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上院議会は今日午前中、3段階による投票を行い、共和党はドナルド.トランプ氏が最高裁判事として指名したニール.ゴーサッチの最終的な承認投票を著しく容易にする準備を完了した。民主党は、二つの主な理由で最後まで彼の承認をブロックする戦いを展開したが、最高裁の認可には60票を必要とする長年の慣行と歴史を変えるニュークリア.オプションを避けることは不可能であった。ゴーサッチは公聴会で穏健な印象を与えたが、2016年の「凍ったトラック」と呼ばれる第十巡回控訴裁判所での判例で、彼のみが冷淡な判定をしていた。この最近の判例に加えて、彼の多数の判例記録を学んだ民主党はゴーサッチが極右派の判事であるとして、彼の承認に強く反対していた。

上院議会は6日午前中、三段階の投票を実施した。最初のステップとして、60票を必要とするフィリバスターを終えるかどうかの投票を行った。賛成した投票数は55で反対に投じた45票を超過したが、この投票の可決には至らなかった。約1時間後、最高裁の認定には60票を必要とする規定を変えるニュークリア.オプションを選択するかどうかを決定する投票を行った。その結果は完全に党派的に分かれ、共和党52人は賛成し、民主党 48人は反対票に投じた。この2段階の投票では51票を必要としただけであったため、共和党はこれに勝利した。三段階の投票では、再度フィリバスターを終えるかどうかの投票を行ったが、ニュークリアに勝利したため、51票を必要するだけであった。投票結果は最初の段階と同様の55対45票であったため、共和党はゴーサッチの承認投票に難なく成功することを示唆するプロセスを達成した。

民主党はゴーサッチの承認をブロックする戦いを熾烈に展開したが、その理由はオバマ大統領が昨年3月指名したメリック.ガーランド判事の公聴会さえ開催しなかった上院多数派リーダーのミッチ.マコーネルに対する怒りもある。民主党は「盗まれた席」と呼び、ゴーサッチの指名に対して別の理由でも反対した。民主党上院議員らは、ゴーサッチは公聴会での印象とは異なり、極端な保守派であると主張していた。過去多数の判定記録から、ゴーサッチは人々に対する慈悲や同情心がなく、徹底した党派的企業保護者であることを知った。特に、公聴会で最も暴露された最新の判例記録は「凍ったトラック」事件と呼ばれている。上院司法委員会のミネソタ州米国上院議員アル.フランケン及びカリフォルニア州のダイアン.フェインスタインを含む複数の民主党議員はその上訴判例で、第十巡回控訴裁判所3人の判事中、ゴーサッチのみが冷淡で最も馬鹿げた判定をしたと彼を批判した。

2016年8月8日の第十巡回控訴裁判所の裁判記録によると、トランスアム.トラッキング社の貨物トラックの運転手であったアルフォンス.マッディン は2009 年 1月午後11時頃イリノイ州から貨物車を運転していたが、氷点下のためトレーラーのブレーキが凍った事に気付いた 。マッディンは会社が指定するガソリン.スタンドの位置を発見できなかったため、高速道路の路肩に駐車した。彼は問題を報告し、修理のためトラックが到着するまで数時間待った。その間、彼はしばらく眠ったが、目覚めた時、胴体が麻痺していると気付き、足の感覚もないことに気づいた。彼は再度電話で連絡を取り、彼の体調について話し、修理者がいつ到着するかを尋ねた。また、トラックの運転台補助電源装置が作動していない事を発見し、ヒーターが機能していないと話したが、電話の対応者は「そこで頑張りなさい」と指示した。援助要請の2回目の電話から約30分後、マッディンは凍りついた気温下でそれ以上待つことの危険を感じ、彼は約3フィート離れたところまでトラックを引き、彼の上司、ラリー.クルークに電話した。マッディンはクルークに彼の足に感覚がないことと、寒さのために呼吸困難を抱えていた事を伝えた。また、助けを求めるため、その場を去るとクルークに伝えた時、クルークはトレーラーを放置しないよう指示し、凍結したブレーキでトレーラーを引きずるか、修理者が到着するまで留まるよう指示した。しかし、マッディンはいずれの指示にも従わず、トラックからトレーラーをはずし、トレーラーを放棄してその場を去った。修理トラックはマッディンが去った後15分以内に到着した。マッディンはトレーラーを放置した場所に戻り修理者と会った。

その後一週間も経たないうちに、マッディンは荷物が積まれたトレーラーを放棄しようとしたため、会社法規に違反したとして解雇された。マッディンは車両の安全性に問題があった場合、運転を拒否する権利を与えている労働省の職場安全衛生管理法に基づき、会社を告訴した。その下級裁判所の判事は、生死の危機に直面していた事情により安全性の側面から、その行動は妥当であったとマッディンの主張を支持した。しかし、トランスアム.トラッキング社は3人の判事パネルの第十巡回控訴裁判所に上訴した。被告側としてマッディンを代表した米国労働省 は、安全ではない車を運転する必要はない為、マッディンを解雇することはできないと主張した。一方、トランスアムはトレーラーを放棄することはできないと規定しているため解雇する権利があると反論した。しかし、控訴裁判所の判事3人中、ゴーサッチを除く2人の判事はマッディンの行動は生死に関わる決定であるとして彼を支持した。一方、ゴーサッチは、寒い季節の夜遅くトレーラーのブレーキが機能しなくなった為会社に電話をかけ、誰かに2つのオプションを与えられた。その一つは不法で皮肉な選択であるかもしれないが、会社の荷物を積んでいるトレーラーを引きずり到着地まで運転するか、または合法的に救援者が来るまで待つことであった。しかし、トラック運転手はいずれの指示にも従わずトレーラーを放棄したため、会社は命令に背きトレーラーと製品を放棄した彼を解雇したと説明した。ゴーサッチは「トランスアムの決定が賢明で親切なものかどうかを問うことは公正かもしれないが、そのような質問に答えることが我々の仕事ではなく、唯一の任務は違法であるかどうかを判断することである」と述べた。結論として、凍死するか又は会社の仕事を保持するかのいずれかの選択しかないと判定した。

つまり、ゴーサッチはこの裁判で、凍死するかまたは第三者にも被害を及ぼす可能性がある非常に危険な方法で運転するかのいずれかの選択しかなかったマッディンを会社は解雇する権利があると判定した唯一人の判事である。公聴会で 「凍ったトラック」判例でのゴーサッチの判定が提起された為、複数の民主党はこの論争的な判定は無慈悲で馬鹿げていると主張した後、多数のメディアが取り上げる結果になった。又、民主党は今日の投票に至るまで、連邦裁判官は終身雇用である為、特に最初から議会両党からのコンセンサスを得ていなかった極右派の彼の認可プロセスには伝統的な60票が要求されるべきであるとし、ニュークリア.オプションに強く反対していた。しかし、今日の議会一連の動きはゴーサッチが明日の投票で最終的に認可されることを示唆した。

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