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トランプ大統領に9日解雇された元FBIディレクターのジェイムス.コミは近々公的に証言する予定である。トランプはコミを解雇した翌日、ロシアの外交官二人を招待した大統領執務室で、解雇の理由が「多大なプレッシャー」であったことを告白し、コミを「狂人」と呼んだことでベテランの共和党議員にさえショックを与えた。また、その日テロリズム戦略に関する高度機密情報さえ漏らした。これらはホワイトハウス内での個人的または秘密の会話情報が次から次に漏れている最新の例である。その漏れの根本的な要因を追求せず捜査のみを強調しているトランプは3月、オバマ大統領が盗聴したと根拠のない発言をした。複数の専門家は、頻繁に情報がメディアに漏れる原因がトランプ自身にあることを示唆した。

次から次に個人的会話または秘密の情報が漏れている現状で、ホワイトハウスの報道官、トランプ側近、及び一部の官僚らは次から次に報道される情報を否定するというパターンがあるため、米国民はもはや政権に対する信頼を失っている。コミを解雇した後、トランプはロシア外相セルゲイ.ラブロフ及びロシア大使セルゲイ.キスリヤクに「プレッシャーが緩和した」と述べ、コミを「本物のナッツ.ジョーブ(狂人)」と呼び「ロシアのために大きな圧力に直面していた」が「それは外された」とコミを解雇した決断について語ったことを 19日ニューヨーク.タイムスが最初に報告した。複数の情報筋はコミの解雇をロシアに「自慢した」と伝えている。21日保守派のワシントン.タイムスによるとこの状況にショックを受けたアリゾナ州米国上院共和党議員ジョン.マケインは同日のフォックス.ニュースでのインタビューで「なぜ誰かがそういうことを言うのか理解できないので、私はほとんど言葉を失いました」と語った。また「コミ氏は高く評価されていたので、私はそれを説明することはできません。私はそれが賢明なことだとは思いません。正直なところ、大統領の行動を多く説明することはできないです」語った。

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先週ニューヨーク.タイムスは、トランプがロシア二人の外交官に漏らした機密情報の情報源はイスラエルであると報告した。22日イスラエルを訪問しているトランプは、イスラエル首相ベンヤミン(英語発音:ベンジャミン)ネタニヤフとの合同会議で記者団に「イスラエルという言葉も名前も言っていない」と語った。今日、CNNはトランプには機密情報を話すことはできないと「世界に証明した」と解説した。また、トランプは2月に解雇した元安全保障顧問のマイケル.フリンと連携を取っていることが報告されている。フリンは議会及びFBIの主な犯罪捜査の対象になっているが、彼は憲法修正第5条に基づき 4月28日の手紙で公聴会を召喚した上院委員会の要請を却下したことが今日判明した。フリンは以前告訴しないことを条件に証言すると申し出たが、上院情報委員会はその条件を却下した。また、ホワイトハウスの事情に精通した情報関係者は、大統領選に関与したロシアとトランプ陣営との調整があったかどうかを捜査しているFBIに深い関心を持ち、調査を真剣に見ている人物がホワイトハウスに存在し、その人物はトランプに近い上級顧問の一人であると匿名の人物が語ったことを先週ワシントン.ポストが報告した。

なぜ、ホワイトハウスから情報が頻繁に漏れているのだろうか?トランプ大統領は就任後二週間以内に、オーストラリアの首相マルコム.ターンブル及びメキシコ大統領エンリケ.ペニャ.ニエトとそれぞれ別の機会に電話会談を実施したが、ターンブルとの電話では難民に関する非難をした直後トランプは突然電話を切ったと報告された。ニエトとの会話では、メキシコには悪い輩が多数いるため米軍を派遣すると主張したと報道された。2月2日のワシントン.ポストによると、世界の指導者との通話は一部、文書の写しを利用している。従って、そのような書類にアクセス可能な複数の人物が存在する。今月、特にジェイムス.コムを解雇した翌日、ロシアの外務大臣及びロシア大使に、彼を解雇した理由がロシア問題で顕著なプレッシャーに直面していたこと、ISIS戦略に関する高度機密情報を語ったことなど、多数の秘密の会話が漏れている。12日ナショナル.リビューの保守派上級編集者ジョナ.ゴールドバーグは「この漏れは大統領自身の手作りのチームから来ている」ため、トランプは自動的に自分を擁護できないと指摘した。ゴールドバーグは、トランプのホワイトハウスには経験を積んだ数人を除き、ほとんど未経験であるため「内部統制や権限の明確なラインの衝撃的な欠如」に寄与していると幾人かの記者が語っていると述べた。また、記者らは「報道関係者との良好な関係を維持することは保険契約」であり「特に政権が脱線した場合、メディアに友人を持つことは常に役立つ」と語ったと述べ、幾人かの記者は複数のホワイトハウスの内部関係者と通じている事を示唆した。

ジョージタウン大学の応用情報の教授フレデリック.レミューは「ホワイトハウスの職員が、内部メモからのトランプの不適切な主張を打破することでダメージを牽制しようとした」と報告した5月15日のワシントン.ポストの記事を引用し、ポストはこの話をどのように取得したかと疑問を提起した。教授は、その新聞記事は「現職の米国当局者」を情報源とし、その後、記者たちは「トランプ国家安全保障チームのメンバーと緊密に協力してきた米国の元テロ対策担当上級職員である」と述べていると指摘した。つまり、米国の諜報機関に「情報を漏らす意思がある」関係者は「一人以上存在する」と解釈している。なぜ告白が始まるのか?その要因を説明しているレミュー教授は「多くの場合、彼らの指揮系統への信頼の欠如によって動機づけられている。彼らはメディアや擁護団体に情報を漏らすことによって、不正行為を誹謗し、彼らの異議を表明する。私の見解では、今日特に顕著な不正行為の一例は、諜報活動における政治的干渉です。諜報の収集や共有が政治に影響を与え、政治によって影響を受ける場合、信頼は損なわれます」と説明した。つまり、国家安全保障と法執行機関の分野を指導している教授は、大統領が国の安全保障を優先せず政治化している時、危険を感じる情報機関の職員は政府との「影響の水準を維持又は高める」ため、政敵を標的にする可能性があると述べた。

2016年の選挙をハッキングしたロシアとトランプ陣営との調整の可能性を調査しているFBIとトランプとの関係は最悪のレベルに達している。トランプが証拠もなく、オバマ前大統領がトランプ.タワーを盗聴したと主張した後、その主張を否定したコミを解雇して以来、ホワイトハウスの一連の決定によってトランプと諜報機関の間に、前代未聞の「敵意」が高まっている。ジェイムス.コミは29日のメモリアル休日後に上院諜報委員会で証言することを承諾したことが昨日公表されたが、今後もさらに緊張が続くことが予測される。トランプ氏は、最初の外交旅行から帰国後、 国内でのスキャンダルの混沌に再度突入する可能性が高い。主要メディアは 現職及び元情報機関のメンバーの幾人かに匿名で情報を提供されている事を明白にしているが、複数の専門家は、これは前例になく頻繁すぎるとして、その要因はトランプ氏が敵意を生む環境を作り出していることであると指摘した。

 

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