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元FBIディレクターのジェイムス.コミは上院情報委員会での証言を木曜日に行うが、昨日連邦諜報部門の請負業者の女性がロシアのハックングに関する機密情報をメディアに漏らした容疑で逮捕された。これは米国政治史上前代未聞の告訴に当たる。その前日、NBCの独占インタビューで、ロシアの大統領ウラジミール.プーチンはロシアが米国の選挙に干渉したとの米国の主張は幻想であると述べ、その事実を否定したばかりであるが、絶妙なタイミングでプーチンの虚偽が証明された。トランプ大統領は、大統領の特権を利用してコミの公聴会での証言を阻止しない正しい選択をしたが、ロンドンでの連続的テロ攻撃を受け、異常なほど旅行禁止令を主張している。更に、特別検察官を任命する結果になった責任の矛先を彼が指名した司法長官に向けているため、トランプは制御不能な状態であると批判されている。

米国司法省は5日、ジョージア州に拠点のある連邦政府施設の請負業者25歳のリアリティ.リー.ウィンナーが高度な機密情報であった書類を印刷した後、メディアに移送した容疑で先週末に逮捕し、昨日連邦裁判所に告訴した。米国は現在、上院及び下院、FBI、特別検察官により、2016年の大統領選でトランプを有利にするためロシアとトランプ陣営との間に調整または共謀があったかどうか、財務的側面から刑事犯罪の調査も進めているが、機密情報が漏れたことにより幾つかの新たな情報が判明した。複数の情報源を概要すると、① その機密情報を受理したインターセプト(The Intercept )がその情報を出版した1時間以内にこの女性は告訴された。② 2016年大統領選の数日前、ロシアの軍事情報機関のハッカーはフロリダの投票ソフトウェア会社及び100以上の地方の選挙職員をターゲットにしていた。③ 漏れた高度機密情報はインターセプト及びCBSニュースが取得したことを国家安全保障局(NSA)が確認した。④ ウィンナーに対する告訴は、高度な機密情報の収集、移送、及び情報防護の職務責任を放棄し、国家安全保障を脅かしたことである。⑤ 新たに漏れた情報は、ロシアのサイバー攻撃は事実上ロシア政府が米国の選挙に干渉したことを益々明白にした。

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元フォックス.ニュースのスターであったメイガン.ケリーは4日NBCニュースの主催により、ロシアのサンクトペテルブルグでプーチン大統領との独占インタビューを行った。プーチンに対する彼女の主要な質問は、ロシア政府は米国の選挙に干渉したか? 及びトランプ大統領に関する有害な情報を収集したかどうかである。米国の諜報当局はロシア政府が2016年の選挙でトランプを有利にするため干渉したと結論を下している為、ケリーの質問は単刀直入である。しかし、プーチンは応答に巧みであり、最初の質問では、米国政府も過去にロシアを含む他の複数国の選挙を干渉したと述べた。しかし、一定期間に政権は変わり、全ての大統領には栄枯盛衰がある為、干渉することには「意味がない」と答えた。また、以前、プーチンはトランプの個人情報も握っていると報道された為、ケリーは「貴方は我々の大統領に何かダメージを与えていますか?」と尋ねた。この質問にも「なぜ、我々が彼と特別な関係があるのか」と逆質問し、トランプはモスクワを訪問した時期があるが「彼とは会ったことはない」と答えた。最後の段階で、プーチンは 「なぜ、このような類いの質問を我々にする権利があると感じるのか」と聞いた。プーチンは頻繁にケリーの質問を巧みに交わすなど、さすがに訓練された元KGBメンバーであるとの印象を深く与えた。

元FBIディレクターのコミは今週8日、ロシア関連調査に関してトランプがコミの捜査を阻害したと言われている一連の論争的な問題を含む様々な証言を行う。コミは質問の内容に答えられる内容と答えられない内容があることを事前に明白にしたと先週報じられたが、多少なりともトランプの政治生命にダメージを与える話が展開されると予測されている。恐らく、通常の公聴会で見られる無遠慮な質問にも直面すると思われるが、この公聴会は前代未聞の歴史的なイベントの一つになると思われる。最近の風潮は、民主主義及び国家安全の危機に関して、ニクソンのウォーターゲート.スキャンダルを超えるものがある。共和党の委員会メンバーはトランプを打倒する意図はないようであるが、質問によってはその結果を招く可能性があるとの予測もある。特に現在各地で頻繁に見られる講義活動では、党派を超えて大多数の国民は真実を知ることを望んでいる。

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トランプはロシア/トランプ関連の調査が消えることを願ってコミを解雇したが、国民は結論に至ることを願っているため、解決するまで終わることはない。コミの証言に先立ち、明日副司法長官ロッド.ローゼンスタイン及び他複数の公聴会が行われ、その後もオバマ政権下での前安全保障顧問、前国連大使、前CIAディレクター、及びトランプの娘婿、トランプ個人の弁護士、元安全保障顧問のビジネス関係者など、幾人かの重要な参考人が委員会での証言に召喚される予定である。トランプは幾分神経質になっていると言われているが、5日ホワイトハウスの記者会見で副報道官のサラ.ハッカビー.サンダースは大統領には執行特権を主張する権限があるが「上院情報委員会が求めている事実を迅速及び徹底的に調査するため、トランプ大統領はジェイムス.コミが予定している証言に関して、行使特権を主張しません」と述べた。阻止した場合、更に疑惑が高まり喧騒的になる危険性もあるため 「正しい選択」であるとの評価もある。コミは最早彼の政権下ではないため、拘束を受けない立場から、正確な判断に基づく証言を行うことが可能である。

昨日告発されたウィンナーの事件は捜査の必要性を更にエスカレートさせる結果になっている。オバマ政権は現在ロシアに亡命しているエドワード.スノーデンを告訴できなかったため、25歳の女性に対する措置は米政治史上最初の刑事告発になる。トランプは不安な心理状態の時、多数連続的にツイートするパターンがあるように見えるが、最近、超党派の議員は大統領のツイート乱用は正常ではなく、制御不可能であると批判している。昨日午前6時半頃から少なくとも5回連続的なツイートで旅行禁止大統領令の現状を嘆き、その大統領令を保護するため戦っている政権の弁護士の援助には全くなっていないと批判されている。加えて、トランプは彼自身が司法長官として指名したジェフ.セッションズに矛先を向け、ロシア関連調査から身を引いた彼に対して怒りを表明している。コミを解雇した後、超党派の議員及び70%以上の国民は特別検察官を雇用する必要性を主張していた背景がある。これらの結果は一種の自業自得によるが、感情をコントロールできない彼に対して、今日「トランプの唯一の敵はトランプである」とコメントした批評家もいる。時代が変わったとは言え、トランプは米史上初のツイート大統領になっている。

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