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ドナルド.トランプは、20日の就任式に参加した群衆の規模は米国史上最大であると主張した。メディアはこれが誤情報であることを証明するため、物的証拠の写真を公表したが、21日トランプはCIAでのスピーチでメディアを批判した。また同日夕方、新政権後初の記者会見で、トランプのスポークスマンは記者団からの質問を一切受けず、トランプと同様のコメントを披露し、メディアの批判に集中した。日曜日トランプはメディアに挑戦する構えを公表し、加えて予測通り、納税申告書を提出しないことを決定したと発表した。これがトランプ政権のスタートであるが、前代未聞の虚偽的な政権になることを示唆した。トランプ及び彼の報道官は虚偽を隠すためメディアを虚偽だと批判するテクニックを利用するようである。一般的にも応用可能なこのような態度の心理的表現をプロジェクション(投影)と呼ぶ。

トランプの就任式に参加した群衆の規模に関し、2009年にナショナル.モールを埋め尽くした群衆の規模とトランプの就任式の群衆の規模を比較する写真が公開された。トランプは就任式の翌日、教会での全国祈りの行事に参加したが、その後CIAを訪問し、死者の名誉を讃える壁の前で準備されていないスピーチを披露した。その一部はCIAの業績を認めることを示唆し、一部は個人的な過去のことについて支離滅裂な話を展開したが、主にメディアの批判に集中した。トランプは、米国のメディアは「世界で最も不正直である」と述べ、どうでもいいような群衆の規模に関する小さな問題についてその後も批判と苦情を表明し続けた。21日の土曜日、新政権後の初の記者会見で、トランプのスポークスマンであるショーン.スパイサーは記者会見で、トランプ同様、就任式の「参加者の規模は歴史上最大であった」と証拠もなく断言した。彼は、メディアは虚偽の写真で対比し、最も不正直な記事を報道したと怒りを表明し、記者団の質問の部分を全面的に削除し、その場を去った。記者団は、記者会見で質問を全面的に遮断されるという前代未聞の奇異な状況に直面した。

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22日トランプはメディアと「戦争」すると公表し、更に納税申告書を提出しないと発表した。メディアは、いずれ「公表する」と語っていたトランプの複数のビデオを公開した。また、2009年、2013年、及び2017年の就任式に参加するため、ワシントンDCに旅行したメトロ利用者数に関する交通記録を公表し、2017年の参加規模はバラク.オバマの2回の就任式参加規模より少なかったことを証明した。22日のワシントン.ポストによると、今年1月20日午前4時の始発から、真夜中のメトロ閉鎖時間までにワシントンDCに旅行するためメト.ロシステムが利用された数は570,557 である。2009年には約1,100,000であり、2013年には782,000であった。この数字は、20日のトランプ大統領の就任式は2009年のオバマ大統領の就任式に比較してほぼ半分であり、2013年より20万以上少ないため、トランプ及びスパイサーの主張は虚偽であることを示唆した。実際には群衆の数を正確に把握することはほぼ不可能であるため、毎回メディアは空上から撮影する。それを対比することで目視的に判断することが可能であるが、その事実を否定し、証拠を提示することなくトランプと彼の報道官は20日の就任式に参加した「群衆の規模は米国の歴史上最大である」との虚偽を主張し、米国メディアは「世界で最も不正直である」と主張した。これはプロジェクション(投影)と呼ばれ、自身の嘘に対する防衛本能から相手を嘘つきだと非難する心理的態度に言及する。

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就任式の群衆に関する主張の例は、簡単に証明する事が可能な事実に対しても、ホワイトハウスは、あまりにも簡単に不当な主張をすることを選んだ。最高指揮官としては呆れるほど了見が狭いことを示唆した。トランプのアドバイザーの一人であるケリアーン.コンウェイ(右)は22日のNBCニュース Meet the Press のホストであるチャック.トッドとのインタビューで、最近何が真実で何が虚偽の情報であるか判断し難くなっていると述べ、トランプ.チームは「代替え事実」を持っていると語った。トッドは「小さなことですが、初めて彼は世論に対抗しました。それは虚偽です」と指摘したため、二人は興奮するシーンがあり、コンウェイは「それを過剰なほど劇的にしないで下さい。チャック、あなたはそれが虚偽であると言っていますが、私たちの報道官、ショーン.スパイサーは、『代替え事実』を与えました、しかし、その要点は本当にそうです」と述べた。トッドは、すぐ反論し「ちょっと待って、『代替え事実』?彼が発言した5つのうちの4つは単に真実ではありません。『代替え事実』は事実ではありません。 それらは偽りです」と指摘した。

トランプと彼の報道官が事実を否定する理由は、メディアに対する戦略であると分析されている。その証拠を示唆する記者会見後の行動は、トランプがメディアに対抗すると22日公表したことである。つまり、彼に都合の悪い報道を全て「メディアは虚偽の報道をしている」と歪曲することで、トランプを信じる個人またはメディアを信じる国民を分裂させることである。これはキャンペーン中にも見られた同じ傾向である。更に、22日トランプは「米国民は納税申告書に関心がない」ため提供しないと公表した。この主張も嘘である。先週16日に公表されたABCニュース/ワシントン.ポストの世論調査は74%の国民が納税申告書を「提起するべきである」と述べている。これは昨年の60%から70%の範囲を増加している。また、納税申告書の提出を求めて請願書を集める努力をしている組織がある事実を無視している。30年間で50年間分の物的証拠を集めたジャーナリスト作家デビッド.ジョンストンも証言している通り、トランプは都合の悪いことには平然と虚偽の発言し、メディアに対抗するテクニックを学んでいる。

納税申告書の提示を頑なに拒絶しているトランプは恐らく重大なことを隠していると思われる。倫理法と規定、政権の伝統と慣例を次から次に破っているトランプ大統領は政権スタートから、前代未聞の公然たる嘘を主張し、引き続き嘘の積み重ねでホワイトハウスを占領する可能性があることを示唆した。控えめな性格で知られているCNNのジョン.キングは23日、ゲストとの論議でホワイトハウスが「真実を語らない」状況は今後も続くと予測した。複数の法律専門家は、一年以内に弾劾されると予測しているが、その予測は現実的であることを示唆した。トランプは何かを隠していると疑われていることに加えて、諜報及び情報社会は、トランプ陣営が選挙を有利にするためロシアとコーディネートしたかどうかを調査中であるため、その証拠が発見された場合、トランプに対する弾劾はほぼ確実である。加えて、今日倫理ウォッチドッグはトランプ大統領に対する訴訟を提訴した。

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