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最近、議会多数のメンバーはドナルド.トランプ大統領及び彼の陣営が選挙前に米国の選挙に影響を与えたロシアと何らかの結びつきがあったどうかの調査に多大な関心を向けている。米国の民主主義を揺るがす重大な問題であることを真剣に受け止める議員が増えているためである。キャンペーン当時から就任直前に至るまでトランプ氏が関与する複数の人物はロシアとビジネス関係がある。選挙に影響を与えたとされる情報当局の調査に沿った路線からの報告はトランプ氏が奇妙なロシア関連の人脈があることを示唆しているため、彼に対するメディアの疑惑は深まっている。そのような状況下で、 トランプ氏及び他数名の彼の側近はトランプ氏がロシア政府関係者と会ったことはないと述べていた事実に反し、彼は昨年4月ロシアの外交官と会った事実が今日複数のメディアに報告された。

ロシア政府が米国の選挙に関与した件に関する調査は遅くても昨年夏以降から実施され、オバマ前大統領は昨年12月諜報部にその調査結果を再検討するよう要請した。それ以来、FBI、CIA、NSAを含む17の情報当局は、ロシアがトランプ氏を当選させるため、ロシア大統領ウラジミール.プーチンが米国の選挙に影響を与えることを指令したとの結論に達している。また、上院情報委員会は積極的な調査を既に開始しているが、情報漏れ及び司法省に対する不審は問題を複雑にし、独立した検察官の調査を要請する声が強くなっている。トランプ氏及びホワイトハウス(WH)は、ロシアとの接触を長く否定していた。ワシントン.ポストの記録(下図参照)によると、トランプ氏の長男、キャンペーン中解雇されたトランプ陣営のマネジャーであったポール.マナフォート、キャンペーンのアイバイザーであったカーター.ペイジ、キャンペーン中トランプ氏の安全保障ディレクターであったジェフリー. ゴードン、WH安全保障顧問のマイケル.フリン、彼の義息子であるジャレッド.クシュナー、トランプ氏の世話役であったジェフ.セッションズはビジネス及び又はロシア政府を通してロシアとコンタクトがあった人物である。

加えて、トランプ大統領は少なくとも 10年以上ロシアとビジネス上の利害関係がある事実が既に知られている。選挙期間中もキャンペーン先で密かにロシア大統領プーチンの使者と思われる人物と会っていることを示唆する奇妙な偶然が発見されている。オックスフォード大学の政治学博士号取得のジャーナリストで取材と研究に基づく情報を提供するレイチョー.マドーは最近、トランプ氏の不可解なロシア関連の人脈に関する非常に詳細な調査報告を公開した。その人物はロシアで「肥料王」と呼ばれているドミトリー.リボロヴェレフである。彼はロシアの富豪者の一人であり、想像に絶する高額な離婚訴訟で スイス銀行を通して前妻に45億ドルを支払った。また、彼はニューヨークで最も高価な建物と言われている10室あるペントハウスを22歳の娘エカテリーナのために8,800万ドルで購入した。エカテリーナ.リボロヴェレフはアメリカの非公開の大学に通う学生であるが、彼女はモナコの居住者である。また2008年、2年間も空き家になっているフロリダ州パーム.ビーチにある33,000平方フィートの不動産をトランプ氏から購入し、現金で9,500万ドルを彼に支払った。この不動産は2004年に破産関連のオクションに出されたものであり、その後2年間幽霊屋敷になった。2006年トランプ氏はその家を4,000万ドルで購入し、2008年に「肥料王」がその巨大な空き家をトランプ氏から購入したが、その家に移り住むことはなく、現在解体されている。マドーは、なぜ利用しない不動産に約1億ドルのお金を使ったのか不明であると述べている。

リボロヴェレフはプーチンの仲間の一人であると言われているが、プーチンは資金洗浄に関与している可能性がある。2月初旬、ドイツの銀行は資金洗浄に関与したため630万ドルの罰金を科せられた。明らかにドイツ銀行はロシアから約100億ドルを拠出し、その資金の源を偽装し、それを合法的であるように装った。それは全てロシア人の多大な幾つかの株式詐欺策動に結びついている。しかし面白いことに、その100億ドルの資金洗浄策動に関与している口座の幾つかはプーチンの親戚及び彼が最も親しい友人達が個人的に所有しているものである。更に、ドイツ銀行での口座を含むこの資金洗浄策動が公開されたとき、ロシア中央当局はこれを調べる必要があると判断した。彼らはロシアからお金を流出するこの策動がどこから来たのか誰も知らないことを非常に懸念した。興味深いことに、これはロシアだけのスキャンダルではなく、ドイツ銀行はニューヨーク及びトルコの南地中海に位置するキプロスにも存在する。

フロリダの不動産売買契約でトランプ氏に多大な利益を提供した「肥料王」リボロヴェレフは米国と「非常に重要な関係」がある。彼はキプロスのドイツ銀行の大株主である。その銀行はロシアの違法資金洗浄をするために630万ドルの罰金を支払ったばかりである。彼はプーチンの「密接な関係者」であり、そのキプロスのドイツ銀行の二人の副会長に推薦され会長として就任した。その副会長の一人はプーチンの密接な関係者であり、プーチンが大統領になる前にKGBに所属していた当時の同僚である。別の副会長は米国人であり「プーチンの密接な関係者」のためにロシアの違法資金洗浄を行った銀行の最大の株主である。その米国人の副会長は、プーチンと親しい人物である。また、トランプ氏が「奇跡的に遭遇」し「不可解な取引」をしたロシアの「肥料王」リボロヴェレフはその銀行を一部所有している。トランプ氏は「基本的に何もせず6,000万ドルを取得」した。その銀行の最大の株主だった米国人の副会長は米国の商務長官として2月28日に承認されたウィルバー.ロスである。ロスはトランプ氏の「長年の友人」であり「国際銀行業務の経験がほとんどない」米国のビジネスマンである。

「肥料王」リボロヴェレフは不動産契約で寛大な支払いをしただけの単なるビジネスマンであっかどうかに疑問符がつくようになるまで8年以上経過した。トランプは彼に会ったことはないと主張したが、昨年大統領選前の11月3日 両氏が所有するジェット機がノース.キャロライナ州(NC)シャーロットの空港で発見された。この日トランプ氏はシャーロット近辺でキャンペーンを実施した。これは奇妙な偶然である。今月3日マドーは彼女の番組で、トランプ氏がキャンペーンに利用していた自家用機とリボロヴェレフが所有するジェット機が置かれていた写真を紹介した。シャーロット以外の複数の場所でも同様の光景が見られたと報告されている。2月11日安倍晋三首相はトランプ大統領に招待され、フロリダでのマー.ア.ラゴを訪問した。その日がトランプ及びリボロヴェレフ両氏が会った最新の機会であると推測されている。

マクラッチー.ワシントン.ビューリューのケビン.ホールを含む4人の記者の取材報告によると、11月選挙の5日前ロシアの億万長者のジェット機はシャーロット.ダグラス国際空港で待機していたことを確認した。90分以内にトランプのキャンペーン用ジェット機は近くのコンコルドで開催された午後のキャンペーン集会に向けて、同じ滑走路に到着した。リボロヴェレフの豪華なジェット機に乗っていた乗組員と、飛行機が近くに並んで到着したことで、以前に知られていなかったトランプのロシアとの接触、彼の家族またはキャンペーンの関係者に関する「未解決の疑問が残っている」ことを示唆した。両氏はフロリダの不動産売買があったにも関わらず、いずれも会ったことはないと主張した。しかし、彼らのジェット機は、同じ日に集会の近くの空港で、NC州のローリー近くで開催された午後7時からの集会に向けてトランプ氏が出発する前に、数時間シャーロットの滑走路を共有した。コンコードで1時間20分過ごした後、そのロシアの飛行機は24分間の飛行で午後12時34分にシャーロット.ダグラス国際空港に上陸した。11月3日午後2時ごろ、リムジン運転手のアンナ.センドギコスキーは個人ジェットのシャーロット空港ターミナルで客を待っていた。彼女はそのジェットの所有者が金持ちのロシア人であることを知り写真を撮った。約20分後、彼女はトランプの名前が側面に飾られたジェット機が着陸したと述べた。彼女はその写真も撮影し、11月3日に撮影したその写真をツイッターに投稿した。センドギコスキーはトランプが飛行機を降りて自動車行列に入るのを見たと語った。彼女はトランプの飛行機から約300フィート離れているロシアの飛行機に出入りする人を見なかったと述べた。トランプは集会イベントの前後その場所に留まらず素早く去ったが、彼の家族はNC州で一週間過ごした。

更に、トランプが短期間ラスベガスに滞在した 10月30日もリボロヴェレフのジェット機は同日のラスベガスに向けて飛行した証拠があるという。同日彼のジェット機はラスベガスに午後12時15分に上陸した。その日の午前11時にトランプは、シェルダン.アデルソンが所有するカジノ.ホテルのヴェネチアンでの集会を行った。アデルソンはトランプの大統領勝利に賭けた共和党の富豪層の一人である。リボロヴェレフの飛行機は2時間2分地上にあった。その飛行機は、カリフォルニア州バーバンクからニューヨークへの飛行中、ラスベガスで一時停止した。驚くことに、この4人の記者は昨年のリボロヴェレフのジェット機の詳細な飛行記録及び2008年からのビジネス活動を公表している。

リボロヴェレフが「何らかの形でキャンペーンを援助していたのであれば、それは「違法な海外寄付の構成要素」になるため、ホワイトハウス及びリボロヴェレフの関係者であるニューヨークのCLP&パートナーの創始者ブライアン.カッテルは両氏が会ったことを否定している。カッテルは、過去にブライトバートの貢献者であった。偶然にも、現在トランプ氏のWH政策戦略家であるステーブン.バノンはブライトバートの元CEOである。カッテルは、なぜリボロヴェレフのジェットが11月4日午前8時39分に、サウス.キャロライナに発つ前に約22時間シャーロットに待機していたのかその説明を求められた。彼は「残念ですが、何も付随することはありません」と述べた。カッテルは リボロヴェレフ家族の外部代表者であったが、2011年まで英国の保守的なシンクタンクであるBow Groupの会長であった。このグループはクレムリンの宣伝道具になっているロシアのテレビ.ネットワークとも関連がある。

ジャーナリストはロシアと何らかの関連性がある一部のトランプ政権を信じていないため、調査に意欲を燃やしている。共和党議会は、利害関係のない外部の特別検察官に調査を依頼することを躊躇していることも要因である。6日に公表されたCNN/ORCの世論調査によると、65% の国民はトランプ氏とロシアの関係を調査する特別検察官を利用することを支持している。8日のブルンバーク紙によると、トランプ氏は昨年4月27日VIPレセプションが開催されたメイフラワー.ホテルで「緊張緩和及びロシアとの関係改善」を図るため、ロシア連邦駐米大使セルゲイ.キスリャクに会ったことが判明した。一般市民が敵対国の政府当局と交渉することは1799年のローガン法に違反する。連邦政府は複数のトランプ氏のロシアとの結びつきを調査しているが、彼の海外ビジネス取引は現在精査下に置かれている。

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