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オバマ大統領は今日議会を訪問し、両院の民主党代表者らとオバマケアとして知られるアフォーダブル.ケア.アクト(ACA)を救済するため、ドア裏での協議を行った。同時に共和党もオバマケア撤廃及びオバマ政権下での多くの法律を放棄する計画について協議した。一方、全米190の医療機関を代表するアメリカ.医師会は昨日、議会リーダーにACAの代替え案なしに撤廃しないよう警告する手紙を送った。その手紙は、なぜ米国の医療機関がACAを支持しているのかを説明している。

オバマ大統領は4 日 午前9時頃キャピタル.ヒルを訪問し、両院民主党の代表者らとオバマケアを保護するための協議を行った。その協議の詳細は不明であるが、稀な議会訪問中のオバマ氏はACAのメリット、メディケアの弁済能力、及び消費者保護の拡大など有権者に宣伝することなどを協議した。これは21日にホワイトハウスを去る前の最後の訪問になる可能性があるため、大統領と会う多数のゲストが待機した。ドア裏での協議後、出迎えた若い制服姿のグループと握手を交わし、記念写真の撮影に応じた。上院少数派の民主党リーダーであるチャック.シューマー、下院少数派民主党リーダーのナンシー.ペロシ及びバーニー.サンダースらはいずれも、代替え案のないオバマケア撤廃は「再びアメリカを病気にする」とのスローガンを強調した。代替え案がなく撤廃した場合、ACA下でメディケイドを利用している7,000万人以上の国民、雇用主下で医療保険を受けている労働者、及びACA施行後、初めて医療保険を得たことで定期及び予防検査を可能にしている2,000万以上の米国人は、そのようなメリットを失うため壊滅的な混沌状態になることを訴えた。

この日、ほぼ同時に 次期副大統領マイク.ペンスはキャピタル.ヒルの議会を訪問し、下院共和党代表者らとオバマケアの撤廃及びオバマ大統領の行政命令による大統領令をどのように破棄するかをドアの裏側で論議した。ペンス次期副大統領は記者会見で、ACAは法案及び大統領令の組み合わせでスクラップする計画があり、トランプは就任後即時実施する大統領令の課題に取り組んでいると語った。具体的には何も公表していないが、オバマ大統領による公有地の保護、LGBTの保護、温室効果ガス排出制限などの政策を廃棄する計画であると語った。

オバマケア撤廃の危機が注目されている4日、米国最大の医療機関であるアメリカ医師会(American Medical Association AMA)は上院多数派リーダーのミッチ.マコーネル、少数派リーダーのシューマー、再度下院議長に再選されたポール.ライアン、及び下院少数派リーダーに再選されたペロシに撤廃警告の手紙を3日に送った。AMAの最高経営責任者であるジェームス.マダラは、既にACA下で医療保険の恩恵を受けている人々の代替え案を提供することなく、徹底する前にどのような方法で医療保険を失う人々を救うのかを問い詰める手紙を公開した。 AMAは190以上の州および国内の専門医療団体の代表者で構成されており、これらの組織は、全てのアメリカ人が医療保険に加入し、その選択、慣行の自由、及び患者のための普遍的なアクセスを長い間奨励していると述べ、190の医療組織を代表していることを明白にした。

また「保健制度改革は改善のための継続的な探求である。 AMAは、当時の現状を大幅に改善したためACAを支持している。私たちは、全てのアメリカ人が高品質で手頃な医療保険を利用可能にするため、その法律の主要目標を引き続き受け入れる。我々はACAが不完全であり、取り組むべき多くの問題があることを認識している。我々は、保険料をより手頃にし、より大きな選択肢を提供し、被保険者の数を増やす議員の方針に沿った提案を歓迎する」と述べている。また、保険料をより手頃な価格で全てのアメリカ人が利用可能にする機会を検討する事において、健康保険の対象となるアメリカ人の増加を維持することが不可欠である。この基本原則に沿って行動する前に、潜在的に医療保険を変える調停やその他の手段を通して行われると信じており、政策立案者は現在の政策に代わるものが何であるかを合理的で詳細にアメリカ人に提示するべきである。患者及びその他の利害関係者が、現在の政策と新たな提案を明確に比較可能にする必要があり、進行中の医療改革の過程において、一歩前進しているかどうかに基づいた決定を下すことを可能にするべきである。私たちは、医療制度の改善プロセスを継続するため、及びアメリカ人が高品質で手頃な医療サービスを利用できることを明確にするため、あなたに協力するつもりである」とAMAの代表者は述べている。

医療保険会社は早くから、代替え案を発表する前に撤廃を先に実施した場合、数年撤廃の効力期間を延長した場合でも、保険加入者数は大幅に減少するため、医療コストは大幅に増加すると同様の警告をしている。これはAMAが警告の手紙を送った理由であるが、次期大統領ドナルド.トランプの顧問であるケリアーン.コンウェイはMSNBCのMorning Joeで、現在保険のある人が保険を失うことはないと述べている。トランプ政権下での医療保険計画はこれまでの内容とは異なることは確かであるが、その案を完成させるプロセスには数年かかると述べた。また、代替え案はあるかと聞かれ「幾つかはあります」と答え、その代替え案を通過させるためには民主党の援助が必要であると語った。また、オバマケアを先に撤廃した後に「どうなるかを見ましょう」と専門家の警告に反するコメントを表明した。

共和党はオバマ政権下で60回以上、撤廃の投票を実施したが、オバマ氏が大統領である限り撤廃は非現実的であった。しかし、2017年の新議会は2005年以来、ホワイトハウスも含めて共和党がワシントンを支配するため、民主党は本物の脅威に直面している。AMAの議会に対する警告はその脅威の信憑性を証明している。トランプ次期大統領は大統領令でオバマケアを撤廃する可能性があるが、実際に代替え案がなく撤廃された場合、医療費は大幅に増大し、病気による死亡数は更に増加すると予測されている。撤廃でメリットがあるグルーブは富裕層であるが、一般的なアメリカ人には定期検査や予防診断の特権を失うことも含めて利点よりマイナスの側面が顕著になる。手頃な医療保険を実現するためには強制加入が必要であるが、強制加入条項には罰金が伴うため、共和党は過去6年間でオバマケアの人気は増加していないと主張している。一方、大半の国民は既疾患者加入を可能にしている条項を含む幾つかのACA条項を支持しているが、今年は地域によって一時的に医療費が大幅に増加すると予測されている。これも共和党のオバマケア撤廃を促進している理由である。

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