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上院議会は昨日、ドナルド.トランプがFBIディレクターを解雇した後の混沌下で、メタンガス排出規制を撤廃する法案に投票したが、通過に至らなかった。これは、オバマ政権下の気候変動規定を含む多数の規制を削除することを奨励したトランプ大統領令の一部である。従って、オバマ政権下で昨年11月に完了した規制は生存した。トランプ大統領は、上院議会で最初の重要なテストに失敗したことを意味する。

これは土地管理(BLM )規定に関連する法案であり、連邦土地での岩層を破壊する水圧破砕により石油およびガスを抽出するフラッキングを禁じている。その規定は森林、魚類および野生生物部門が管理する土地を含む連邦およびインディアンの鉱物資源の7.5億エーカー以上の地下に適用される。BLMには化学物質の開示、健全性、水質管理の3つの主要な規定が含まれている。例えば、事業者は、名称、目的、使用される化学物質を特定する必要があり、フラッキング場所の地質学的情報提示など様々な規定が含まれている。石油やガス会社はコストがかかるこのような規制は不要であるとして、この規制を撤廃することを強く要求していた。規制に従うためにはコストがかかるとの主張は理解できるが、コストのみが理由で全ての規制を排除することは賢明な結論ではない。むしろ、天然ガス漏れ事故の被害も相当なコストがかかる事を計算する必要がある。

10日上院議会で行われた投票で、アリゾナ州米国上院議員ジョン.マケイン、サウス.キャロライナ州のリンジィ.グレイアム、メイン州スーザン.コリンズ三人の共和党議員は、反対票に投じた48人の民主党に加勢した為、通過に必要な51票に2票不足した。連邦政府の土地で石油、ガス、メタンの排出を制限するオバマ政権の規定を抹消する決議を拒否した為、トランプの政策に反する結果となった。議会はオバマ時代の多数の規制を廃止する為、稀に利用される 1996年制定の議会審査法(CRA)を利用して投票を行った。下院議会では2 月に通過したが、驚くことに、大分遅れた上院の投票で不成功に終わった。CRAは政府機関によって発行された連邦規制を見直す為、共同決議を経て規制を却下する為の権限を議会に与える法律である。トランプ政権下で、気候変動政策の弱体化及び環境汚染の悪化を懸念していた環境保護団体はこの結果を非常に歓迎したようである。また、清浄な水および空気を維持する為の規制が低迷する懸念を抱いていた一般国民にとっても安堵するニュースである。

トランプ政権は大統領を含めて、重要な部署で気候変動科学を拒否する人々がコントロールしている為、気候変動、環境問題の戦いはまだ終わっていない。先月環境保護庁(EPA)はそのウェッブサイトから気候変動の公共用オンライン.サイトを削除したため、EPAの元長官ジナ.マッカーシーはテレビ.ニュースを通して公的に批判した。彼女は、国民は連邦税を支払っているため、国に属する情報を閲覧する権利があるにも関わらず、前代未聞の行為であると嘆いた。幸い、オバマ政権下で貢献した多数の科学者は気候変動のデーターを全て保存している。トランプ就任以来、議員らはタウンホール集会、抗議活動、電話、メール、誓願書を通して、彼らの有権者による多大なプレッシャーに直面しているが、両院で共和党が多数派であっても、全ての共和党議員がトランプの全ての議題に同意しているとは限らないことを示唆した最初の重要なテストである。

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