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ブラックウォータの創始者エリック.プリンスはドナルド.トランプ氏を代表し、今年1月初旬、アラブ首長国連邦の人物と海外で秘密裏に会っていたことが昨日報告された。プリンスは、トランプ政権下のある官僚の親族である。上院情報委員会の調査の対象になっているトランプ陣営の元顧問の一人であったカーター.ペイジは、ロシアのスパイ採用のターゲットになっていたことが昨日判明した。トランプ氏のロシア関係のウェッブは更に拡大している。

3日ワシントン.ポスト(WP)は、エリック.プリンス(写真上)がウラジミール.プーチンに近い無名のロシアの使者と会ったことを最初に報告した。米国、欧州、アラブの関係者によると、この会合は、プーチンとドナルド.トランプ大統領間のコミュニケーションのバック.チャンネル.ラインを確立するための明白な努力の一環である。その会合はトランプ氏の就任9日前の1月11日にインド洋のセイシェル諸島で開催された。アラブ首長国連邦(UAE)は、ロシアがシリアを含めて、イランとの関係を縮小するよう説得することが可能であるかを検討するための会合である。トランプ政権の目標は、モスクワに対する米国の制裁に関して主な譲歩を要求するためである可能性が高いと推測されている 。

プリンスはトランプ陣営及び移行チームで正式な役割に関与していなかったが、トランプ及びプーチン間の会談を可能にするため非公式な特使としての役目を引き受けた。彼は UAE政府と有益な契約を結んでいる事業家であり、トランプの「熱心な支持者」である。共和党全国大会後、彼はトランプのキャンペーン、共和党全国委員会、及び親トランプ派のスーパーPACに$250,000 を寄付した。また、プリンスはホワイトハウスの政略顧問であるスティーブン.バノンとも交流があり、ブライトバードのラジオ番組に出演したこともある。また、猛烈な反対に直面し、共和党多数派の上院議会の投票で50/50に割れた時、副大統領マイク.ペンスの1票を得て、教育省の長官として認可されたベッツイ.デヴォスの弟である。更にプリンスは昨年12月ニューヨークにあるトランプ移行チームの事務所にも姿を見せた。

WPによると、FBIはセイシェル諸島の会合を精査しており、2016年の米国選挙にロシアが干渉し、プーチンとトランプ陣営の間で共謀があったかどうかを調査しているFBIの広範な調査の一環である。セイシェル諸島での会合が開催された時、次期トランプ政権とロシア政府間の正式な接触は連邦捜査官及び報道陣の両方から厳しい監視を受けていた。セイシェル諸島会合の1週間以内に、米国の諜報機関は2016年の大統領選挙でトランプ氏の勝利を援助するため、秘密裏に介入したとロシアを非難する報告書を公表した。FBIは、セイシェル諸島で会合が行われた翌日の1月12日、ホワイトハウスの元国家安全保障顧問であり、解雇されたマイケル.フリンが米国駐在のロシア大使セルゲイ.キスリャクと最初にコミュニケーションがあったことを調査していた。トランプ政権とUAEはイランからロシアを引き離すことについて「同様の関心を共有している」と推測されている。

ニューヨークのエネルギー産業ビジネス.コンサルタントであり、トランプ陣営の元外交政策顧問であったカーター.ペイジ(写真下)はロシアの米国選挙介入を調査しているFBI及び上院委員会召喚の対象になっている一人である。彼は2013年、本人が「気づかずロシアの諜報機関に雇用された」ことを自ら公表した。4日のABCニュースによると、ペイジはトランプ.キャンペーンに参加する2年前、ロシアでの有望なビジネス機会を約束するロシアのスパイを募集する諜報機関から標的にされていたと述べた 。彼は ロシアのスパイに関する判例で2015年の裁判所文書に「男性-1」と特定された個人であることを明確にした。彼はその判例に協力し、エネルギー関係者に知られるよう2015年1月に彼自身を説明することで、連邦調査当局が彼に正体を暴露させたと感じたと語り「私はスパイにはなることを望んでいませんでした。私はスパイではありません」と昨日午後ABCニュースに語った 。

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FBIは、ロシアの外国諜報機関SVRの代理人として特定された3人のロシア人の告発に伴う調査の一環として、ペイジをインタビューした。そのうちの一人エフゲニー. ブリアコフは、ロシア開発銀行のニューヨーク支店の経営者として秘密裏に運営していた。ブリアコフ判例は、先週トランプ大統領の義子息ジャレッド.クシュナーがその銀行のトップ幹部と会ったことを公表した時、ヘッドラインに再浮上した。ブリアコフは刑期30ヶ月の判決を受けたが、嘆願の一部として週末に刑務所から解放されロシアに送還される予定である。FBIの裁判所提出書類には、スパイ募集人はブリアコフと「ロシアの情報源として男性-1の使用を試みた」ことについて話している内容を聞かれたと裁判記録に記されている。ペイジはブリアコフの判例中、首尾よく募集されたこと、又はスパイにされたことで非難されたことはなかった。FBI捜査官は、裁判所記録では、彼らは「男性-1」に2013年6月インタビューしたと述べた。 FBIは「男性-1」がロシア人に「エネルギー産業の現在と未来の見通し」を提供し「エネルギー事業に関する文書」も提供したと述べた。ペイジは昨年夏モスクワの著名な大学で講演についての質問が回覧され始めた時、2016年の大統領選挙にロシアが干渉した事件に関する調査の「鍵を握る人物」として9月からFBI調査の対象になった。また、ペイジの名前は、英国のスパイでありトランプの政敵を研究するため、雇用されたクリストファー.スティールが書いた文書にも挙がっていた。その文書は、トランプの代表者がクレムリンの上級職員に会うことを隠すためペイジはその講演を利用したと主張している。ペイジの名前は「トランプ顧問が出席した秘密のクレムリン会議」の見出しで、スティールの文書に繰り返し登場した。ペイジは「絶対に馬鹿げている」としてそれらの主張を否定した。

一般市民として定義される大統領就任前の次期大統領が外国政府と交渉することは1799年1月に制定されたローガン法で禁止されている。しかし、この古い法律が近年効力を発揮した例はほとんどないが、通常制裁に関する交渉も含めて、全ての外交政策は大統領就任後に公式に行われることが一般的である。いずれにしても、次から次に報告される新たな情報はホワイトハウス及びトランプ政権にはトランプ氏とロシア間を結ぶ広範で複雑なウェッブが存在し、教育省の長官ベッツイ. デヴォスも含めて複数の官僚指名も単なる偶然ではないことを示唆した。

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