃の類と、中国の行動で見られる産業スパイに携わる業界秘密の盗難には何か違いがあります。選挙に影響を与えることを企てたインテリジェンスを活性化することには違いがあります」と語った。また「一度に数週間、何ヵ月もの間ヒラリーの電子メール、クリントン財団、DNCを取り巻く政治ゴシップだけに集中する雰囲気に貢献したことは間違いありません」と語った。

ロシア政府が米国の大統領選でトランプの勝利を援助し、クリントンを弱体化するため、ハッキングに関与したCIAの報告と説明を受けた議会メンバーの一部の代表者は、ロシアに対する更なる制裁を主張している。議会メンバー、特に上院議会のロシア政策におけるタカ派のジョン.マケインおよびリンジィ.グレイアムは、来年からロシアのハッキングに関する調査を実施し、制裁を推し進める意志を表明した。トランプは就任後ロシアのサイバー攻撃に対して厳格な対応をすることを望んでいる。しかし、下院議長ポール.ライアンは彼の政策と法案にトランプが同意することを望んでいるため、トランプに対して強い態度には出ない曖昧さがある。

米国は、東ウクライナでモスクワの分離勢力が支持するクリミアの併合に対応し、2014年以来、ロシアに対する制裁を課している。欧州連合(EU)は15日、ロシアに対する防衛および経済的制裁を6か月間延長するための投票を実施した。圧倒的に多数の共和党および民主党はロシアの制裁に同意している。しかし、トランプは米国及びEUとは逆の立場であることを示唆するティラーソンを国務長官に指名した。APによると、彼は約20年間プーチン大統領と交流があり、ロシアの国営石油会社ロズネフチと有益な海底掘削プロジェクトを推進している。ティラーソンは2014年にウクライナのクリミア半島を併合した「ロシアのプーチン大統領と緊密な関係を持っている」と語り、モスクワに課せられた制裁に反対した。2014年、自社の年次総会でティラーソンは「一般的に、我々は制裁を支持していません。なぜなら、非常に包括的に実施されていなければ効果的ではなく、それを行うことは厳しいからです」と述べた。ロシア制裁が解禁された場合、彼及び彼の会社には多大な利益があるためティラーソンはロシア制裁の主な反対者である。つまり、唯一の超党派の外交政策である「制裁の力」に対して、トランプは異なる見解を持っている人物を指名した。

プーチンがクリミア半島を併合した理由は、黒海に面したクリミア半島の南西部にあるセヴァストポリの旧ソビエト海軍基地にアクセスしやすくなるからである。米国およびEUがロシアに課している主な制裁の理由は、クリミアの独立およびロシアの併合は民主的な合意に基づいていないからである。CIAの調査に対して、週末にはFBIも同意したが、トランプの指名は彼の会社の利益を優先する可能性がある兆候を示唆している。親ロシア派であるトランプは、イラン及びキューバー制裁を含む海外への制裁を支持しているが、2013年にはプーチンからフレンドシップ.メダルを受理し、ロシアの制裁に反対しているティラーソンを指名した。ロシア 政策に関して、トランプはティラーソンに共通点を見ていることを示唆している。もし、大多数の議会メンバーが支持しているロシアに対する制裁をトランプが阻止した場合、ダブルスタンダードがあることを明確にし、CIA報告の事実を暗黙的に認めたことになる。オバマ大統領は、米国選挙に対するハッキングはプーチンが直接関与したことを公式に確認し、報復を考慮していることを暗示した。一部の議会共和党および大半の民主党は、明日投票を行う選挙人はCIA調査の要旨説明を受けるべきであると主張したが、CIAは選挙人が安全保障の許可を受けていないため、それは不可能であると公表した。選挙人らは明日の投票でトランプに投票しないよう、前代未聞のプレッシャーを受けていると報道されている。

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