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高い定評で知られる主な複数の世論調査機関によると、数日後には就任1カ月を迎えるドナルド.トランプ大統領に対する国民の支持率は歴史的に低い。トランプ氏に対する信頼度は低く、大半の国民は彼の政策のほぼ全てを支持していないことを示唆している。また、ホワイトハウスの内部は混沌としている状況である為、高官及び閣僚の確保にも問題がある。

17日に公表されたギャロップの調査によると、トランプ氏の仕事に満足している率はわずか38%である。一方56%のアメリカ人は彼の仕事ぶりを支持していない。16日に公表されたピュー.リサーチセンター(PRC)によると、総体的にトランプ氏の仕事に対する業績の評価はわずか39%が肯定的であり、56%は否定的である。7日に公表されたクウイニピアクの調査で支持率42%、支持しないアメリカ人は51%であった時より更に減少し、記録的な低下傾向を示唆している。政策を中心にしたPRCの調査では主にイスラム教徒国からの移民及び難民の一時入国を禁止した1月27日の大統領令は非常に党派ラインに分裂した。81%の共和党及び共和党寄りの国民はこの大統領令を支持し、民主党及び民主党寄りの89%が反対した。総体的には59%がこの政策に反対し、わずか38%が支持した。また、経済、テロリズム、移民、外交など全ての重要な課題において、彼の政策を支持しない率は、支持する率を大幅に超過した。昨日開催された移民のプロテストは総体的にトランプ氏の移民政策には抵抗が強いことを示唆している。

政策課題 不支持 支持
経済 47% 43%
テロリズムの対処 53% 42%
移民政策 62% 36%
外交政策 59% 35%

大半の国民はトランプ氏に否定的な印象を抱いており、歴史的に不人気の大統領であることを示唆した。しかし「公約を守る」という点では60%がイエスと答え、ノーと反応した回答者の率はわずか31%である。また、トランプは行動が早いため、その行動力については54%が肯定的であるが、40%は否定的である。しかし、「マナーが良いか」との質問については45%がイエスと答え、52%はノーである。また、トランプ氏がアメリカ人の事を「気にしているか」どうかについて、わずか40%がイエスと答えたが、大多数の56%はそのように感じていない。また、彼に対する信頼度はわずか37%が肯定的で59%はトランプ氏を信頼していない。これは近年歴代の大統領の記録と多大な格差がある。大統領に対する信頼性に関する就任初期の調査記録によると、 ビル.クリントン(1993年)に対する信頼度は 63% であり、ジョージW.ブッシュ(2001)は60% 、 バラク.オバマ(2009)は76% であり、トランプ( 2017)氏の37%は驚異的に低い。更に「良いコミュニケーション」を維持しているかどうかについては、わずか34%がイエスと答え、圧倒的多数の63%はノーと答えた。最悪の評価はトランプの性格であり「ムラのない気質」であるかとの質問にイエスと答えた人はわずか28%であり、一方68%の国民はノーと答えた。これは7日から12日までに十分な信憑性がある事を示唆するサンプルとして、成人1,503人を対象に実施された結果である。

トランプ氏はキャンペーン中、アメリカを「偉大な国」にすることを掲げていたが、そのスローガンは中身が伴っていない事を示唆する結果が表面化している。彼は「読まない」または「要旨説明を受けない」と良く指摘されている。就任後、キャンペーンで公約したことは可能な限り果たそうと努め、次から次に大統領令に署名しているが、その書かれている内容について知らないと指摘された。彼は自分が署名する大統領令の文書内容を完全に要旨説明を受けず、チェックとバランスに欠けた大統領令に盲目的に署名しているだけである。その結果、最初で最大の敗北は1月27日にトランプ氏が署名した7か国からの移民及び難民禁止の大統領令である。オバマ前大統領を含む全ての歴代大統領は、署名する前に国民に概略説明するが、トランプ氏は大統領執務室で彼を囲んでいる一人にその内容説明を要請しているビデオが公表された。

また、トランプ政権指名者の承認プロセスもスムースではない。労働省長官に指名されていたアンドリュー.プズダー に対して、上院議会の民主党は全員反対し、拒否を公言していた4人の共和党に加えて、合計12人の共和党は彼を支持していなかった為15日に劇的な辞退を公表した。彼は1990年に家庭内暴力で離婚の経歴があり、ファースト.フード.チェーンCarl’s Jrを所有する会社のCEOであったが、個人的問題に加えて倫理的な観点から最も不人気の官僚候補者の一人であった。更に、ホワイトハウスの国家安全保障顧問のマイケル.フリンは諜報部の傍受により、ロシアとのコンタクトが頻繁にあったことが判明した後、辞職に追い込まれた。彼の後任者として3人の候補者の中から、最も信頼されている国防総省の幹部であり元米国海軍のネイビー.シールズであったロバート.ハーワードは16日ホワイトハウスが混沌状態であるという理由で後任者としての指名を拒否した。ハーワード氏が指摘した通り、顕著な情報漏れがあることが判明しているホワイトハウスは選挙期間中、トランプ陣営によるロシアとの繋がりについて調査を追求している共和党が増えているため現在暗雲が立ち込めている。

 

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