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Image result for images of Senate intelligence committee on June 7, 2017

今日開催された上院情報委員会の公聴会には4人の諜報上層部の関係者が同時に召喚された。4人は前政権から継続またはトランプ政権下で新たに指名された現役の上級役員である。委員会のパネルは繰り返し、トランプ大統領はロシア関連の捜査を弱体化する動きがあったか?との質問に集中した。彼らはトランプ大統領との個人的会話の中身を語ることを拒否したため、委員会メンバーを苛立たせた。しかし、この中の一人は3月トランプ氏とのホワイトハウスでの会合で、元国家安全保障顧問のマイケル.フリンに集中していた FBIディレクターのジェイムス.コミの捜査に介入することができるかをトランプに聞かれたことを匿名者がある主要メディアに語った。宣誓下で基本的な質問に答えないという前代未聞の腐敗を示唆したトランプ政権の体制をマフィア.ファミリーと呼んだ有力者もいる。

今日上院情報委員会に召喚された諜報上層部のメンバーは上記写真の右から、① オバマ政権下で2014年 4 月から国家安全保障局(NSA)に就任し、トランプ政権下で継続しているマイケル.ロジャース、② ジョージW.ブッシュ政権下で2001年 8 月から 2005年 2月までドイツ駐在の米国大使でありトランプ政権下で国家情報(NI)機関のディレクターとしてトランプに指名され3月16日から就任しているダン.コーツ、 ③ 2005年から2017年4月までブッシュ及びオバマ両政権下でメーリランド地区の米国弁護士として奉仕し、4月27日にトランプ政権下で米国副司法長官に任命され、最近、ロバート.ミュラーを特別検察官に任命したロッド.ローゼンスタイン、④ 2016年2月オバマ政権下でFBI副ディレクターとして就任し、5月9日に解雇されたFBIディレクター、ジェイムス.コミの代行ディレクターを務めているアンドリュー.マッガビーである。今日トランプはコミの後継者を指名したため、上院議会が承認した後にマッガビーは副ディレクターに戻るかまたは辞職するかのいずれかである。

今朝東部時間9時から開催された上院情報委員会の証言者は上記の4人であるが、ほぼ全員はトランプ大統領との個人的会話を公開することを拒否した。NIディレクターのダン.コーツ及び代行ディレクターのアンドリュー.マッガビーはトランプ大統領がトランプ/ロシア関連の捜査に干渉することを尋ねたかどうかの質問に答えることを拒否した。マッガビーはコミを解雇した大統領との会話を特徴づけることは適切ではないと述べ、直接的な応答を避けた。 NSAのディレクターであるマイケル.ロジャースは大統領との会話は機密であると信じると述べた。このパネルでの副議長である民主党のマーク.ワーナーはコーツ及びロジャースの両氏に、トランプがマイケル.フリンに集中していたコミの調査に介入するよう要請したとのメディアの報道について質問した。コーツは、「公職奉仕の人生において、決して圧迫されたことはなく、政治的な方法で情報を形成することに介入の圧力を感じたことはない」と述べた。ロジャースは3年以上、NSAのディレクターとして、違法、非倫理的、及び非道徳的なことを行うための指示を受けたことはないと答え、両氏は一般的に語り、この質問に直接答えない努力をした。他のパネル.メンバーも、繰り返し同じ意味の質問を推し進めたが、結果は同じであり、委員会メンバーは「なぜ質問に答えないのか理解できない」との苛立ちを表明した。ある時点で、共和党委員会議長のリチャード.バーは 、委員会はパネルの基本的な質問にさえ答えない「証人に対して質問に答えさせる権利を行使」できると述べ、委員会は証言者に礼儀を尽くしていると静かな怒りを表明した為、証人らの表情に緊張が見られた。

この公聴会の前日6日、ワシントン.ポスト(W.P)は、NIディレクターのダン.コーツは前安全保障顧問マイケル.フレンに焦点を当てていたFBIディレクターのジェイムス.コミの捜査に介入できるかどうかをトランプに聞かれたと3月コーツの同僚に語ったことを報告した。3月20日、議会聴聞会でコミは、FBIが2016年の選挙中トランプ陣営がロシアと調整したかどうかを調べていることを明白にした。コーツは就任6日後の3月22日、複数の政府機関関係者と共にホワイトハウスでの説明会に出席した。要旨説明が終わった後、トランプはコーツ及びCIAディレクターのマイク.ポンペオを除いて全員部屋を出るように依頼した。コーツが同僚に語ったことを知っている当局者は、二人残された部屋で大統領は最初から、FBIの調査とコミのロシア/トランプ陣営の捜査に関する取り扱いについて不平を述べたと伝えた。コーツはその後、他の役人と大統領との会話について話し合い、トランプが示唆したようなコミの捜査に対する介入は不適切であると決定したことを匿名者が明らかにした。

今日の聴聞会ではこのW.Pの報告が主な上院情報委員会の質問課題であった。なぜなら、上院委員会はこの聴聞会でトランプが司法妨害を犯した可能性があるかどうかに焦点を当てていたからである。しかし、4人の証言者は法的理由及び証言を阻止する大統領特権の圧力もないことを表明しながら、コミの捜査の介入を依頼されたかとの簡単明瞭な質問にイエスまたはノーの明白な応答さえ避けた。 正直に語ることに同意した宣誓下で、証人らはその質問には答える気がしないので答えないと言っていることを示唆し、前代未聞のトランプ政権の腐敗を浮き彫りにした。トランプは彼の政権に「忠誠」を求めていることが隠れた要因かもしれないが、引退した米国陸軍大佐で元共和党国務長官コリン.パウエルの元チーフであったローレンス.ウィルカーソンは「トランプ政権はマフィア家族のようなものである」と表現した。今日の聴聞会で証人者達は、議会は我々に質問の答えを強制することはできないとの主張を暗示し、議会の権威を明らかに無視した態度が見られた。真実を求めているアメリカ人に反しただけでなく、複数の共和党メンバーさえ議会を侮辱した彼らの態度を批判し、過去にはほとんど前例のない様子に驚きを表明した。

上院情報委員会は明日証言するジェイム.コミによる8日付けの声明文を既に受理し、公式サイトに公表している。準備が整っていることを示唆したコミの証言は今日より良好であると期待されている。加えて、コミの同僚が保存していたメモも今日公表された。そのメモはコミが5月9日にトランプに解雇されるまでの期間に電話及び対面により、トランプとコミ間の会話を記録したものである。これらのメモに記載されている内容の幾つかは両氏の主張に矛盾がある。ホワイトハウスで一緒に食事をした時、コミはトランプが彼に忠誠を求めたと述べている。トランプはコミがその時の会話を暴露した場合、録音があるとツイートを通して脅していた。議会はそのテープを提出するようホワイトハウスに強く要請したが、そのテープが実際に存在したかどうかについて報道官は曖昧であった。一方、コミはそのテープが存在することをむしろ望んでいると言われていた。

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