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シリアの化学兵器殺戮後、報復的ミサイル攻撃を命令したトランプ大統領及びホワイトハウスはその決定を擁護することに懸命である。トランプ氏はシリア大統領のバッシャール.アサドを「動物」であると批判した。ホワイトハウスの報道官ショーン.スパイサーはヒットラーさえ化学兵器を利用しなかったとコメントした為、アン.フランク.センターはトランプ大統領にスパイサーを即時解雇するよう要求した。11日、ペンタゴンで記者会見が行われ、国防総省はISISとの戦いがトランプ政権の優先課題であると述べた。今日モスクワを訪問している国務長官レックス.ティラーソンは米国ロシア間の関係が悪化していると表明した。シリアの化学兵器殺戮と米国ミサイル発射の騒然たる余波は当分止む気配がない。

トランプ氏は11日、フォックス.ビジネス.ニュースのインタビューでシリアに深く関与する計画はないと語った。シリアは致命的な化学兵器を利用し国民を殺害した為、ミサイル攻撃したことを擁護し「私は彼らがガスを使っているのを見ると、何かをしなければならなりません。率直に言って、プーチンは真に邪悪な人物を支持しています。それはロシアにとっては非常に悪いことだと思います。人類にとっては非常に悪いことだと思います。アサド、これは動物です」と語った。常にトランプ氏を擁護しているスパイサーは 11日、日常の記者会見で4日シリアが化学兵器を使用し、幼児を含む約90人が死亡した事件について、シリア大統領アサドとアドルフ. ヒットラーを比較し「ヒットラーのように卑劣な人間でさえ、化学兵器を使用することはありませんでした」と語った。その後彼は、ヒットラーは「アサドが行った同じ方法で自国の人々にガスを使用していなかった」と訂正した。失言を繰り返すスパイサーは即時の辞職を求める非難に直面した。

ニューヨーク.ポストによると、アン.フランク.センターはトランプ大統領にホワイトハウスのスポークスマンのスパイサーを「すぐに解雇する」よう呼びかけた。ヒットラーが化学兵器を使用していないとのコメントは、スパイサーがホロコースト否定論者であると指摘した。センターの常務スティーブン.ゴールドスタインは「ショーン.スパイサーは、ヒットラーが何百万人ものユダヤ人を死に至らしめたことを否定することで、想像可能な虚偽ニュースの最も不快な形態であるホロコースト否定論に従事している。スパイサーの声明は、ホワイトハウスの秘書官から聞いたことがある人々のグループにとって最も邪悪な言葉である。ショーン.スパイサー氏は、現在ホワイトハウスの秘書役として奉仕するには誠実さに欠けており、トランプ大統領はすぐに彼を解雇しなければならない」とフェイスブックに投稿した。

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同日、国防総省の長官ジェームス.マティス及び将軍ジョセフ.ボテルは、ペンタゴンで記者会見を開催した。マティス長官は4日のシリアでの化学兵器攻撃にはアサド政権が背後にいることを確信していると語った。また、シリアは化学兵器に対する国際協定に違反し、自国の人々を無残に殺害したが、米国はISISとの戦いが最優先であるため、再度シリアをミサイル攻撃する予定はないと語った。また、ISISは「明確で危険な存在」であり、ヨーロッパ及び米国にとって即時の脅威であると述べ、米国の軍事政策は「米国土に究極的な脅威」をもたらすISISとの戦いであると語った。ボテル将軍は6日に発射したトマホーク.ミサイルは準備された59中57弾が実際に使用されたと報告した。また、ミサイル発射においては環境に注意を払いながら、シリアの基地施設に深刻なダメージを与えたため、非常に成功したと報告した。

今日国務長官ティラーソンはトランプ政権下での最初の高官としてモスクワを訪問し、プーチンと会談を行った。両氏会談の議題は公表されていないが、シリアの化学兵器使用、米国のミサイル攻撃など最近の一連の事件、ウクライナでのロシアの行動に対する紛争、及び米国の大統領選挙にロシアが干渉したとの米国諜報部の報告について、緊張した課題の論議が行われると予測された。12日のニューヨーク.タイムスによると、ティラーソンはロシアの外交通商大臣セルゲイ.ラブロフと会談し 「シリアに対する激しい紛争中、米国とロシアは米国の報復的ミサイル攻撃を促進したシリアの化学兵器攻撃に対する国際的な調査に協力すると合意した。ワシントンはロシアの同盟国であるシリアのバシャール.アサド大統領を非難し、モスクワはシリアの反政府勢力に責任がある」と主張した。プーチン大統領及びティラーソン長官は世界最高レベルの軍事力を誇る両国が相互「関係を救うことが可能であるか」を確認するため約2時間の会談を行った後、記者会見を行った。プーチンとトランプ政権下の官僚メンバーとの対面で、米国大統領選に干渉したロシアに対する疑惑も漂っていた。ティラーソンは「両国間の信頼のレベルは低い」と率直に述べた。

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トランプ氏及び彼の政権はシリアでの化学兵器使用をロシアが事前に知っていながらそれを隠蔽したと批判している。この非難は今日ロシアを訪問している国務長官ティラーソンも同様に表明している。加えて、米国国連大使のニキ.ヘイリーも「私は彼ら(ロシア当局)が知っていたと思います」とCNNのインタビューで語った。キャンペーン当時から親ロシア方針をアピールしたトランプ氏の態度に多大な変化があることを示唆した。特に1月20日大統領に就任した頃に比較し、米ロシア関係はほぼ大幅に逆転した。議会及びF.B.Iはロシアがトランプ氏を勝利させるためトランプ陣営がロシアと共謀したかどうかを調査しているが、その焦点をぼやかすため、トランプ大統領がシリアで化学兵器虐殺を命令したとの陰謀説が浮上した。また、プーチンはトランプを助ける為、化学兵器大虐殺を命じ、トランプのミサイル攻撃を誘発したとの別の陰謀説もある。トランプ氏の子息エリック.トランプは、テレグラフとのインタビューで、彼の父は可能であれば、米国は「他の大国と親しくなる」ことを主張だけであり、ロシア政権とのリンクは「馬鹿げている」と語った。また「シリアが何かをしたことがあれば、それはロシアとの結びつきがないことを検証することだった」と主張した。複数の専門家は、シリア情勢及び軍事的知識のない素人の発言であるとしてエリックの主張を却下した。

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