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FBIディレクター.ジェイムス.コミを解雇した後、1月にコミと食事をしたトランプは彼に忠誠を要請したと ニューヨーク.タイムスが伝えた。しかし、そのコミの同僚が語っている内容とは正反対の事を主張しているトランプは先週、両氏の会話を収録したテープがある事を示唆するツイートを投稿した為、火に油を注ぐ結果になっている。トランプはコミを脅迫していると多数のメディアは批判した。超党派の議会はテープを提供するよう要請し始めた。皮肉にも、トランプ陣営とロシアとの調整に関する捜査は、益々エスカレートしており、1974年に弾劾に直面したリチャード.ニクソンより深刻であることを示唆している。

12 日午前8時26 分、トランプは「ジェイムス.コミが記者に漏らし始める前に、我々の会話のテープはないことを望んだ方がいい」とツイートした。これには多大な反響があり、一部の批評家は1月27日の会話を収録した秘密のテープがある為、 語り始めた場合、そのテープを公開すると脅迫していると分析した。しかし、ホワイトハウスの報道官は大統領執務室またはホワイトハウスの何処かに盗聴装置があるかどうかの記者の質問には答えなかった。解雇事件直後から報道官のション.スパイサーは記者会見に現れず、副報道官のサラ.ハッカビーに対応させている。1970年代のウォーターゲート.スキンダルより複雑で始末が悪い。リチャード.ニクソンは彼の側近の隠蔽を捜査していた特別検察官アーチボルト.コックスを解雇するよう当時の司法長官エリオット.リチャードソンに命令したが、リチャードソンはニクソンの命令を拒否し辞職した。同じ命令を受けたウイリアム.ラッケルズハウスも名誉の辞職を選んだ。また、会話の内容を秘密裏に録音されたテープがあることを否定し、引き渡すことを拒否したことがニクソン大統領を辞職に追い込んだ結果になった。トランプは前代未聞の最悪のツイートを投稿したため、大統領としての立場を自ら悪化させている。

大統領には彼の政権下の高官を解雇する権利はあるが、皮肉なことに、専門家は選挙に干渉したロシアとトランプまたは彼のキャンペーンとの調整があったかを捜査しているFBIディレクターを解雇した事実は、明らかに司法妨害であると指摘している。2009年からオバマ政権下で南部ニューヨーク地区の米国の弁護士であり、トランプ就任後、仕事を維持できると言われていたプリート.バララはロシアの資金清浄のケースを捜査していた。米国の銀行がロシアの資金清浄に関与しているかどうかを捜査していた彼は3月11日突然トランプに解雇された。これはトランプがロシア関連の捜査をする人物を解雇した前例である。不運にも、コミとの会話を録音した秘密テープがあることを示唆したメッセージは恐喝に匹敵すると指摘されている。CNNによると、コミの同僚はコミが「テープの存在を希望している」と反応している。保守系のW.S.Jは13日のツイートで 「ドナルド.トランプの複数の従業員は、彼は時々トランプ.タワーで電話での会話を録音すると述べている。バララは同日、これに反応し「明らかにドナルド.トランプはトランプ.タワーに彼の盗聴を持っている」と投稿した。

超党派の議員らは、そのテープを議会調査委員会に引きわたすようホワイトハウスに要請し始めた。14日のワシントン.ポストによると、共和党及び民主党議員はトランプがテープを保持しているのであれば、それを議会に提出する必要があると述べている。及びコミとの個人的会話が収録されたテープがあることを示唆したトランプの発言を受けて、記者らはそのテープについて追求しているが、ホワイトハウスは録音システムの存在を確認していないかまたは否定している。今日、NBCニュースMeet the Pressでサウス.キャロライナ州の米国上院共和党議員リンジィ.グレイアムは「この会話のテープがあれば、彼らは提出する必要があります」と語った。元連邦検事であるユタ州のマイク.リー米国上院共和党議員は、今日のフォックス.ニュースで、このような録音は議会に引き渡す必要があり、召喚されると予測し「恐らく不可避です」と語った。録音システムを構築するトランプの決定について質問され「必ずしも最善の着想ではない」と述べた。

先週、トランプがテープの存在を暗示した直後、上院司法委員会の上級メンバーであるカリフォルニア州のダイアン.フェィンスタインは既にコミ解雇の公聴会を開催することを主張し、解雇理由を工作した副司法長官ロッド.ローゼンスタインが特別検察官を指名しない場合、彼は辞職するべきであると主張した。民主党リーダー達はテープの存在を明確にしない場合、公聴会に召喚される可能性がある為、テープがあるなら即時議会に提供するよう求めている。ニューヨークの上院少数派リーダーであるチャック.シューマーは今日CNN のState of the Unionで、テープを破壊した場合「法律違反」であるが、議会及び捜査官にそれらを手渡すべきであると述べた。「テープが存在しないのであれば、彼はジェイムス.コミ及び誤解を与えたアメリカの人々に謝罪するべきである」と語った。上院調査委員会の副議長である上院議員マーク.ワーナーは「絶対的に」トランプを召喚すると述べ「これらのテープが存在する場合、不思議に消えることはない」と語った。下院諜報委員会の副議長であるアダム.シフはそのような記録の召喚を「絶対に求めるだろう」と語った。

トランプが一年以内に弾劾されると予測したワシントンD.Cのアメリカン大学政治歴史学者アラン.リックマンは、トランプが「今、間違いなく弾劾される可能性がある」と12日Newsweekに語った。教授は「 恐らく、彼は既に司法妨害し、既に外国の政府からの贈り物を受け取ることを禁止している憲法の報酬条項に違反している。私は彼を今弾劾すべきだとは言っていません。私は弾劾捜査を求めています」と述べた。大統領に直接関連があるかも知れないケースで捜査を進めているFBIディレクターのジェイムス.コミを大統領が解雇し、次に会話録音テープがあることを示唆した点で、幾分ウォーターゲートと類似している。しかし、トランプのケースは大統領が腐敗したロシアに関連している可能性があるため、国土安全保障の側面で、ニクソンより深刻である。トランプはリックマンの予測どおり、一年以内に弾劾または辞職に追い込まれる要素があるが、⑴ 2020年の大統領選まで議会はトランプを放置する。⑵ 副大統領マイク.ペンス及び議会は憲法修正第25条に基づき、精神的不安定を理由にトランプを除去する。⑶ 下院が弾劾し上院が有罪を宣告する。⑷ ニクソンと同様、弾劾される前にトランプは辞任するなど、4つのシナリオが考えられる。

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