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ドナルド.トランプ氏は大統領就任後から2月初旬までに 50以上の判例で告訴されている。ここ数日間で報告されている主な訴訟は3件あり、その最初は集会で暴力を誘発したケース、利益相反によるビジネス団体による申し立て、及びオバマ政権下の移民法DACAで保護されているドリーマーが強制送還された事件において情報自由法に違反した判例である。いずれもトランプ大統領及びトランプ政権の言動及び慣行に問題があることを示唆している。

2月3日NBC ニュースによるとトランプ大統領は1月20日の就任直後から 2月1日までに17州で52件の連邦判例による訴訟に直面した。これは米国裁判所行政事務所の記録に基づいている。トランプ氏は過去50年間で3,500件以上の裁判記録があることで有名であるが、前代大統領に比較すると二週間以内に52件とは驚異的である。1月20日から2月1日までの期間にオバマ大統領は3件あり、ジョージW.ブッシュ及びビル.クリントン大統領はそれぞれ4件あった。この期間のトランプに対する起訴はイスラム教国からの移民禁止令で裁判所が命令した判例及びビジネス関係者によるトランプに対する利益相反の判例が圧倒的に多い。

2016年3月、ケンタッキー州の集会で3人の抗議者は2人の男性に襲撃されたと非難している訴訟で、トランプが集会中に抗議者を追放することを命令し、暴力を扇動したと主張している。この時の暴動と「彼らをここから追い出せ」とトランプが指令した瞬間のビデオが公表された。18日のCNNによると、2016年のキャンペーン中、抗議者が暴行を受けた際、トランプ氏がその暴力を誘発したと主張した訴訟について、トランプはホワイトハウスを獲得した現在、彼を訴えることは出来ないと主張している。14日に提訴された裁判で、トランプの弁護士は「トランプ氏は米国大統領であるため、訴訟からの免責があります。トランプ氏は手続きに従う必要はありません」と主張した。トランプの弁護士は「トランプは警備員に話したのであり群衆にではない」と主張したが、連邦裁判官は既にトランプが暴動を誘発しているため、訴訟を進めることを許可した。専門家はトランプ政権が免責論議を正当化するのは難しいと述べた

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18日のロイターによると、非営利団体のウォッチドッグCitizens for Responsibility and Ethics)は、外国政府からトランプ.ホテル及びレストランに支払いを受けていることで憲法に違反するとして、トランプ大統領を以前告訴した訴訟を拡大した。18日マンハッタンの米国地区裁判所に起訴された修正版の訴訟は、全国的に知られているシェフのトム.コリッチオ及びアリス.ウォーターズを原告側の代表としてレストラン.グループを追加した。1月に起訴された最初の訴訟はメリットがなかったが、トランプ氏は今回4月21日までに応答することが期待されている。修正版の訴訟は、彼の二人の子息エリック.トランプ及びドナルド.ジュニアに日々の管理を譲渡したにも関わらず、トランプは「ビジネス帝国の所有権を維持することで、議会の承認なしに外交政府から様々なギフトを受けることを禁じている憲法のエモュウメンツス条項に違反した」ことを明白にしている。200以上のレストラン及び25,000の労働者を代表するレストラン機会センター(ROC)のメンバーは不適切にビジネス、賃貸、及びチップをトランプの競合ビジネスから奪われた結果になっていると述べている。告訴は、外国政府が「トランプのビジネスをひいきにすることでトランプからの見返りを期待する」場合、原告側は損害を被っていると主張している。トランプは中国の「一つの中国」政策を認めることと引き換えに、中国はトランプのトレード.マークを認可した。トランプの就任以来、そのような事が起きている。ホワイトハウスの報道官ション.スパイサーは、なぜトランプは中国の「一つの中国」政策の立場を変えたのか、またその代わりに中国から何かを得たかどうかを聞かれ「大統領は常に何かを得ます」と答えた。

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オバマ前大統領により大統領令で制定されたDeferred Action for Childhood Arrivals (DACA) プログラムはまだトランプ政権下で維持されている。23歳のモンテス.ボヨルケスはこのDACAプログラムで保護されている750,000人の一人である。ワシントン.ポストによると、9歳の時米国に連れてこられたモンテスは強制送還された最初のドリーマーであり、外傷性脳傷害を受け認知障害を訴えている。司法省長官のジェフ.セッションズは19日フォックス.ニュースで「DACAの登録者は標的にされていない」と述べ、この人物がなぜ拘束されたのか分からないと語った。しかし、セッションズは米国に不法滞在する人々は追放される政策があると語った。2月19日、モンテスは米国国境で逮捕され拘禁された。国土安全保障省(DHS)の広報担当者デービッド.ラパンは彼が逮捕された時のインタビューで、モンテスはDACAの地位を受けていたとは言わなかったと述べ「例えモンテスがDACAの地位を報告したとしても、不法に米国を離れ米国に再入国することで継続的在住の地位条件に違反していた」と付け加えた。モンテスの弁護士らは18日、連邦政府が彼を突然除去した全ての情報を提供するよう要請し、情報自由法(Freedom of Information Act )下で、FOIAが「無視された」理由により訴訟を提起した。しかし、19日 国立移民法センターのロサンゼルスの弁護士ノラ.プレシアドは DACAを保持しながら自発的に国を離れることはしていないとのモンテスの主張を伝え「我々は彼を信じる」と語った。ラパンは、モンテスが2016年に万引きの有罪判決を受けたと指摘したが、彼の弁護士は「バックグラウンド.チェックの対象となる彼のDACAの地位には無関係である」と主張した。モンテスは短期間に二回強制送還されている為、これは二回目であると主張した。しかしDHSはこれが確認された初めての追放であると述べている。現在、少なくとも10人のDACA保持者が連邦監督下に置かれている。

上記の裁判例は全て未解決であるが、いずれも慎重性と人道性を含む説明責任にかける結果として起きていることが共通点であるように思われる。昨年12月トランプは台湾の新大統領と電話交信し、「一つの中国」政策を掲げている中国を悩ましていた事実がある。しかし、今年1月20日の就任後、中国でのビジネスにトランプのブランド名を認可することで、米国が台湾の独立を認めない立場を取る取引が影で行われていたことを示唆している。トランプ及びイバンカはホワイトハウスでオープンにビジネスを促進していることは既に知られている。モンテスの強制送還の判例では、双方の主張に複数の相違点があるが、この追放は秘密で実施されたと見られている。しかし、DACAの保持者は名簿があるため、万引きの記録があるなら簡単にターゲットになりやすい。オバマ政権下では、重度の犯罪者をターゲットしていたが、トランプ政権下ではDACA保持者は重視されておらず、対処が異なっていることを示唆している。多数の側面で、前代未聞の腐敗が報告されているホワイトハウスを監視しているウォッチドッグ、正義感の強い複数のジャーナリスト、及び法律専門家は米国の民主主義が危機に直面していることを懸念し始めている。

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