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昨日トランプ政権は2018年予算案のパンフレットを出版及び公表した。この予算案はトランプ氏がキャンペーンで労働者および中産階級の米国民を保護すると公約したことが本物であるかどうかを反映する重要な鏡である。また、最初の概要説明を変更したものであり、最終的に議会が調整および決定を行う。ホワイトハウスの予算案は国防省、国土安全保障省およびその他複数機関の予算を増加し、逆に国務省、環境保護省(EPA)、エネルギー省(DOE)、教育省、及び住宅都市開発省(HUD)を含む多数の機関の予算を削減している。この予算案に対する一部影響の懸念は既に表明され、議会両党の反響も様々である。

16日のロイターによると、トランプ政権の2018年の予算案は3.9兆ドルの連邦予算の約1.2兆ドルを国防総省、国土安全保障および退役軍人局に自由裁量支出を増加することを提案している。軍事支出を10%または540億ドルを増加する。その中で、今年度の防衛の主なプログラムに250億ドルを追加し、戦闘業務に50億ドルを追加するよう求めた。また、約135億ドルは、航空機、ミサイル、および船舶の増強に割り当てる。国土安全保障省の今年度の予算には30億ドルを要請し、その一部はメキシコとの国境に壁を建設するための資金が含まれている。トランプは今年度の国境の壁建設に15億ドルを承認することを議会に要請し、更に2018年度には26億ドルの資金を提供することを希望している。

一方、ホワイトハウスは最も顕著な規模である31%または26億ドルをEPAから削減することを提案している。ジョージW.ブッシュ元大統領が保護した五大湖復興計画を削減することもその一部である。また、貧しい人々の暖房費を助けるプログラムの削減及び廃止、地方自治体への廃水処理の支援、アラスカ州のような農村部での航空旅費補助などのプログラムの削減が含まれている。上院エネルギー&資源委員会の議長で同州の米国上院議員リサー.マーカウスキーは「これらのプログラムは債務の主要因ではないことを覚えておく必要がある」と攻撃した。また、国務省の資金調達および他の国際プログラムの28%または109億ドルを削減することを要請した。これは国防総省の2018年の支出を10%または540億ドルを追加することを要求している。その他の任意削減には、HUDのコミュニティ開発助成金および20以上の教育省プログラムに対する資金が含まれる。加えて、公的放送、芸術および地域プログラムのための連邦資金に依存している19の独立機関に対する資金の廃止が提案されている。

毎年の予算で最大の部分は、約2.4兆ドルの退職金プログラムである社会保障制度、メディケア及びメディケイドの「強制給付」プログラムであるが、このプログラムについては当面、削減の対象にはなっていないと言われている。トランプ氏はキャンペーン期間中、国民は社会保障制度及びメディケアの税金を支払っているため、国民に受益資格のあるこれらのプログラムを保持すると公約していた。総体的に、2018年予算案に対する削減の影響は既に懸念が表明されている。17日のワシントン.ポストによると、アパラチアの田舎で非常に貧しい人々を貧困から解放するための連邦プログラムに毎年約1.75億の予算が組まれているが、これらのプログラムは、軍事予算540億ドルを追加するため削減される一部であり、農村開発機関が1年間に費やす予算はこの軍事費1%の1/3である。軍事費増加に相当する費用は、貧困援助プログラムに300年以上資金を調達することを可能にする。また、この連邦プログラムを削減することは、貧困率が全米平均より33%も高いアパラチア、ミシシッピー盆地、ニューイングランド地方の地域で農村開発機関が奉仕している698の郡で3,700万人 以上が影響を受ける。従って「大統領予算案はこれらのプログラムをゼロにすることで、国の最も貧しい地域の一部に役立つ重要な努力を排除する」結果になる。

加えて、EPAの大幅な削減が行われるため、科学研究分野はかなりの影響を受けることが予測される。17日の科学誌によると、2018年の国立衛生研究所(NIH)の予算は約20%の60億ドルが削減される。DOEの科学局は50億ドルの予算の約20%が削減されるため9億ドルを失うことになる。この予算案はEPAとアメリカ海洋大気庁(NOAA)の研究プログラムに大幅な削減を行い、NASAの地球科学予算に5%の削減を求めている。また、この予算案はDOEの約3億ドルの高度研究プロジェクトを廃止する計画である。NIHに対する削減は生物医学研究者から深い懸念が寄せられている。メリーランドのロックビルにある米国生化学分子生物学会のベンジャミン.コルブは「60億ドルの削減は科学界にとって容認できないものであり、米国民に受け入れられないはずです」と述べ、トランプ大統領の「2018年の歳出計画はNIH およびバイオメディカル.イノベーションの世界的リーダーであるアメリカのバイオメディカル.リサーチ.エンタープライズの長年にわたる超党派的支援を解消するものです。この深い削減はリーダーとして残るアメリカの能力を脅かしています」と述べた。

国務省に対する大幅な予算削減は、国際地域社会及び海外援助プログラムの減少に繋がる為、同時に米国のリーダシップは顕著な縮小があることを示唆している。多額の削減に失望している国務省多数の有能な職員は、この予算案について何も相談及び協議はなかったと述べている。また、EPAの削減は最大規模であるため、清浄水及び汚染関連の規制プログラムが大幅に減少することが懸念されている。議会の反応は様々である。民主党は防衛費に多大な予算が増加され、貧困者の援助プログラム及び、医学、科学、その他の研究プログラムが削減されていることを批判した。加えて、ほとんどの民主党は環境及び気候変動プログラムを意図的に削減するためEPAへの予算を大幅に減少している予算案を支持していない。また 一部の共和党は、防衛費の増加が少なく、彼らがエンタイトルメントと呼ぶ国内プログラムが十分削減されていないと指摘した。連邦政府の赤字減少を強調する一部の共和党議員はトランプ氏の予算案は「不注意で逆効果」であるため、予算調整に権力のある議会が最終的には修正すると挑戦している。

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